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薔薇職人から日中、電話があった。 「陛下の目、病院で明日診て貰おう」 ということだったらしい。 俺様の目の縁に出来た「ニキビ」は 一向に治る気配がなく MILETも薔薇職人も気にしている。 俺様は全然気にならないのだが。 むしろ病院へ行って薬を処方して貰い それを毎日服用なり点眼なりされる方が よっぽど気になるぞ。 夕方、俺様とMILETがまったりしていると MILETの携帯がけたたましく鳴り響いた。 MILETの母親からだった。 どうやらMILETの兄と連絡が取れないらしい。 心配で心配で仕方がない様子の母親に向かって MILETは太平楽な口調で 「電話、変えたんじゃないのぉ?」 と言っていた。 再びかかってきた電話によると 勘違いして他の番号にかけていたことが判明したらしい。 MILETはその後兄に電話をして ことに次第を聞いていた。 薔薇職人といい、MILETの母親といい 心配性が過ぎると思うのは俺様だけだろうか。
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