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薔薇職人が夏休みであった。 朝はたっぷりと寝坊し、午後はMILETと出かけていった。 帰ってきた二人は新しい「物」のニオイをさせていた。 MILETはほくほく顔で、新しい「物」の包みを そっとベッドに置いた。 広げないかと待っていたが、いっこうにその気配はない。 代わりに薔薇職人の「物」を探ったが こちらはバッグだった。 薔薇職人は鞄持ちであるが、どれも同じような形の物で どれがどれだか、分からないほどである。 今回のは違った。背中に背負うタイプの物で ちょっと変わったデザインだった。 これで薔薇職人のポケットも綺麗になると MILETは言っていた。 果たしてそうなるかは謎である。
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