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MILETは今日も死んでいた。 鬱陶しいので、放っておいた。 俺様は、涼しい籐かごのベッドに寝ることにした。 何しろ、MILETの寝ている寝室は蒸し暑い。 今日は特に蒸し暑かった。 MILETは寒がりなので、暑いぐらいがちょうどいいのか、 それとも、単にケチなのでエアコンを入れないのか。 どちらにせよ、俺様は付き合う気になれない。 そうしたら、夕方になってMILETが起き出し、 俺様のそばにやってきた。 「陛下がそばにいないと寂しいよう」 とかなんとか抜かしていた。 だったら、さっさとしゃきっとしろ。 いつまでもだらけているな。 そう思っていたら、何か感じるところがあったのか、 MILETは「魔笛」の台本に着手した。 俺様の念が通じたのだろう。 これで、少しは人間らしい生活になるに違いない。 俺様は俺様で、のんびりやらせて貰うけどな。
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