世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2004年06月08日(火):蠢く者
俺様が水を飲もうとしていると
目の前になにやら怪しいものが、うぞうぞと動いていた。
正体を確かめようと鼻面を伸ばしたとき、
MILETが俺様の動きに気がついて近づいてきた。
とたん、その怪しいものを見つけて
大仰な悲鳴を上げた。
俺様は思わずビックリして、目を見張った。
MILETといえば、
無表情、無感動、ついでに無情な生き物である。
あんなものぐらいで(何しろ、小さな生き物だった)
悲鳴を上げて3メートルも飛びすさるとは。
余談だが、MILETのこういうときの運動神経がいいのには、
いつも驚かされる。
その怪しいものはムカデにも似ていた。
但し、大きさはムカデの十分の一程であろうか。
どこから侵入したものか、おそらく当虫がもっとも困惑しているだろう。
MILETの悲鳴に度肝を抜かれた薔薇職人が
俺様たちのいるキッチンに飛んできた。
MILETがぎゃーぎゃー騒いでいるもとである虫を
薔薇職人はあっさりとティッシュで取り除くと
丸めてゴミ箱に捨ててしまった。
…薔薇職人よ。一厘の虫にも五分の魂があるのだぞ。
MILETに言わせると
「足が沢山ついているのと、足が全然ない生き物は嫌い」
なんだそうだ。
…怖い、の間違いだろう、というツッコミは
敢えて入れなかった。
パニック状態のものに、正論を説くほど
俺様も愚かではないからだ。







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