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MILETの実家へ遊びに行った。 久しぶりの訪問だった。 俺様が「陛下」であることを 思い出させてくれる素晴らしい場所であるから 喜びが滲み出てしまったのも 仕方なかっただろう。
俺様が「世界で一番」であることは知っているが それを敢えて言って貰うのは 実に気持ちが良いものである。 MILETの母親は 俺様をいつも気持ちよくしてくれる。
ところが、である。 MILETの父親は最近隣家の飼い犬に 入れ込んでいる。 前々からそのような傾向があったのだが、 最近は特に酷い。 隣家の飼い犬になにやらおやつを与えては 撫でくり回しているようだ。
挙げ句の果てには、その「犬クサイ」手で 俺様を撫でようとしたのである! 俺様は丁度気持ちよくうたた寝をしていたときだった。 その至福のひとときを邪魔されて 大人しくしている俺様ではなかった。
しかし怒った俺様を見て MILETの父親は何を勘違いしたのか 非常に嬉しそうだった。 …俺様が嫉妬したとでも思ったのだろう。 MILETの親だからな。
俺様は、ここに厳重に抗議する。 眠り鼻の猫に 断じて刺激臭を嗅がせるべからずだ!
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