世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
MAIL:HOME

My追加

2003年10月05日(日):愛の証
薔薇職人が、後頭部にコブを作った。
MILETが理由を問い質すと

「ビートルのドアに、頭ぶつけた」

とだけ、答えた。

薔薇職人は、
休みの日となれば、毎回クルマを磨いている。
その様子をMILETは冷笑を交えつつ

「あんまり磨いてばっかりいるから、そのうち塗装が剥げるよ」

と言っている。

そんな薔薇職人の「後頭部」に
コブが出来たのである。
普通にクルマを磨いている分には、
ドアで後頭部を激しく殴打するような事態は
想定しづらい。
MILETが一緒に作業をしているならば、
あのMILETが「誤って」薔薇職人がいることを「失念し」
ドアを開け放して、薔薇職人の後頭部を強打、
といった事はあり得そうだが。

夜、寝る前にMILETがしつこく真相を聞き出したため、
事の経緯がはっきりした。

つまり、こういうことである。

車内を掃除していた薔薇職人が、
「どういうわけか背中から」車外に出ようとし、
ビートルのドア枠に
後頭部をぶつけた、というわけである。
おそらく、他のことに気を取られていて
自分の身長とビートルの車高の差が
計算できなくなったのだろう。

真実を聞けば、ありがちな過ちである。

しかし、ここからが薔薇職人のおかしいところだ。
羽毛の枕でさえも、傷に障ると言っていたクセに、

「この傷はビートルとオレの愛の証だ」

と、抜かし腐ったのだ。
流石の俺様も、脱帽だ。







↑vote↑
My追加