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毎年、MILETが楽しみにしている夏の行事がある。 それは 「富士登山駅伝」 である。
御殿場から霊峰富士の頂上まで駆け上り、 また、駆け下ってくるという 豪快な駅伝である。 毎年自衛隊のチームが優勝をさらっていくのだが、 大学チームも 今年はなかなか健闘していたようだ。
この駅伝の見所は 走って富士山を一気に登るという 無茶苦茶な企画はもとより、 その富士山の砂地を 駆け下りてくるという「危険」なところだ。 急斜面、しかも足元は不安定な砂地。 当然のことであるが 不格好な人間の体には無茶な行為だ。 転げ落ちるように走ってきて、 次のランナーにたすきを渡すのだが、 どうやって止まるかが 勝敗を分ける。 中には転んでしまうものもいるし、 もっと悪ければ 次のランナーを通り越してしまうこともあるらしい。
MILETがこの駅伝を見るのは なにも駅伝が好きだからではないらしい。
「いや、ね。毎年なんとなくテレビつけると、やってるのよ」
…楽しみにしていたわけでは なかったのだな…。
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