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笑いについて語ろうと思う。 笑うことにより 人間は猿と区別されるとある哲学者が言ったらしい。
笑いという行為は 人間独自のものであり、他の動物は決して為さない。
人間の哲学者は 本当にはずかしげもなく、いけしゃあしゃあと とんでもないことを言うものだ。 もっとも人間の哲学者というのは 己の中の理想郷に住まうような人物を差すらしいが。
笑いという文化というのは 確かに人間独特のジャンルかも知れない。 お笑い芸人がテレビでもてはやされ 或いは映画でもコメディーが売れる。 常に新しい快楽を求める人間は 笑いの中に快楽を見いだしているに違いあるまい。
適宜な笑いは 人生を豊かにし、また、輝かせるそうである。
さて。 ここではっきり言っておこうと思う。 俺様が知る限り、猫も笑う。 馬もおそらく、笑うに違いあるまい。 他の動物は、確かに人間ほど表情筋が発達していない。 だから笑いという表情を 人間ほどあからさまに表現できないだけなのである。
人間は 自分たちが動物を笑っていると思いこんでいるようだが その実、常に他の動物たちに笑われていることを 忘れてはならない。
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