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拙宅に置いて秋の風物詩と言えば 何も秋薔薇に限ったことではない。 芸術の秋と並び称される 食欲の秋にふさわしい、食べ物の話もある。 もっとも 俺様にはあまり関係がない人間ども限定の話だが。
拙宅にはダッチオーブンという 真っ黒な鉄の鍋がある。 真夏には殆ど活躍しないのだが 秋、冬はこのブラックポットが薔薇職人を 料理人へと変貌させるのだ。 この鍋は 材料を鍋に適当にぶち込んでおけば 勝手に美味しい料理に仕上げてくれるらしい。 その証拠に、 今夜はカレーだったのだが 料理の途中で薔薇職人は歯医者へ出かけてしまった。 その後をMILETが引き継ぐのかと思っていたら、 ヤツはゲームをやっているだけだった。 途中、一度だけ鍋をかき回していたが。 それなのに、薔薇職人が歯医者から戻ると 食卓にはちゃんとカレーが並べられたのである。 なんとも便利な鍋だ。
この鍋が去年はスタッフドターキーを作った。 今年のクリスマスにも 活躍することだろう。
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