世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2002年07月30日(火):毛繕い
最近俺様の背中辺りに、
違和感があった。
それをMILETは察知していたようだ。
勿論、俺様にも分かっていたが、
特に痛みがあるわけでもなく捨て置いていた。

しかし、今日のMILETは
鬼手仏心宜しく、その違和感を取り除くと
決めていたらしい。

夜のまったりとしたひととき、
俺様がうとうとしていた時である。
MILETがやおら俺様を抱き上げると、
陋屋で唯一「昼白色」の明かりがあるピアノの部屋へ
連れ込んだ。
そしてピアノの上に俺様を据えると、
その違和感の原因を探り出したのである。

なんのことはない。
毛が一束もつれていただけだった。
俺様の毛繕いが不完全であったのか、
それともMILETか薔薇職人が口にしていた何かが、
俺様の背中に落ちたのかは定かではない。
MILETは丁寧にその毛束をほぐすと、
今度はブラッシングを始めた。

毛繕いは俺様達猫族の楽しみの一つである。
それを奪うようなブラッシングという儀式を、
俺様はあまり好きではない。
しかし
今回は俺様のミスでもあるので、
イヤイヤながらも受けることにした。

それにしても、
アイスクリームだの、甘い飲み物だのを口にするなら、
こぼさないようにするか、
或いは俺様がどこにいるかを把握した上で、
賞味して貰いたいものである。







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