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今日もMILETは 俺様を置いて夜遅くまでほっつき歩いていた。 なんでも遠くまで 美味い鶏肉にありつきに出掛けたという。 つくづく、卑しいヤツだ。 帰ってきたMILETは 見慣れない紙袋を持っていて、 それから見知らぬ匂いが漂っていた。 「今日ね。風千さんとね、水牛さんに会ってきたんだよ」 と、かなり上機嫌で俺様に報告した。 ほほう。 メスだけの食事会というわけか。 よもや、俺様の陰口でも叩いていたのではあるまいな? 「陛下は特別だねぇって、お二人とも仰ってたわ」 当たり前である。 この世の中に特別でない猫が、いるわけがあるまい。 今日あったことの事情聴取は、 明日ゆっくりするつもりだ。
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