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今日も良い天気であった。 MILETに命じて庭の薔薇の様子を見に 外へ出た。 そこへ風体の怪しい男がやってきた。 男は 「N○Kのものだけど受信料未納なんですけど」 とかなんとか言っていた。 MILETの機嫌が悪かったのは男にとって不幸だった。 「その受信料は強制ですか」 「いや、強制って訳じゃないけど」 「じゃ、払いたくないのでN○Kの送信を止めてください」 「それは出来ない」 「テレビがN○Kを受信できる状態なら払うんでしょ」 「そう」 「じゃぁ止めていただかないと」 「それはできないんだよね」 「それって強制なんじゃないですか」 「いや強制って訳では」 以上のような問答が何度か繰り返された。 男はこのような論法にやられたことはないのだろう。 全くディスカッションになっていない。 終いにはMILETが論戦を打ちきった。 「私には支払い能力がないので夫がいるときに連絡を」 その言葉に男は明らかにほっとしたようである。 気の毒なことだ。 MILETも受信料ぐらい払ってやればいいものを。 しかしMILETの言うことも一理あるような気もする。 現在では多チャンネル化が進み、 CATVやCSやらといった受信形態が増えてきた。 それらを受信するに当たっては、当然受信料を支払う。 しかし受信するしないは個人の決定に任されているのだ。 受信したくないものを受信させられて、 挙げ句には金を払えと言うのは確かに不躾な話である。 まぁ、MILETも金に苦労していなければ 受信料の一つや二つ、即支払うのだろうがな。
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