”BLACK BEAUTY”な日々
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2006年05月29日(月) おかしな日本語

昨日はスタジオだった。我々がいつも利用している小岩のMセカンド。
ちょうど我々の時間の前にエルカホンが練習していた。
ギターボーカルのマサル君と話をする。
この日記を読んでくれているとの事。特にバンドメンバー募集のくだりが面白いとの事。
8月にはM7でワンマンが待っている彼等、楽しみにしています。

この日記、結構意外な人が読んでくれていることを知る事が多い。
一応全世界に発信しているわけだから、駄文は書けないと改めて思った。

前にも触れた通り、我々のバンド練習ではエアコンをつけない。
その為、当然の事ながら大量に発汗する。だからタオルと着替えのシャツの二つは欠かせない必需品となる。

練習も中盤を迎える頃になると、意識がフッと消えそうになる。
後で録音したMDを確認すると、もはやロジカルな会話は全く影をひそめ、擬音中心の「サル以上、人間以下」の会話が展開していた。

「そこ、ダカダカダカダカ、ジャッジャッーンって感じで」
「はい、ドゥタタドゥタタ、ドッパーンでいいですかね?」

他にも、ジャキーンとかボコボコとか三十路を過ぎた男達の原始的なコミュニケーションが続く。

バンドを経験した事のない方にご説明すると、作曲者が作ってきた楽曲を他のメンバーに伝える方法は2つある。

1.MTRという機械を使って、ギター、ベース、ドラムなどの入った曲の完成品を聞かせる

2.その場でギターを弾きながら歌って聞かせる。

俺は1の手段は使わない。というか使えないのである。一応、MTRは持っているんだけど、使い方がさっぱり分からない。MDをウォークマンを操作するのに結構時間がかかる俺が、デモテープなど作れるわけがない。

よって、頭の中でイメージを作り、ギターでジャカジャカやりながら、メンバーに伝える事になる。2の手段だ。
そしてメンバー同士であーでもないこーでもないとやりながら楽曲を完成させていく。

従って、俺の意図するところをメンバーに伝える時は何らかの言語、用語を用いなければならないのだが、俺は機械オンチの上、音楽理論もさっぱり分からない。だから唯一頼れるのが「擬音」なんである。
正直、擬音には知的なイメージがない上、サウナと化したスタジオでは奇跡的なコミュニケーションが行われる。そうやって曲は少しづつ育っていく。

あ、後着替えが必要なのはシャツだけではなかった。下半身も相当に発汗しているので、次回からはいったんGパンを脱ぎ、半ズボンで練習する事にした。下着、靴下も同様に、持って行こうと思う。

これでスタジオにシャワールームがあれば完璧なのだが、そんな設備投資をしているスタジオなんてあるわけがない。

これから気温も上がってくる季節を迎える。
「発汗量が尋常でないので解散」なんて悲劇を迎えない為にも、気を引き締めていこうと思う。


JIN |MAIL TOThrill freaks offcial web.

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