”BLACK BEAUTY”な日々
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2006年04月18日(火) 再生 その七

現在のところ、ドラマー候補者は2名。いずれもベーシストがネットのメンボサイトで見つけてきた人物である。

ドラマー候補暫定1位は「ソフト君」。「ガリガリ君」の姉妹品ではない。
立派な人間である。
ネットでソフト君のプロフィールを見てみる。

「60年代のMODS等、シンプルなロックを好みます」

WHOとかKINKSが好きなら結構合うかもしれない。
ソフト君をスタジオに招いた。

ところがこのソフト君、よくよく話を聞いてみると、「ソフトロック」が一番好きだという。ソフトロックというジャンルは俺も全然詳しくないが、簡単に言うと「カーペンターズ」に代表されるジャンルらしい。

というわけで、彼はキースムーンではなく、むしろ全く逆のドラマーだった。
とにかく音が小さい。繊細なオカズが俺のマーシャルで一瞬のうちにかき消されてしまう。
試しに彼に尋ねてみた。

「今、結構力を抜いて叩いてる感じ?」

「いえ、緊張で結構力が入ってます」

力が入ってこの音量って事はリラックスしたら、もっと小さくななっちゃうのだろうか。

さらにソフト君は1曲終わるたびにノートに何やら書き込んでいる。
多分、曲の構成とかをメモしていると思われるが、それだったらMDで録音したほうが早いのではないのだろうか?
それにロックにノートは組み合わせ的に有り得ないと思う。

他方、暫定2位は「ハーレー野郎」という人物。
「ベルボトムやブーツカットの似合う人達とバンドがやりたい」
プロフィールにはそう記されていた。
ちなみに好きなドラマーはミッチミッチェルとボンゾ。
少なくとも音量の問題はクリアーしていると思われる。

その「ハーレー野郎」と土曜日にスタジオ入りする予定。
俺もブーツカットで挑む予定。



JIN |MAIL TOThrill freaks offcial web.

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