”BLACK BEAUTY”な日々
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Boogie
『残りあと二曲!』
ライブハウス等でライブを見ていると、よく聞えてくるMCの一つである。 Thrill Freaksも残りあと二曲の場面で、似たような事を言う。 で、大抵「そのバンドを象徴する楽曲」を最後の二曲に持ってくる。
この現象をバンド側、お客さん側の双方から考察すると・・・。
【バンド側の意識】 ・ラストは盛り上げなきゃいけない。紅白歌合戦を見ろ。 ・でもって、次のライブに一人でも多くの人を呼びたい。特に新しいお客さん。
【お客さん(たまたまそのバンドを見た人)の意識】 ・「ああ、終わるのね・・・」
嗚呼、悲しきこの温度差。この男女間にふと現れる深く、暗い溝にも似た温度差を埋めるべく、世界中のバンド達は忍び難きを耐え、耐え難きを忍び、日々努力を重ねているのである。
今日は、本八幡 Route FourteenでTHE SIDE SLIDE RIDERSのライブを見てきた。 打ち上げの席で、メンバー(ボーカルさん)と前述の温度差が話題になった。
誤解を招くといけないので付記するが、この日のライブの出来が悪かったわけではない。楽曲の完成度、演奏力は前にこの日記で触れた通りである。
バンドを問わず、何らかの表現手段を用いて他人を楽しませるのは本当に難しい事だ。 「自分達が楽しい」=「見ている人達にとって楽しい」という公式 左辺ばかりを重視すると自己満足 右辺ばかりを重視すると自己欺瞞 両者は限りなくイコールにしなければならない
THE SIDE SLIDE RIDERS、Thrill Freaks両者共通のテーマかもしれない。 ただ、温度差を埋める鍵を握っているのは、この日記を読んでくれた貴方でもある。
THE SIDE SLIDE RIDERS ライブ予定
6月8日(日)小岩 eM SEVEN
7月20日(日)大塚 Red-ZONE
詳細はHP http://www.hato66.jp/
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