”BLACK BEAUTY”な日々
Paranoia Days INDEXDid The Old BoogieWanna Do The New Boogie


2003年05月01日(木) 晴れ 私小説

友人達と結構な時間まで呑む、喋る、笑う、笑われる。
その一人に「私小説をかいてみたらどうだ」と勧められる。
面白そうなので、帰りのタクシー中、コンセプトを考えてみた。

・死に至るまでに1作だけ
・重たく、しかも象徴的なフレーズで始まる。

こんなのはどうだ?

「嗚呼、私の道程を振り返りし、首の痛みは消えることなく、亡骸を突つくハゲタカの道がただただ曲がりくねっていたのです」

おめーは太宰かっつーの。
さらに困った事に、この後が全く続かないのである。

凡人を痛感したところで、タクシーが我が家に着き、寝ている妻と子を起こさないよう、そーっとベッドに入る。

「人間失格」と割り切れない。さりとて、
「人間合格」という自信もない。

普通の男、世間はゴールデンウィーク也。













JIN |MAIL TOThrill freaks offcial web.

My追加