肉 |
朝起きたら、案の定生理が始まってた。 もう少しの辛抱だ。 今週一杯がんばればまた平和な日々が戻ってくるのだ。
って、なんかアレだよね。 日記に「苦しい苦しい」って書くのって、結局私の嫌いなクスリ自慢と変わらないのよな。 自分が苦しんでるのを誰かに知ってもらって、気にかけてもらいたい。 かばって貰いたい。 慰めてもらいたい。
こりゃもう認めるしかないよな。
具体的に何かが不満だとかそういう事までは自分でもわからないんだけど、 漠然と「無条件で甘えたい」って思ってる事は事実。
別にネコさんが優しくないとかそんな事は全然ないんだけど、 自分の中に、自分がもっとも嫌う「ニヒリズム」というか、変にあきらめてる部分があったりして。 そうやって諦めてるクセに、救済を強く求めてる部分もあって。
こういうのって、少なからず誰もが持ってる感情だとは思うんだよね。 それを表に出さずにいられるか、耐え切れず吐き出してしまうかってだけで。
辛さを表に出さずに耐えることが、一般的には美徳であるとされているわけだし。 特に日本人ってそういう傾向があるよね。 耐え忍ぶことが美しい、とか。
所詮奇麗事だと思うけど、その奇麗事を実行するのがまた中々難しい。
私の場合、何がきっかけなのかわからないけれど、とにかく劣等感が強い。 隣の芝は青いどころか黄金に見えるくらいだ(笑)
でも、結局芝は青いのが一番で、黄金の芝なんて結局凄くも偉くもない。 平凡を望む一方で、やはり他人の幸せを欲しがる強欲な部分もある。
世界中の人々が羨ましがる様な物を全て手に入れれば、嫉妬や焦りが無くなるのかといえば、絶対にそんな事はありえないわけで。 結局、ないものねだりをし続けるから、いつまでたっても焦りや妬みは消える事はない。
他人はとにかく自分より幸せで、自分より優位に立っていて、自分を見下してるという考えが自分の根底に横たわってる。
そんな時、結局どうするかって、不幸自慢して同情してもらって、自分を慰める事しかできない。
もう一度、そういう性格・性質を形成する要因となった時代からやり直して、もっと明るい人間になれればなぁ、なんて夢みたいな事を妄想したり(笑)
でも、その妄想が案外楽しかったりして、あとで冷静になるとなんだか自分が滑稽に思えてアホらしくなったり。
私の幸せってなんだろう。
今でも、かなり幸せなはずなんだけど、結局上ばかり見てしまってるから満足できてない。
キレイ事とか正論はいらない。 それは自分の頭の中で痛いほどわかってる事。 それをわかった上で、あえて汚い部分をさらけ出す。
そうだ、ギブアンドテイクがしたいんだ。
相手にも求めてるんだと思う。「自己の暴露」ってやつを。 自分だけじゃない、みんな弱いんだって事を知りたいんだ。 それで、きっと安心したいんだと思う。
弱音ばっか吐いて、ウジウジして、醜く汚いのは自分だけじゃないんだ、って。
そんな事を考えながらもくもくと仕事をして、2時半ごろお昼休みへ。
エクセルシオールで一度食べてみたかったデリボックスを購入。 喫煙席でもぐもぐ食べていると、隣に座っていた3人娘の会話がいい具合に聞こえてきた。
「束縛するのはいいけど、されるのは絶対イヤ!」 「あっちが疲れてても寝ててもこっちが電話したら出てくれなきゃイヤだけど、こっちが疲れてるときは電話してくるのめっちゃウザいよ!」 「知り合いの女の子が彼氏の他にも男つまみぐいとかしてるの、男の扱い方が上手いと思うんだよねーいいよねー」 「いちいちちょっとした事で電話とかしてくんのウザいけど、どこか一人で出かけてるときはマメにメールはして欲しいよねー、自分の事いつも考えてるって示してほしい」
そんなお馴染みの「女の会話」を聞いていると、なんか何もかもどうでもよくなったよ(´ー`)
やっぱ女って生き物はこうでなくっちゃねー、とか、めちゃくちゃ安心したり(笑) 普段ならこういう会話を聞いたらムカムカするんだけど、今日はなんだか晴れやかな気分になれちゃった。
他人がワガママ垂れ流してるの聞いて安心するなんて、私もアレだなぁ・・・(笑)
ネコさんが一緒にいたら、きっと両手両足全部の指の爪を噛みつくして、左側頭部の髪の毛をむしりつくすくらいムカつくんだろうなぁ、とか想像しながらコーヒー飲んでタバコ吸って。
ちょっと幸せじゃん?
昨日八つ当たりしまくったから、今日はめいっぱい優しくしよう。
味噌角煮をたらふく食わせよう。
何?そんなに食べさせたらどんどん腹が出るじゃないか、って?
全面的に却下(´ー`)
#ネコさんの腹が出てたって気にしなーい
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2004年10月25日(月)
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