決戦は金曜日 |
の、はずだったんだけど。
とりあえず事務所行ってきました。 話の内容は、 ・払うとしたら額はいくらか ・助成金はおりたが、お前の分はおりてないから払う金がない ・お前がやめたから助成金がおりるのが遅れて迷惑だった ・金を預かって管理はしているが、払うかどうかは役員が決める ・役員の話だと、払わない事に決定した
何言ってる不明。 で、私が働いていた職場の役員は全部で5人。全員が障害当事者。 一人は今日から入院しているので話が出来ない(本当に入院するとは。) 一人は二度倒れて脳にダメージがいって痴呆気味なので話が分からない(事務所・談) 二人はもとから話がわからずちんぷんかんぷんでアテにならない(事務所・談)
で、残る一人ですが、一応書類上は役員ではあるものの、別のところの同系列の法人の局長さんなわけで。 しかも別の県にいる人ですよ。 とりあえず、払わないなら払わないと決定したので有れば、直接役員の口からその話を聞かせて欲しい。 というわけで、話にならない人といつまでも話すのは時間の無駄なので、事務所を後にして、帰宅。 そして最後の一人に電話。 この方は何度もお会いしており、信頼できる方であり、私個人も非常に人間的に好きな人なので、本当はゴタゴタに巻き込みたくはなかったのだけど・・・
で、電話してみると、会議で不在。会議終了時間を尋ね、もう一度電話。 事務所で言われたことをそのまま伝えると、予想通りの答えが。
「私自身詳しい話は聞いていない」
そりゃそうだ。書類上は役員であっても、運営に直接関わっているわけではない。 ただ、事実上権力が一番有るってことだけは確か。 だって、関連事業体の局長さんだもの。人間的にもしっかりしすぎているほどにしっかりしている。 その方は私の話を親身になって聞いてくれた。会議の後で疲れているだろうに、本当に申し訳ないと思った。 で、話をしているうちに、今日から入院してしまった現理事長が、おそらく唯一あの職場で話を知っている人だろうと言うことなので、退院後にしっかり話をしてみるとの事。 「こちらが詳しく調べれば、きちんと全てわかりますから」 「絶対に放置したりそのままにしたりしません。必ず連絡します。だからまっていて下さい」と言ってくれました。 そして、何度も「申し訳なかった」と。 貴方が謝ることではないのに・・・・。 ごく普通の対応だったけど、いままであまりに酷い対応ばかりされてきたので電話をしながら涙が出てしまった。
私が仕事を辞めた経緯に関しても、向こうの方から尋ねてくれて、私の悩みを聞いてくれた。親身になって。 そして最後に、 「元気でやってる?いろいろ辛かったろうけど、貴方は貴方の人生をこれから楽しんでね」 と言ってくれた。
電話を切った後、涙が止まらなかった。 うれし涙なのか、悲しみの涙なのか自分でもわからなかったけど、なぜか嗚咽が漏れた。
もう、私がやれることはやった。 あとは、本当に、待つだけ。 結果はどうなっても、私がずっと誰にも言えず溜め込んできた悩みを聞いてくれる人がいた、私の言葉を正面から受け止めてくれた人がいたという事実だけで、今は十分満足です。
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2003年05月16日(金)
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