2008年02月13日(水)
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おじょうのBOYに会いに行くぞ!! |
先日会ったとき、ホントに大妊婦になっていた、あたくしの古き悪友:おじょ〜。 中身(笑)の推定体重も猶に3500gを超えているらしく、大変にならなきゃいいよね・・・・なんて 話をしていたんだけど、13日が予定日という差し迫った中、11日の夜に破水。 日付が変わって、数分したところで無事に出産。 何と! 3804gという大変ビッグな坊ちゃんを独立させたのでしたヽ(*⌒∇⌒*)ノ.::・'゜★。.:
吸引の力を借りたものの、ちびちゃんは男の子だし、大きいことはいいことだ!!とあたくしは思った。 が!!!
生まれた〜♪♪ というメールが入ったので、せっかく車も使えるようになったことだし、 コレは是非見に行かなければと、クロワさんもろとも産院を訪ねることに。
「クロワさ〜ん、おじょ〜の赤ちゃん見に行くんだよ〜♪」
「おじょ〜〜〜〜♪」
「そうだよ〜♪ 赤ちゃんだよ〜。可愛いんだよ〜♪」
「あかかぁ♪ あかかぁ♪」
リピートも達者になってきました(笑)。 行く前に散々、『赤ちゃん』『赤ちゃん』という単語を繰り返して聞かせ、 彼女自身も、少し前まで「赤ちゃん」=「あーた(あーちゃ)」だったのが、一段階進化し 「あかか」になっていました。
彼女がどんな反応をするのかすごく楽しみでもあり、あたくし自身も久々に新生児とご対面^^ おじょ〜の入院している産院へれっつらご♪
出産直後、どえらいことになっていたはずのおじょ〜はとりあえず持ち直していて 元気そうにしていました。 いやぁ・・・・それにしても・・・・ 巨大だ、巨大だとはいえ、やっぱり新生児はちっちゃくて、「THE 新品!」といった感じ。 BOYの3倍弱の目方があるクロワさんを普段抱っこしていると、 3800gはふんわりと風船のよう( ̄¬ ̄*) 柔らかくて、小さくて・・・・ホントに可愛い!!
しかもこのBOY、えらく端正な顔立ちをしていて、 訪問中、ずっと眠ったままだったんだけど、目を閉じていてもそれとわかるくっきり二重♪ すっと通った鼻筋、おじょ〜とよく似た上品な口元・・・・ ちょいと、ちょいと( ̄ー ̄)ニヤリッ おばちゃんが路頭に迷いそうになった折には、キミが若いツバメになってね♪・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ... 小声で囁いておきました(笑)。
最初は少し警戒していたクロワさん。 そりゃそうだ。 大体どこにいっても、彼女はいつも一番小さいサイズ(笑)。 なのに、今日に限っては自分よりはるかに小さいのがベッドの中でねんねしている。 あたくしが抱っこさせてもらって、彼女とBOYを対面させてみた。
「ほら、おじょ〜の赤ちゃんだよ〜♪ 可愛いね〜♪」
「おぉぉ! おとーぉとっっ!!!」
「え??( ̄∇ ̄;)」 「え??( ̄∇ ̄;)」
「おとーとっ♪ おとーとっ♪」
「(笑)確かに弟・・・・みたいなもんだけどね。」
「『おとうと』なんて単語、教えたことないのに、なんだったんだ、今のは(笑)。」
同席していた、おじょ〜’sママ(便宜上、あたくしはおくさまとお呼びしていた)まで巻き込んで、 クロワさん語録で爆笑した後、写真を撮ってもらったりした。 クロワさんは、おくさまにいちごヨーグルトドリンクをいただいて、すっかり上機嫌♪ 普段、飲んだことのないような美味しいジュースにハマってました。
と、ジュースもさておき、あたくしが抱っこするBOYが気になる様子のクロワさん。 ここらへんがすごく不思議なんだけど、人間っつうのは自分より小さい生命体に対して 自然と慈しみ、守るべき、愛すべきものとして認識するんですなぁ・・・・。 まだ生まれて1年半しかたっていないはずのクロワさんなのに、自分より小さなBOYを そーっと撫でようとしたり、大人のいうことに耳を傾け、できるだけ優しく触れようと努めたり。 神妙な顔つきをしていたのが、柔らかい肌に触れるや否や極上の笑顔に変わった。
「クロワさん、やさしくね。優しくよしよしするんやよ♪」
普段なら容赦なく、平手でバシバシ・・・・うちの実家の猫なんかが主な被害者ですが あたくしはそれをよく知っているので、生まれたてのよその坊ちゃんにそんなことをしてしまったら!! と、内心ではヒヤヒヤしてたんだけど(苦笑)、取り越し苦労でした。 彼女は本能でそうすると知っているかのように、やさしくやさしくBOYを撫でるのでした。
そして、彼女がいつもやる愛情表現のしるし。
おでこでごつんっ!!・・・・・・・・・・それはやっちゃダメーーーーッッ!!!!
あっぶねぇなぁ、もう・・・・( ̄∇ ̄;)
「クロワさん、優しくしてあげなくちゃダメなんだよ。赤ちゃん、ビックリするやん?」
言ってきくものかどうかはわかんなかったんだけど、とりあえず諭してみた。 いや、言ってみるもんだなと思った。 彼女は彼女なりに気を遣い、いつもならおでこで全力で(笑)ぶつかっていくところを、 ここではすごくすご〜く遠慮に遠慮を重ね、そして「大丈夫かなっ?」と何度も確認しながら 距離感を確かめながら、自分のほっぺをBOYのおでこに寄せていったんです。 いつもは相手が大人だから、「痛いなぁー( ̄∇ ̄;)」と言いながらもちゃんと受け止めてくれる 彼女の愛情表現。 この日彼女は初めて、自分より小さな生命体に、優しくその愛情を示せたのでありました。 何だか、その気遣いの仕方がいじらしくて、わが子ながらに可愛いやつめと思ってしまいました(苦笑)。
家に帰ってきてからも、この日の出来事が彼女にとっていい刺激になっていたようで・・・・
新しい命の誕生は、大人たちのくすんだ日常生活に一服の清涼剤としてやってくる一方で、 あんな小さな子供にとっても、大きな変革をもたらすような素敵な出来事なんだなぁというのを 目の当たりにできて、また1つ勉強になった気がしました。
まだBOYには名前がない。 新しい贈り物が彼の元に届いた頃、またおじょ〜のことを訪ねようと思う。
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