只今戻りました。とうとう、満身創痍「ハハ」というレベルにカスタムアップして帰ってきました、アサミンジャーです。この1ヶ月ちょっとの間に、生活スタイル・リズムはモノの見事に目まぐるしく変化し、何だかよくわからないまま、クロワさんはハイスピードですくすくと成長中。とにかくあたくしは、デリバリー・ルポを忘れないうちに書いとかなきゃ!!という使命感(笑)に駆られて、ようやく始まったロンリー育児ライフの片手間に、PCを起動させたわけ。うわぁ・・・・かれこれ1ヶ月以上も遡るのか( ̄∇ ̄;)おヒマな方々はお付き合いくださいませね♪7月28日(金)予定日を丸5日超過。どうもまだまだ独立の気配はなく、数日中に比べると気分も悪くなく。水曜に健診に行くも、「次回は月曜でいいですよ♪」なんて言われる始末。よっぽど部屋が混んでるらしい( ̄∇ ̄;)まぁ、焦っても仕方がないけれど、ひとりでボンヤリと散歩とかをしている間に緊急事態!!ってのも何となく怖いような気がしたので、サヨコとオープン1周年のセールをやってたロックシティに行って2人であれやこれやを散策し、お昼でも一緒に食べようと思って出かけることにする。家で悶々と「来るべき時」を待ってるのって、意外と退屈だし、余計な緊張感を孕んでしまうもの。でも、自分でも予想外だったのは、意外と予定日を超過してしまってもあたくし自身がかなり落ち着いていられたことだったかもしれない。周囲の方が「まだ?」「体調、大丈夫?」「何かあったらすぐに言うのよっ!」と、あれこれ心配をしてくれる中、あたくしだけが1人でのんびりしてた気がする(笑)。ロックシティの中にはインポートショップも入ってるんだけど、折込チラシを見ていたらあたくしの好きなレスポのバッグが、いい感じに割引価格になってて、お♪ この機会に1コ欲しいかも〜( ̄¬ ̄)♪ と思ったのでとりあえずそのお店に行ってみることにする。サヨコと一緒に、この形がいいだの、あの柄がいいだの、「この柄であの形ってないのかしら??」だのだの(笑)、勝手なことを言いながら店内を散策していると、足の付け根あたりに、半年以上ぶりの懐かしい感覚が・・・・。ん?? 月の使者、ご到来??なわけがないっっ!!( ̄□ ̄;)!!コレは、多分、噂で耳にしていた・・・・破水!!でも、そんな驚くような事態ではなさそうだなぁ・・・・まぁ黙ってて大変なことになっても嫌だし。「何かねぇ・・・・破水したみたい(^^;」「えぇ〜〜〜〜っっ???( ̄□ ̄;)!! ど、どうすればいい??」「う〜ん・・・・じゃあ、とりあえずトイレに行ってくるわ。あ、コレ、どうする? 買う??」「アンタ!! そんなことを言っとる場合かね?? 早くせんと・・・・」「うん、多分大丈夫。この間、健診の時に刺激されて、まだその出血が治まってなかったからパッドはしてるし、今すぐに一大事!!ってわけでもなさそうだから、ゆっくりいこう♪」「( ̄∇ ̄;) ホントに大丈夫なの??」「うん。今すぐにどうこうってわけではなさそうよ。」水が下りてきているというのに余裕綽々(爆)。物色していたバッグをきちんと買い求め、とりあえずはトイレへ。お腹が大きいから、急いで・・・・といっても走るわけにもいかず、ましてやもう水が出てるんだからあんまり激しく動くと大変だから、そ〜っと・・・・とりあえず、そ〜っとね(笑)。トイレへ行って確認すると、本で読んだのとは少々様子が違うものの、プールの更衣室のような臭い・・・・コレを生臭い臭いとでもいうのかしら?? と、自分でも少々その表現に自信がなかったけれど、多分、コレを破水というのだろう事態になっていた。ただ、下りてきていた水の量は頗る少なくて、でも、断続的に出ているみたいでそれ自体はあまり気持ちのいいものではなかったけれどね。生理用ナプキンで間に合う程度の規模だったんですよ。「多分、コレが破水やと思う。」「ほんならすぐに家に帰らんと! 病院には電話せんでえぇのかね?」「ちょっと待ってよ。あたし、今日まだ1食も食べてない。お腹すいた( ̄^ ̄)このまま入院して、ご飯はいつ食べるのよ〜??」「はぁ??」「何か食べたい!! 何か食べてからじゃないと、産院に行く気しない( ̄^ ̄)」「( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)」1階のイタトマでパスタランチを食べ、次はいつご飯にありつけるのかわからなかったし、このまま陣痛が始まってしまったら、ご飯どころじゃないっていう話も聞いたし、でも、きちんと食べておかないと、産後の回復に影響するっていう話も聞いてたから、とにかく妊娠中、好きなものも我慢して耐え抜いていたので、デザート(ケーキ)までしっかり食べてから自宅に戻った(爆)・・・・破水してるのに、我ながらオノレの食い意地に少々呆れた(苦笑)。まぁ「来るべき時」も来そうな感じではあるので、とにかく産院へ電話する。「あのぉ・・・・出先で破水して、今自宅に戻ってきたんです。」「ハイハイ。破水したのは何時頃ですか?」「1時間くらい前だと思います。」あれやこれやと色々聞かれ・・・・「では、入院の準備をなさって、これからこちらに来てください。」とうとう、GOサインです。でもなぁ・・・・まだ未知なる痛み、陣痛がおこっているわけでもないので、何となく自覚に乏しい(笑)。↑荷物もあったので車で行ったけどね。入院中の説明、着替え、内診、NST、点滴etc.が終わっても、まだまだ陣痛が来る気配はなく、破水してるっていうのに、それが高位破水だったせいもあるので、「じゃあ、あとは普通に動いてていいですよ♪」と、特に安静を言い渡されたわけでもなく確実にカウントダウンは始まっているはずなのに、やっぱりまだまだのんびりペース。あたくしは勿論のこと、クロワさんも相当マイペースなヤツだよなぁ・・・・とこの時すでに、わが子の大物っぷりを垣間見てしまうのである(笑)。昼で仕事を切り上げて、大急ぎで帰ってきたぷよ2も、あたくしの何でもない姿を見て何となく拍子抜け。あっという間に夕方になって、産院から食事が出された。「え〜〜っっ♪ コレ、全部食べていいんですかぁ??(●⌒∇⌒●)」「(笑)もう食事や体重の制限はありませんからね♪ きちんと食べて備えてくださいね♪」「わ〜〜〜い!! デリバリー万歳だよぉ〜!! うれし〜〜〜(涙)」あたくしが出された食事を見て、場違いなほどに喜んだので、持ってきてくれた看護婦さんに笑われてしまった。だって、つい昨日まで主食がプレーンヨーグルトやトマト、西瓜、お豆腐・・・・なんていうふうだったのに野菜と白身魚の天ぷら、たこの刺身、冷しゃぶ、里芋とこんにゃくの煮物、きゅうりとわかめの酢の物・・・・この品数に、ごはんとデザートに西瓜がついてきたんだから(笑)。コレを残さず全部、美味しく平らげて、さぁ、運命の時を今か今かと待っていたのであります。が、待てど暮らせど、その時とやらが来ない(爆)。再び、点滴とNSTとにつながれて、1時間くらい拘束されていたものの、どうも、陣痛らしいものはまだまだ来なさそうなのだ。「お腹の張りはどうですか?」「う〜ん・・・・ここ数日と変わらない気もするんですが。ちょっと痛いのかなぁ?コレ。でも、我慢できない痛みとは違う気がするんです。」「ひょっとしたら、今夜はこのまま来ないかもしれませんねぇ。」「破水してるのに、そんなのんびりで大丈夫なんですかねぇ?」「あぁ、それは大丈夫ですよ♪ このまま来なかったら、明日の朝から促進剤をかけてみてそこからお産に入るようにしましょう。今日はこのままゆっくり休んでください♪」と助産師さんに言われたのが、午後8時だったか9時だったか。「なんだってさ(苦笑)。」「う〜む・・・・じゃあ、今日のところはコレで帰るか。何かあったらすぐに呼んでくれよな。」「(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん お騒がせして申し訳ない(;^_^ Aまた明日、よろしくね♪」更に拍子抜けを食らわされたぷよ2を病室から見送って、さて、あたくしも明日に向けてゆっくり休むかな・・・・と、テレビでやってた「となりのトトロ」なんかを見ながら横になっていた。えぇ・・・・横になってたんですけどね( ̄∇ ̄;)ぷよ2を帰して、ものの30分もしないうちに、何だか耐えがたい痛みが( ̄□ ̄;)!!え・・・・?? 今夜はゆっくり休めるはずなんじゃ・・・・??さっき、助産師さんも看護師さんもそんなようなこと言ったじゃん??うぅ・・・・でもかなり痛いんですけど・・・・ナ・・・・ナースコールだけしておこう。で、我慢できるところまで我慢してみよう。この世の終わりみたいな痛みらしいしな。痛がりのあたくしが、どのあたりまで耐えられるかってのもきちんと確かめないといけないし(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうんそれに初産婦の場合、この痛みがかれこれ6〜8時間は余裕で続くっていうし、とにかく体力も温存してかないとな・・・・あたくし、もうみそじだし(−。−)ぼそっコレが本格的な陣痛であろうと自分できちんとわかっている一方で、冷静にこんな計算を頭ん中で繰り広げていました。たまに押し寄せる痛みのせいで、息は詰まりそうになるし、やるせなさのあまり、壁を叩いたりしてやり過ごす(笑)。おぉ・・・・壁を叩くと、本当に少し和らぐ気がするぞ(爆)。新発見。やっぱり冷静な看護師さんに再びNSTの装置をつけられたり、助産師さんに内診されたりして、こんなに痛くても、まだまだ子宮口は2cmくらいしか開いていないことが会話の端々で聞こえてきた。・・・・2cmかぁ。こりゃ、きっとまだまだかかるんだろうなぁ。ちくしょぉ・・・・昼寝もせずにずっと起きてたから、今日は疲れてるのに、夜中じゅう、この痛みと格闘するのかよ( ̄∇ ̄;) 予想通りの消耗戦だなぁ。ところが、ところが。2cmからそんなに早く全開大になるとは、初体験のあたくしでも思ってなくて、夜中の長期戦を覚悟していたのに、看護師さんが少し慌てだした。「日野さん!! 陣痛の合間にダンナさんに電話して呼べる??」「へっ? もう呼んだ方がいいんですか??」「う〜ん・・・・意外と早く進んじゃうかもしれないから、来てもらえるなら今のうちに来てもらって。立会いやったもんね?」「はぁ、一応・・・・。」頭の中では「まだ2cmなんでしょ?」とか思いながらも、もう陣痛が来ているのに大して苦しそうな声でもなく、「生まれそうみたいだからきてね。」とぷよ2に電話しておく。う〜ん、こんな痛みのまま、生まれてきちゃうんだろうか??確かに痛いけど、耐えられない痛みとはまた違うしなぁ・・・・つか、これ以上の痛みがあと数時間続いたら間違いなく発狂しそうな気もするよ( ̄∇ ̄;) あぅ・・・・どうなるんだ、あたくし。。。ぷよ2とサヨコが駆けつけてきて、どうだろう・・・・30分後くらいかなぁ。「お部屋が分娩室から遠いし、バーっと進んじゃう可能性もあるから、分娩室、入っちゃいましょう。今、痛いですか?」「あ・・・・今なら大丈夫そうです。すぐに痛くなりそうですけど、今なら!」そんなこんなで、あたくしはあっという間に分娩室に連れていかれちゃいました。陣痛が本格的になって、いよいよ生まれる!!っていうタイミングにならないと、分娩室には行かないって聞いていたので、このタイミングで分娩室?? 足を固定したままそんなに何時間も無理だってば!!と心ん中で思いつつも、何せ全てが初めてのこと。1つも逆らえないまま、分娩台の上に上らされた(笑)。そして。この台の上に乗ったあたりから、陣痛もいよいよクライマックスを迎えたのでありました。↑痛みと進み具合は別物だと悟る・・・・今日のところはこのくらいにして、続きはまた今度に。(すぐに書くかもだけど(笑))次回、遂にクロワさんの独立の瞬間が明らかに(爆)。この日記、いつ、リアルタイムに追いつけるのか、書いている本人も不安です┐( ̄∇ ̄)┌オホホそして、このまま文芸ジャンルにいていいものかどうかってのも(あはは♪)それでは、またのちほど♪