2006年06月16日(金)
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悪意のない必殺技・・・・「健全な忘却」!! |
否も応もあったものじゃないカウントダウンは、自分たちを追い詰めるかと思いきや、 あたくし自身はもう随分前に腹が極まったせいでか、自分でも驚くほどに安穏としていられるし、 一方ぷよ2はというと、生来の驚異的なマイペースぶりがここに来て好影響を与えているのか、 特に差し迫った様子もなく、却って、少々焦らせておいた方が人間らしい暮らしをするみたいだ。 そういうのがわかってきたので、肉体的には頗るしんどいのだけど、何とか生きていかれる。 そんな感じだ(苦笑)。
前日の大雨は、あたくしのブルーに物凄い拍車をかけ、本当にどうしようもなかった。 ここら一帯には、もれなく「大雨洪水警報」が発令され、風も強くて、台風みたいだった。 そんな日中、家の中にいるだけだと、本当にどうにかなってしまいそうだったので とりあえず、ヨガにだけは行ってみた。 大した効果が望めるわけじゃないけれど、気分が変わることだけを求めて( ̄∇ ̄;) まともに夕飯の支度もできなくて、ぷよ2の分も、生協で買った半インスタントのチキンソテーのみ・・・・。 嗚呼・・・・本当に申し訳ないm(_”_)m
と、このような自堕落の極みを見せ付けた、雨の一日を経て本日。 驚くほどにいい天気。
入梅したので、油断すると何日も洗濯を諦めなければならなくなるので、 そんなに活動的になるつもりはなかったんだけど、朝っぱらから洗濯機を2度ほど回す(笑)。 いつもは、起こすまで絶対に起きてこないぷよ2も、適当な時間に自力で起き出してきて、 何かやることがないものかと、所在なさげな反面、やる気だけは見せている(笑)。
冬場に比べれば、日照時間も長いし気温も高いので、洗濯物の始末もダラダラやっても十分に間に合う。 とりあえず、昨日の今日だし、何でものんびりゆっくりやればいいや♪と自分を甘やかしつつ 洗濯機が止まった時、あたくしはのんびりとトイレにいたんだけど、 トイレから出てきたら、ぷよ2がひとりで黙って洗濯物を干そうとしているところだった。
・・・・おぉ。
怪奇現象??(爆)
なかなか見られる光景じゃないよ♪
不器用ながらにも一所懸命にやっているみたい。頑張っているから全部任せてみることにした。 今の今まで、こんなこと1回もなかったのに。 やっぱり、あのカウントダウンが効いているのかな。 あと何日で、とりあえずあたくしの身体がふさがるから、一通りのことは自分で何でもやらなくちゃ。 食事の支度は自信がないけれど、洗濯物くらいはな・・・・。 そういう気持ちを背負いながら、不器用に洗った洗濯物をハンガーにかけたりしている姿は 何となく微笑ましくて、いつもならもっとダメを出すんだけど、 今日はなるべく辛抱しようと心に決めた(笑)。せっかく頑張ってるんだもんな^^
あたくし自身、ここ数日、本当に急に動きが鈍くなって、立ったり座ったりするのだけでも 本当にしんどくて、どうしようもなくなってきている。 先週までさっさと歩けた道程も、あちこち痛かったり、身体が重かったりですっかりペースダウン。 挙句には息が上がってきたりして、普通にできていたことが難しくなってきている。 ぷよ2もそれを敏感に察してか、なるべくあたくしが余分に動かなくてもいいように ちゃんと気を使っててくれるみたいなのだ。 まぁ、こっちとしては、最低限、生活で必要な分は億劫がらずに動かなくちゃいけないから、 なるべく「特別」にならないように行動しようと思っているものの、 やっぱり普段どおりにいかないものだから、イライラしたりもして・・・・。 怠さや痛みも伴うから、日常動作もどうしたって大仕事になってくる。
こんな時、ヤツがいつもどおり何もしないまま、PS2とかをやりながらどっかり座って動かなかったら あたくしは肉体的限界よりも先に、きっと発狂しているんだろうな(苦笑)。 (つか、そんな同居人がいたら、粗大ゴミよりもタチが悪いよ(爆)。)
きっと今まで、何をどうやっていいのかわかんなかっただけなんだろうな。 カウントダウンを始めたことで、ある程度追い詰まって、自分でできることを探し始めたわけだから、 いい傾向だったのかもな。 まぁ、色んなことにまだまだ不安や不満は残されているわけだけど(笑)、 いちいち目くじらを立てていたらキリがないし、あたくし自身の精神衛生上にもよろしくないし、 いつまで経っても彼の生活力が向上しないのもよろしくないので、頑張ってもらうことにした♪
洗濯物の他にも、今日は日用品の買出しにも連れて行ってもらい、夜にはお風呂の掃除もしてもらった。 スーパーでは、いつもよりも沢山の買い物をしたんだけど・・・・。 明らかに袋詰めの作業が前よりも上手になってたから驚いた(笑)。 野菜やら牛乳やら売り出しの素麺やら、そんなものをまとめ買い。 でね、レジを済ませて袋に詰めるにあたって、角ばったものや硬いものや重いものをなるべく下に入れ、 潰れやすそうなものや、傷がついたら困るもの、梱包が柔らかいものは必然的に上の方に入れる。 日常的に買い物をこなしている人たちにとっては、極々常識の範疇の こんな些細なルールも、不器用で大雑把な人には、なかなか上手に要領よくできない。 いきなり最初にトマトや卵を突っ込もうとするのを見て、ギョッとさせられることもたまにある。 いつの間にか、ぷよ2に対してそういう無駄な「ハラハラ」がなくなった。 一切を任せておいても安心してお願いできる。 さっさとレジからかごを運んで、あたくしがおつりのやりとりをしている間に もう袋に荷物を詰め始めていてくれる。 サッカー台のところにある小さいビニール袋をちょこっと失敬してくるのも忘れない(爆)。 うん・・・・まるで主婦の鑑みたいだよ(爆笑)。 早い時期から1人でお使いに出していた成果が、ここにきて出始めたみたいです♪( ̄ー ̄)ニヤリッ♪
この日は、ホントにあれこれと「手伝ってくれた」というよりも、彼が主体になって「やってくれた」ので あたくしはどれだけ助かったことか。非常にありがたかった。 普段、ちっとも素直じゃないあたくしが素直に感謝しちゃうくらいに、ストレートに嬉しかった。 夕方くらいにとてつもない眠気に襲われたので、そんなあたくしのリズムで以て早めに夕飯にしてもらい 早めに寝室で横にならせてもらっていた。(寝てたわけじゃないんだけど)
「お風呂の掃除、俺が入る時でいい?」
「あぁ・・・・悪いねぇ。うん、急がないから今日中にやってくれればいいよ♪」
「あとで、頭の手入れ(スキンヘッド中)するからさぁ。」
「あぁ、そだ、そだ。頭そる時、お風呂のフタをちゃんと避難させといてね。 この間、見事に忘れてたみたいだったからさぁ(笑)。」
「( ̄□ ̄;)!! そうだ・・・・そうだった。気をつけるよ。」
「とはいえ・・・・。話を聞いてなかったわけじゃないみたいだったから、 なんか、ここまで見事にスッポリと抜け落ちることもあるんだなぁって逆に可笑しかったけどさぁ(笑)。」
「言い訳ってわけじゃないんだけどね・・・・なんか俺って、1つのことに集中してそれに一所懸命になると ホントに他のことに気が回らなくなるっていうか、前に言われたことを忘れちゃうみたいで^^;」
「うん・・・・そうみたいやね(苦笑)。」
「同時に2つのことが進められないっていうか・・・・あはは。」
「まぁ、いいよ♪ 本当にただ『忘れてる』だけみたいだし。 面倒がってやらないのとは違うからさぁ。そこは責められないっていうか(笑)。」
「今日は気をつけるね。」
1回言ったことは2度言わせんな( ̄^ ̄)と、フツーならキレたくなるんだけど、 ぷよ2の症状は、ある意味でホントに天然・・・・っつうか生粋で、 ここまで上手に忘れられるのは、究極的長所で、致命的短所なんだろうな・・・・と認めざるを得ない(笑)。 細かい日常生活でのルールは勿論のこと、次の日にとりあえずやっとかなきゃいけないこと、 コレはしちゃダメ、こっちはきちんと・・・・で、今日以降1週間の予定はこんな感じ。。。 通常、1回のやりとりで把握できると思われることも、彼が相手となるとその確認作業は 重要事項になればなるほど、度重なり、最終的にはこっちがうんざりしてしまうこともある( ̄∇ ̄;) どうしてこの人は、同じことを繰り返し繰り返し、何度も何度も聞いてくるんだろう? そんなに不安なら、どっかに書いとけばいいのに・・・・。 この人が書かないなら、言う手間を省いてあたくしが書いておこう・・・・と、 こっちがきちんとカレンダーにメモ書きをしても、それでも確認作業がやまないことがあって、 一頃、マジでキレそうになったことがあったんだけど、 この人は、確認した安心で、その瞬間に確認したことを全てを忘れるようにプログラミングされてるらしい。 ここまでになると、呆れるのを通り越して、マジで感心する。 狙ってやられたら、こっちにも即座に殺意が生まれるけれど、 この人、狙ってやってるわけじゃないんだわ・・・・それに気付いたら、可笑しさの方が先にこみ上げてきて 何を責めていいのかわからなくなったくらいだったから。
今日だって、指摘はしていないけれど、 先週の休みに自分で立てた予定をすっかり忘れて、「何したい? どこ行きたい?」と しきりにあたくしの方にばかり伺いを立ててきていた(爆)。 そしてあたくしは、 「あぁ。。。自分でちゃんと立てたはずの予定すらこんなにしっかり忘れてんだから、 自分以外の人に言われた事なんか、余計に覚えていられるはずもないんだなぁ・・・・」 と、強く納得するのである。
一応、寝る前に、次の日の朝のポイントを言っておいてみる。
「今日、食パン買ったけど、まだ1枚冷凍庫に残っているはずだから それから食べていってね。」
「おぅ♪ わかった。探してみるわ。」
そんな奥まったところに格納しているわけじゃなく、開けたらわかるレベルのところに入っている。 にもかかわらず、寝起きだという理由でこのことは無論、華麗にスルーされているのであった。 あたくしが起きてキッチンに行ってみると、予想通りといおうか何といおうか 冷凍の食パンではなく、買った方の食パンの封があいているのであった( ̄∇ ̄;) ・・・・お見事。 予見できていたことだけに、大して腹も立たなかったけれど、 あたくしも人の子・・・・イライラしている時にこのマイペースぶりを発揮されると やっぱり、彼に罪はなくとも殺意が芽生えたりもする(爆)。 今日のところは、まだあたくしにも笑って許せるくらいの余裕はあったということだ(笑)。
コレも前に指摘して、その時はできたんだよね・・・・確か。 で、この間、また放置プレイしてあって、立腹しつつもあたくしが片付けて・・・・。 で、反省したかと思いきや2度目。 あたくしもお片付けが得意な方じゃないし、ましてや他人を責めるほどきちんとしているわけじゃないけど 自分の管理下にあるはずの自分の所有物・・・・しかも元はちゃんと片付けてあったものを 勝手に出されて、そのまま片付けずに出しっぱなしにされた時くらいは立腹してもいいような気がする。 あたくしもたまに彼のものを拝借することがあるけれど、 使い終わった時点でもとあったところに戻すように心がけてはいる。
ただ、怒ってばかりいても仕方がないし、ヤツには「健全な忘却機能」というスゴイ特性が備わっている ・・・・ということも加味して考えつつ、あたくしはあと1日だけ、このままの状態にしておくことに決めた。 ホントに。 あたくしにもぷよ2のような「才能」があれば、もっと楽に生きていけるんだろうな。 しかしながら、夫婦揃って約束事が右から左では、人間としてどうなの!?ってことにもなるし、 うちら2人はそういう観点からいくと、ちょうどいいバランスに恵まれているのかもしれない。 うん・・・・そう思わないことにはやってかれない(爆)。
ぷよ2の出勤後に、かる〜くイラッ!!っとしたんだけど、 そういう心の毛羽立ちを、自力で治めようとしている自分がいたりして、 あぅ・・・・あたくしもちっとは変わろうとしているらしい♪なんていう発見もあったり。 2人、それぞれのペースで頑張ってますよ〜♪
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