2006年06月11日(日)
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カウントダウンは否応なしに |
「あと40日ちょっとかぁ・・・・まだちょこっとあるなぁ(−。−)ボソッ」
少々不謹慎かもしれないけれど、正直なところ、あたくしはここしばらくの生活にちょっと疲れてきている。 身体は重いし、疲れやすいし、食べるものも自由にならないし・・・・。 しんどいからって横になっても熟睡が許されるわけじゃないし、 夜、熟睡を求めて寝たとしても、およそ2時間で目が覚めてトイレに行かなくてはならない。 自分の管理下ではどうにもならない体型の変化に、体内でもホルモンバランスがガンガン変化して それでなくても情緒不安定・・・・( ̄∇ ̄;) あちこちの筋肉や節々は痛くなってくるし、1日に何回かはシャレにならない息苦しさが襲うことも。
病気じゃないとはよく言ったもの。 よっぽど病気であってくれた方がラクだよなぁ、と思う。 加えて、雑誌やその他メディアには、こういう生活を楽しみましょう♪なんていう風潮が目白押しで、 あたくしのようにネガティブに考えている人間が、まるで「不適格者」「失格者」みたいにして 大悪党扱いなのだ(苦笑)。
この道を通った諸先輩方とかに
「今が一番幸せよねぇ♪」
「この時期を楽しまないとねぇ♪」
「これから不安かもしれないけど楽しみでしょう。色んなことがワクワクするわよねぇ♪」
なんて言われても、そのほとんどが的外れ。 今が一番幸せだなんて思えないし、この時期こそが楽しめない。 確かに不安で期待感もあってと、そこんところは50/50で仰るとおり・・・・には違いないけれど、 別にワクワクしているわけじゃない。 あたくしにとっては、逐一、そんなメルヘンチックなお伽と夢の世界で代弁できるようなことではなく 全てがもっとリアルで、もっと現実的。 昔より悲観的にものを見なくなったのは、否応なしにカウントダウンされているからだと思う。 来るべき時が来たら、どんな状態であろうが、自分が始動しないと始まらない・・・・ 腹が極まったら、色んなことが現実的に捉えられるようになった。 ・・・・何とかなるさ♪ ではなく「何とかしていくんだわ!!」という、もう少し具体的な感じ。
そんなあたくしの心積もりや決心を、少しは汲んでくれているのだろうか。 アレだけピントがずれていた(笑)ぷよ2にも少しずつ具体的な変化が見られるようになり、 力の入れどころ、抜きどころの足並みも、だんだん気に障ることもなくなってきた。 あたくしは
「あと40日かぁ・・・・。」
と普通にこぼすんだけど、彼にとってはその40日の間に大急ぎで整えないといけないことが 具体的に見えてきたことで、もっとリアルに焦っているのかもしれない(苦笑)。 もう少し早くからスタンバイできるとよかったのかもしれないけれど、 まぁ、雲を掴むような話で、実感に乏しかったんだから仕方ないよなぁ。 つか、ここまで迫ってこないと、なかなか実感できないっていうのも些か問題なのかも(笑)。 でも、彼なりにちゃんと感じようと心がけて、努力していてくれる分、ありがたいよなぁとは思う。
今まで上手にシミュレイトできなかったタイムスケジュールだとか、現場の雰囲気を予想すること、 自分が感じるであろう緊張や不安、あたくしが感じるであろう物理的な痛みや精神的苦痛・・・・ そういうのが一気に現実的になったことで、ぷよ2は相当びびっている。 あたくしが、普段から「そろそろ『子供』であることを卒業しなさいよ。」めいたことを 細かく言い続けていたその真意が、ようやくわかってもらえそうなところにきたみたい(笑)。 守られていることの心地好さや、守らせてあげていることがそのまま孝行になっていた、 今までの暮らしが正に終焉を迎えることに、自覚が芽生えてきたみたいで、 あたくしもやっと一心地つけそうなのだ。
ここ最近の彼は、お風呂の掃除もとても自主的に取り組んでくれるし、 食事が終わればこまめに食器を引くために動こうとする。 ちょっと前までは、自分のペースまずありきだったのに。この変化にはちょっと驚く。 あたくしが洗濯物を干していると、黙〜ってそれとなく手伝おうとしているし(笑)、 休みの日も、自分でできる限り早起きしようと努力しているみたいだし(爆)←結果が出ないこともあるが。 うん・・・・でもね、特に結果が伴わなくてもいいんだわ。 黙って実行して、ちゃんと生活の一環に取り入れようとしている姿勢がやっぱり大事だから。 自発的に色々やろうとしている中でなら、たまの失敗とかもご愛嬌だし。 そんなぷよ2の最近の変化で、著しいものといえば、やっぱりコレ!!
5歳児か〜っっ!?(爆笑) うん・・・・でもね、彼も変わろうと一所懸命努力してるんだなぁと思ったら、急にいじらしく見えてきて。 そういう姿を、1日に少しずつでも垣間見られると、あたくし自身も精神的に落ち着いていられる。 身体の方は正直しんどいんだけど、イライラするのに比べたら、数段マシ。
以前は、あれこれ頼みごとをしても、ちゃんと聞き止めるクセがついていなかったのか、 それともあたくしが頼むことにそれほど重要性を感じていなかったのか(笑)、 ビックリするくらいに見事にスルーされることが本当に頻繁にあって、物凄くイラついた。 最近になってそういうのがすごく減ったと思う。 物理的に今日中に無理なことは、その場で「いついつまでに」とちゃんと言うようになり、 それ以外のことは大体その日のうちに片付けてもらえるようになったことで、 あたくしのストレスも格段に減った。・・・・たったそれだけのことなんだけどね(;^_^ A でも・・・・たったそれだけのことでストレスを感じなくてすむのよ。すごく簡単なことなのよ。 すごく簡単な作業を、あれこれと言い訳して後へ後へまわそうとする根性が気に食わないだけなの。 結果的に「やった」「やらなかった」の差ではなく。
久し振りに、今後のことを色々話したなぁ。
いくら近い未来のこととはいえ、今日の分の雑事も片付けられないうちから 明日のことを嬉々として話すのは、どうも嫌い・・・・。 結局、やり残したことを片付けないうちに、理想ばっかりが先走りして、 その理想をかなえるための努力も結局できないまま時間ばっかりが経って・・・・って、 そういうバカみたいに非建設的な机上の空論をしているほど、あたくしたちはヒマじゃないはずなのだ。 今日やるべきだったことを、面倒がらずにきちんと執り行っておけば、 たとえ全部が片付かなかったとしても、次の日の予定だってそこまで立て込まなくて済むし、 もっと先のことも余裕を持って考えられる。 目の前のことをきちんと把握できているからこそ、その分、先に対する不安や不満も少なくて済むのに、 そういう努力をしないまま、先のことを語り合うのは、本当に程度の低いことのように思えてならない。 今日は、そういう不安が少なくとも「今日の分」だけはきちんと取り除けたので、 冷静にじっくりと話せた気がする。 柵が少しでも少ないと、うんと先のことを話しても心にかかる負担が少なくて済む。 安心・・・・ラクなんだ。
小さなことが少しずつとはいえ片付いていった日でもあったので、 あたくしの口からも、今後に対しての要求が色々と出た気がする。 とはいえ、すんごいビッグプランとかじゃなくて、
「入院したら●●が多分必要になるだろうから、用意できるようにしといてね♪」
「あたしがいない間、●●と●●には連絡しとかないと。」
「コレとコレは、ママさんやうちのオカンとかに任せないで、ちゃんと自分でやろうね。」
あはは・・・・「生活心得」レベルだわ(笑)。 あと40日・・・・っていうのがすぐ「あと30日」「あと2週間」になっていく この容赦ないカウントダウンの中で、 あたくしたちは、なるべくちゃんと生活できるようになっておく必要があって、 「何とかなるさ♪」なんていう楽観視もそりゃ必要なんだけど、根底には 「何とかしてやるんだ!!」っていう強い意志と根性がないとダメなんだよ・・・・ってことを あたくしはどうしてもぷよ2に知ってほしかった。 恐らくはまだその全貌は伝わってないと思うんだけど、それでも1割でも2割でも 彼の生活がそれで変わっていけば、あたくしもまたちょこっと安心できるってもので・・・・。
あたくしにも「余裕」がなくなってきているのも確かなんだけど、 こうやって刻まれるカウントダウンの中に立たされているのは、あたくしも一緒・・・・。 っていうか、あたくしの方が、この時間を彼の数倍、不安に過ごしているんだから(笑)。
互いに頑張るポイントは違うけれど、2人ともが頑張らなきゃいけない時期。 入梅して気が滅入る今日この頃・・・・あたくしはいうほど元気じゃないけれど、 自分が予想したよりも、ずっと安定しているかもしれない。
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