2005年09月01日(木)
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あったかくて、ドライでも愛があるさ |
ひょ〜♪ 映画「NANA」公開が3日に迫りましたよ♪ 「下弦の月」の時に舐めた辛酸を払拭すべく、今回は気合入れて劇場へ行っちゃいますよ! 中島美嘉はちっともパンクじゃないんですが(笑)、そんなことはどうでもよくって(爆)、 とにかく見に行きますよっ!! 最近、やたらめったらマルチメディア化されちゃっている「NANA」をはじめとする 矢沢マンガ・・・・こういうモチーフが、音楽になったりゲームになったりっていう方がすごく不思議で、 長年、彼女を追っかけ続けているあたくしなんかは、一体何が起きているのか、 正直きちんと理解できていませんが、要するに、日本を代表する「文化」としてのマンガの中で、 もっと細分化されたカテゴリ「少女マンガ」という中では、とにかく世界的に通用するようになった・・・・ そういうことなんだろうな。 この波が治まって、「NANA」が完結しても、あたくしは矢沢大先生を追っかけまわします(笑)。 ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ 10月から放映予定のアニメ「パラキス」もみっちりチェック済みですわよ♪ フルカラーのイザベラを楽しみに、どっぷり浸かってやりますともさ♪ (彼・・・・いや、彼女だけモノクロだったらそれはそれで面白いんだが(爆))
先日。女王から、当方宿帖にカキコを頂いた。 それは、それは、とても嬉しいものだった。 彼女は今、とても敏感な人になっている。他人に対しても、自分に対しても。 だからあたくしのところにもすぐに飛んできて、言葉を残してくれたんだと思う。 病気を発症した時もそうだった。 だから治った時にも同じように、いの一番にここにやってきて、鼓舞してくれたんだ。 愛しき、少女のような女王。ありがとう。ホントに。
そういうストレートすぎるくらいに素直な彼女に対し、ドライでめちゃくちゃきちんとしているサナエは PCの方にメールを寄越してくれた。 どこに行っても、結局忙しくなってしまう彼女なんだけど(苦笑)、ドライなように見えて、 実は、物凄くあったかい。 15年以上の付き合いになり、あたくしの交遊録の中でもかなり古株になってきているのだけど、 何がすごいかって、あたくしの生来の「だらしなさ」を誤解なくきちんと理解しているところがすごい。 表面的には「責任感」「ちゃんとしなきゃ感」「正義感」を互いに纏っているんだけど、 その中身にまで、互いにグワッと首を突っ込んでしまえる間柄っていうのは、 なかなか貴重だし、「親友」という密接な距離よりももう少し離れた感じの「きちんとした理解者」・・・・ そんな人間かも。 「親友」の方が素晴らしい、「よき理解者」の方がありがたい、などと優劣をつけるつもりはない。 ただ彼女は、いつも決まった距離に決まったスタンスでいて、それ以上にもそれ以下にもならない。 あたくしのスタンスが変われば、何故かいつの間にか彼女も変貌を遂げているし、 ベクトルの向きが違っていたとしても、座標上で、彼女とあたくしが立っているポイントの距離は、 常に一定。 定期的に連絡を取り合う仲ではないし、かといって、それが反目の原因にもなっていない。 不定期に一方的に何か打診があると、必ず呼応できる、そういう関係なのかもしれない。
彼女にもあたくしにも、大事な友人というのが別にいたりして、 かといって、そういう交友関係を共有したりもしない。 あたくしが心がけてきた「常にサシ」(笑)という関係性は、とっても長続きするのかもしれない。
2人の共通項は物凄く濃密なのに、それ以外のところはビックリするくらいタイプが違う。 興味の向きも、それに対するプロセスも、全然違う人種だ。 なので、いい意味で、彼女はあたくしを利用するし、あたくしも彼女を利用する。 利用するにはメリットがそこにあるわけで、あたくしは彼女が出してくる結果にいつも満足する。 たとえ満足できなかったとしても、付加的に注文をつけることができるくらいに遠慮がない(笑)。 こういう関係性なのに「遠慮がない」というのは、また奇妙な話に違いないが、 彼女の生産してくるものに対しあたくしはとても信頼を寄せているから、そうなるとしても過言ではない。
あのドライな反面、ちょっぴりウェットで、公私の二面性の間で揺れ動いている、 とっても人間らしい彼女のことが、あたくしは大好きだ。 ドライを装いつつ、それでも他人を思いやることが性根から抜けてない、天性の「いいヤツ」だからこそ 彼女がどんな言葉を使っても、真意はきちんとこっちにも伝わる。・・・・愛を知っているんだろうなぁ。
愛を求める人、愛を知りたがっている人とは全く真逆の体質・性質だろう。私はそう思う。 あたくしの中に愛があるか、愛を知っている人間なのか・・・・というのは自分ではよくわからない。 ただ最近になって、ぐるりと周りを見渡した時、そうである人とそうでない人の見分けがつくようになった。 攻撃的でも愚痴っぽくても、愛を知るに至る人というのは、覇気があって邪気がない。 優しそうで温和な言葉で武装していても、そうじゃない人というのは、常々何かを一方的に要求する。 その要求に応えてあげないと拗ねるし、手のひらを返したように反撃する。 ビジネスとは違うところで見返りを要求するようではダメだな・・・・あたくしは自省もする。 サナエは面白いヤツで、たまに邪気を垣間見せるのだけれど、 その邪気を持続させることができない、お茶目な女性だ(笑)。害がミニマムな人間だと思う。
常々あたくしの周囲に流動的にポジショニングしている全ての人々のことを、 愛しているだとか、いい人だとか言うつもりは毛頭ないのだけれど、 ただ、流動的だけど、常にいいポジションに入る人間は決まってくる。 周囲の覇気より邪気が上回ったら、あたくしが動いて調整すればいい。 即ち、そういうことなんだろうなと思った。
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