2005年04月20日(水)
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デビュー戦は奇蹟の白星 |
いつも家ん中で、不健康だとわかっていつつ、ちょこっとずつ続けた「鉄拳」(爆)。 何が面白いってわけでもないんだけど、コンピューター相手に、とりあえず段位は「修羅」まで 上りつめちゃって、この上にもまだまだ強い称号の持ち主がいっぱいいるわけなんだけど、 自分的には、ここらへんで別にいいかな・・・・などと思っていた矢先。
オフィシャルデビューですよ、センセー(爆)。
始めてまだ数日? 1週間とちょっと? そんな感じで公道デビューに参戦していったあたくしも まぁ、相当命知らずだとは思うんですけどね。 しかし、素手でケンカをするわけとは違うんで、ぷよ2に連れられて いつもとは違うゲーセンのコーナーに立ち尽くすこととなったあたくし( ̄∇ ̄;)
どの人が強くて、どの人に隙があるのかはわからない。 プログラミングされた戦闘方法は、明らかに隙が最小限に留められていて、間違いが少ない。 一方、人間がプレイしている画面は、短絡的なミスもちょくちょく出てきたりするものの、 スピード感が少々違うように見えて、アーケードでぷよ2以上の段位は見受けられなかったが それ以下の人たちがどのくらいの実力なのか今ひとつよく把握できていないまま、
「とりあえず、この人のとこ、入ってみなよ♪」
と促されるまま、普段苦手なキャラクターでプレイしている、見知らぬ人の相手として、 あたくしが乱入することになってしまった(笑)。
ふむ・・・・確かに家庭用のに比べて違和感があるな。 つか、ヒット率が高いのは、アーケード特有の間合いとかいうヤツか?? 明らかにいつもはハズす技が次々当たっているような感じがするのは気のせい??( ̄∇ ̄;) ま、あたくしが使っているキャラクターはリーチの長さが最大の武器でもあるんだけど、 こんなに当たるもんかねぇ・・・・と思っているうちに、あたくしが3本獲ってしまった( ̄□ ̄;)!!
勝っちゃってますけど?
ま・・・・まぁね(;⌒▽⌒A) ビギナーズラックとかいう言葉もあるじゃん? こういうこともあるわいな・・・・あは・・・・あはははは・・・・( ̄∇ ̄;) が!! 一番驚いていたのは、そばで見ていたぷよ2なのであった(爆)。
「すげぇっ!! 夕雅先生、勝っちゃったよっ!?」
「相手がわざと1本、こっちに獲らせてくれたんだよ。計算ミスに違いない。」
「とはいえだ!! デビュー戦を白星で飾るとは・・・・恐るべしオンナだな( ̄∇ ̄;)」
「相手、本キャラじゃないじゃん。何もそんなに喜ばなくても。」
「普通は本キャラ相手じゃなくても勝てないもんなんだってば!!」
「え? そうなん?」
「あ、ほら、本キャラで再度乱入してきたよ!! むこう、カード入れてる。」
「あ、ホントだ。どうすればいい?」
「とりあえず、本気で(爆)。」
「あたくしにまだ相手の隙を見切る余裕なぞないんですが( ̄∇ ̄;)」
「ひょっとしたら何とかなるかもしれん。頑張れ〜!!」
そんなわけで、本日が公道デビューのあたくしなんですが、相手に本キャラを出させる顛末に陥って、 逃げ場を失い、そんな状況にもかかわらず、3本先取のところ2本まで獲ることに成功し 結構な食い下がり加減を見せて、このラウンドは敗退。これが普通だと思う。 というか、普通なら1本も獲れずに敗退するのが定石であるところ、2本も獲って、 あわよくば勝てたかもしれないというこの状況に、ぷよ2がますます興奮(爆笑)。
「すげぇ!! すげぇっ!!! 上出来♪上出来♪」
「そうかなぁ・・・・今ひとつ納得いかないんですけど。」
「何言ってる!? 2本も取れたんだぞぉっ!!」
「うち、1本はむこうのお義理だよ?」
「お義理ってわかる時点ですげぇんだってば( ̄∇ ̄;)」
「惜しいなぁ・・・・あと一撃だったんだが、どうも間合いがよくわからなくて。」
「惜しいとか言うなっ!( ̄^ ̄) 今日がデビュー戦なんて、説明しなきゃならなくなったぞ!!」
「あぁ、そうか(笑)」
実際に体をぶつけ合っているわけではないので、今ひとつ実感に乏しくて、勝っても負けても 妙な気分。しかも、技が当たった瞬間、コマが途切れて見える箇所が何ヶ所かあって、 目で入ってくる情報しか信用しないあたくしは、どうもそれに違和感を覚えちゃって、 ますます現実味に欠けるというか・・・・。 ま、ギリ負けても、まぐれ勝ちしても、所詮ゲームですからね。熱くなりすぎないところで止めとかないと。
この後、ぷよ2がプレイするところをずっと見ていた。 ・・・・キリがない( ̄∇ ̄;) 見ると画面には10連勝の文字。相手が代わる代わるエントリーしてきて、そのどんな相手にも お義理の1本を取らせて、その上で快勝してしまうのである( ̄∇ ̄;)
この日行ったゲーセンは、大垣のはずれもはずれ。あとほんの数分車を走らせれば、 関ヶ原か垂井に差し掛かる、西のはずれにあるゲーセンであった。 赤坂あたりの友人と遊ぶ時に、この道は何度も通った。恐らく、地元住民、不破郡住民が 普段は屯しているに違いない。 平日の夜遅く・・・・あんなに人がいるということは、他に娯楽がないためであろう(爆)。 田舎ならではの風景です(爆笑)。
と、一瞬、ぷよ2の対戦も途切れたので、再びあたくしが乗り込むことに。 どうやら地元グループの人々が相手らしいが、サブキャラ以下のキャラクターだろうなぁ・・・・。 あたくしの練習にとってはいいんだけど、インサートしてくるにはお金が必要なわけだし。
とりあえず、覚えたコマンドを要領よく入力してみる。
勝ってしまっているようですが・・・・
と、さすがに地元のメンツが・・・・ということなのか、本キャラが登場(爆)。 見るも無残に負けて、本日のデビュー戦、実質4戦2勝の好成績。 ま、勝てたことだし、いっか♪と、気分はそう悪くないまま、帰宅したら、 あたくし以上に興奮していたのはぷよ2であった( ̄∇ ̄;)
「初戦白星っつうのは、俺、初めて見た( ̄∇ ̄;)」
「まぐれ、まぐれ。」
「でも、あの時の相手のキャラを見る限り、相当やりこんで 平均的にどんなキャラでも使いこなせないと、無理なヤツ使ってたから、 それに勝った時点でまず、すげぇんだけど・・・・。」
「そんなもんかねぇ。」
「やっぱり実は、相当の素質があると見たんだが・・・・」
「やめてくれぃ。あたしはそんなに高みを目指すつもりもないし、適当でいいんだよ、適当で。」
「確かに、今日の相手は夕雅先生が練習をするに当たってはベストなレベルだと思うけど。」
「んでも、あのグループのお兄ちゃんたち、感じいい人ばっかだったね♪」
「去り際に挨拶されたのも初めてだ、俺( ̄∇ ̄;)」
「岐阜県下最強って言われてたね(* ̄m ̄) ププッ」
名古屋から田舎に落ちてきて、こちらのこのゲームのレベルは相当に低いようなんだけど、 名古屋の中でも最強レベルだったことがあるぷよ2は今回の新作が発売されるや否や、 県下、向かうところ敵なし、まるで教祖扱い(爆笑)。 街中で、リングネームのまま、
「ぷよ2さ〜ん!!」
と声をかけられるのはまだしも、
「ぷよ2様〜〜!!」
「ぷよ2先生〜〜〜っっ!!」
・・・・・・・・( ̄∇ ̄;) どこぞの新興宗教の教祖並のカリスマ性を発揮していらっしゃる(爆)。 家ん中では、ただの「とどくろちゃん」なのに(爆笑)。 さすがに街中で「様」はまずいだろってことで、そう呼んでいた人は「兄貴っっ!!」と 呼ぶようになったらしいが、それにしたってどうだかと思う(* ̄m ̄) ププッ
せめてこの田舎で生活していくにあたり、呼び名を徹底修正していただくか、 ぷよ2本人の風貌改革に当たるか、どっちかは必要だろうなと、 妻としては、何だかイタい仕事が増えた気がするんですが、気のせいですか。やっぱそうですか。 でも、まぁ、こちら地元でも、新しいお友達が徐々に増えつつあるようで、 「お友達」というよりは、彼が勝手に祭り上げられて神輿の上に乗せられて、 わっしょいわっしょいやられているだけのような気もしますが、それでも きちんと交際の和は広がっているようなので、妻としては安心してますけど(にっこり♪) 気持ちは分からなくもないんだな。 深夜のゲーセンという、あんまり風紀上よろしくない場所で、健全に遊ぼうと思ったら、 用心棒代わりに、厳つい風貌の人間が1人味方にいてくれると、確かに心強いもんね(納得)。
【追伸】 そんなぷよ2、また今日、頭を剃るそうです(爆)。 よかったな、みんな!!(何が!?)
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