2005年04月09日(土)
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隣は何をする人ぞ!? |
前の日に買ってきた野菜を駆使して、あれこれと作ってみる。 渾身の一品は、自分では何ら手を加えない、炊飯器で作る「かぼちゃの煮つけ」(笑)。 2代目の炊飯器がやってきてからというものの、鬱陶しい煮物がわが家の食卓を占めるようになった。 煮崩れしない肉じゃがやかぼちゃが、こんなに手軽に作れるなんて・・・・と 今までの鍋は一体なんなんだ!?と、最近ではカレーすら作るのを怠りたくなるくらい(ダメ嫁)。
閑話休題。 庭においてある、唯一の植木、金木犀が次々と新しい葉を芽吹かせて、だんだん賑やかになってきた。 1年前はひょろひょろの苗木だったのに、随分と逞しくなったものだ。 また、昨年は台風の当たり年で、加えてものすごい伊吹颪が吹きすさぶあの庭で、 よくぞ1年耐え抜いたものだと、感心すらする。 無論、台風の日は鉢ごと室内に避難させたが、今年はどんな成長を見せるか非常に楽しみ。
加えて・・・・。 雑草多年草には違いないんだけど、引っこ抜くのに忍びない、小さな小さな蒲公英たち。 この日は鮮やかな黄色を空に向けて披露していたけれど、翌日にはまんまるの綿帽子になっていた。 庭に蒲公英が群生するのはどうかと思うので、 いずれ手入れがてら、あの強靭な根っこと闘わなければなるのは明白なんだけど、 今の規模だとなんだか惜しいような気もしてね・・・・。
そんなわが家の庭に、とんでもない事件がこの1年で次々と多発している。 隣人が庭に出しているものが、風に煽られてあれこれ飛んできて、もうそりゃ、とんでもない迷惑なのだ。 何で、庭に藁なんか置いてるのさっ!!?? おかげでうちの庭まで藁まるけなんですけどっ!! そして、明らかにわが家で購入したものではない洗濯バサミが、1個・・・・また1個・・・・ って、他人の庭に転がり込んできた時点で、ゴミじゃん!!! 小雨でも、真夜中でも出しっぱなしの洗濯物・・・・そして、庭においてある藁の上に野良ネコが居座り・・・・ と、わが家の隣人はわりと、とんでもない人だったりする。 誰かが通報したのだろう。
「このアパート内でペットを飼っている人が判明しました。 こちらではもうそのお宅は把握済みです。何らかの対処をしない場合は退去していただきます。」
という管理会社からのチラシが、全館に入った。 うわぁ〜っ、これ、絶対に隣のことや( ̄∇ ̄;) もう1回、通報しなおそうかと思ったくらい(苦笑)。 ネコは嫌いじゃないし、好きな方ではあるんだけど、やっぱりルールは守らないといけない。 ましてや、使ってなさそうな藁は絶対ネコのため。その藁が風でこっちに飛んできたり、 野良だからしつけ云々できるわけがなく、こっちの庭を御不浄代わりにされたりもするので堪らないのだ。
この季節、陽気がいい日は極力窓を開けておくんだけど、窓を開けているのはわが家だけではない。 隣もまた然りなのである。 隣人には子供がいて、やんちゃな盛りだというところまでは許せるし、 子供がキャーキャーいう声は然程気にならない。泣くのも喚くのも、子供の仕事だし、 そりゃ、始終付き合わされる親もヒステリックになるのはわかるけれど、隣はハンパじゃない。 毎日毎日、虐待じゃないのか??と疑いたくなるような、母親の怒鳴り声と子供の号泣のアンサンブル。 加えて、ぷよ2がいない時に限って、キッチン方向から、すごい音がするのである。 明らかに壁に向かって何かを投げつけているような、殴っているような、「ドン!!ドン!!」という音。 ・・・・隣人を非難するつもりはない。多分、本当に子供がやんちゃで疲れてしまっているのかもしれない。 たまに、奥さんを見かけるのだけど、可哀想な人相になってしまっていた。 きっと元々は美人だっただろうに、鬼のような形相がこびりついてしまっていて、 何だかなぁ・・・・と女性として哀れみの視線になってしまう。
あんまり交流はないんだけど、元は凄くいい人なのだと思う。 引越しの挨拶をした時も、きちんと顔を見せてくれたのはその人だけだったし、 普段顔を合わせれば挨拶だってするんだけど・・・・ねぇ・・・・。 わが家も相当荒れている方だと思ったけれど、隣人は更に凄い。
あと、気付いているのだろうか・・・・。 自分家から、少しずつ洗濯バサミが消えていっているその事実を( ̄∇ ̄;) そりゃ、単価は安いかもしれないけれど、吹き溜まりと化したわが家では「ゴミ」と扱うしか手立てもなく その「ゴミ」だって、収集は有料なんだから、塵も積もれば・・・・なんてとこに行きつくんですが。
嗚呼・・・・この日も午後は丸々、母子の対決が耳を劈く勢いで、 まるで呪文のように「あぁはなるまい、あぁはなるまい・・・・」となむなむ唱えるのが 関の山だったアサミンジャーなのでした(トホホ)。
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