2005年02月06日(日)
妖しさ満点、あすぱら会。世間の狭さを感じた日。


OMDC黄金期(某県立高校演劇部、野ザルばっかの時代)の仲間たちは、今でも
インターネットやリアルでほんのりつきあいがあり、ここにもよく登場するサナエなんかもその仲間であり、
まぁ、オプションとして言うなら、高校3年の時のクラスメイトでもあるんだが、
どっちかというと、野ザル仲間としての付き合いのほうがうんと長いので、
高3の時のクラスメイトとして誰かに紹介をする・・・・ということはしたことがないような気がする(爆)。


地軸がオノレ中心だと思っている、OMDC黄金期・・・・通称「あすぱら会」のメンバーは
諸々で今では全く違う仕事をしていたり、家庭を持ったり、今でも自由業だったりと、
互いに地軸を譲り合わず(爆)、それでも融合を果たしている、妖しさ満点の集合体だけれど、
ただの仲良しとは違って、一人一人が何らかのエキスパートになっているところが長所であり、
エキスパートなゆえ、世間とはどうも融合しきれてないような・・・・というのが短所である( ̄∇ ̄;)


そんなメンバーの一人、ひが(コードネーム)が本日わが家に遊びに来た。
学校の中でも、クラスメイトには別のニックネームがあり、加えてきちんと本名があるにも拘らず、
何故か未だ健在・・・・コードネーム(爆)。
ちなみに、OMDCの中では、あたくしはありなのである。


ひがは、天然なのか養殖なのか、そこんところは究明されていないのだけど、
まぁ、あすぱら会の中ではボケ担当。義理と人情を重んじる、結構昔気質なオナゴ。
そのわりには、1年に1回くらいは男が変わるというこのペースを失速させることなく、
未だに超高速ペースな彼女。我の強いところとそうじゃないその2面性が男心をくすぐるのか、
彼女は「オトコ旱(ひでり)」とは全く無縁なのである。


あたくしはステディの有無に関係なく、オトコ好きと言われていたので、期待を裏切らず、
若いうちは適当に遊んでいたので、その分カウントは正直に増えていった。
が、ステディのいる間に新規開拓をしないので、わりと清い身辺だとは思う。
サナエはきちんとしたステディと結構長く付き合う傾向にあり、つまみ食いもあまりしなかったが
ステディのいない時期というのがほとんどなかったものの、最近では急速に失速し始め、
本人も周囲も、そしてあたくしも、かなり心配しているんだが。
堅実派だと思われていた彼女に、ステディがいないまま早数年。
そろそろつまみ食いする体力もなくなっていたのか、最近になってとうとう仕事を辞めた( ̄∇ ̄;)
あたくしよりもよっぽど清い身辺なだけに、今後が心配・・・・。


そして、ひがなんだけど、遡ってみると一切つまみ食いをしていないに拘らず
「1年に1人」なのである。
要するに、それだけの出会いと人脈が、みそじを目前にしても未だに生きていて、
きちんと彼女をサポートしているんだから、そこんところがまず凄い。
どうしたら一体、そんな周期で新しい男性と巡りあえるのか、聞きたいところでもあろうが、
多分、コレは彼女が持っている独特のオーラがそうさせるので、真似しようにも出来ないだろう。

ひがはオノレのHPでも明らかにしている通り、様々な病歴があったりして
薬の副作用等で、高校時代よりも10kgほど太ってしまったと言っていた。
それでも尚、今つきあっている人とは別から、結婚を前提とした交際を求められていて、
さてどうしたもんだか・・・・みたいなことを相談された。
しかし、オニクのついた箇所というのは、お胸であったり、お尻であったり、太腿、二の腕、脹脛・・・・
と、全部「オトコ好き」する箇所なので、トータルバランス的にそんなに太ったようには見えないのが
これがまた不思議なところで、アトピー持ちなのに、肌なんかつるっつる!
ファンデーションも塗らずに、顔色も良く、とても29の肌には見えないところなんかも
「オトコ好き」するポイントなのかもしれない。


「あぁ、心配いらないわよ。太ったっていっても、ポイントポイント、全部
『ぽっちゃり系が好き〜♪』っていう人の譲れないところを網羅しているから
このくらいがいいのかもよ♪
まぁ、斯く言うこのあたくしも、ロストヴァージンした時は、実はアンタと同じくらいの体重で、
とてもじゃないけれど、人前で裸になれる状況じゃなかったけれど、
それでも抱いてくれる人がいるってことなのよ♪ 安心してよし( ̄^ ̄)」


「え〜っっ!! そうなんですか?? あたしはもう今、この体型がコンプレックスの塊で・・・・」

「何を言うやら! 世の中見渡して、確かに洋服を着ている時はスタイルが良いかもしれないけど
脱いだら、貧相・・・・って人は結構いるんだから。
で、オトコは、『脱いだら貧相』よりも抱き心地を優先する(爆)。」


「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」

「なので、多少のことは気にしなくてよし( ̄^ ̄)」

「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!
じゃあ、アレだ!! サトミ
(コードネーム)なんてのは、モロなんだ!!」

「(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん 顔も少々ロリ入ってるし、
体つきというか、ラインの曲線がモロ『オトコ好き』の範疇かもね。年上からウケがいいかも。」


「確か、ダンナは年上だったはず・・・・。」

「ま、逆に、年下からは『母性』の象徴として好まれる場合もあるから、
総じて、少々ぽっちゃりの方が、ストライクゾーンが広いとして間違いはないわねぇ。
中には、痩せてないとダメ( ̄^ ̄)とかいう男性もいるけど、色々聞いてると
かなり少数派だったよ。」


「う〜ん・・・・そうかぁ・・・・そういうものなのかぁ・・・・。」

「つか、そんだけ遍歴があって、未だ気付けてないっていうのも、妙な話だわね(爆)。」

「友達とかにも言われるんですよ〜。『会う度に男変わってない?』って。
まぁ、年に1〜2回、会うかどうかの子なんですけどね。自分では、ちゃんとお付き合いしてるつもりで
遊びとかではないんですけどね・・・・。」


「まぁ、アレだ。言葉は悪いけど、バカ正直なんだわ、ひがは。
いいことだと思うよ。誠心誠意でつきあってくっていうのはさ。」


「そうなんですけどね・・・・。妙な人々に言い寄られることもしばしばでして・・・・( ̄∇ ̄;)」

「言い寄られてるうちが華かもよ。」



うが〜〜〜っっ!! 出会いがねぇよ〜〜〜っっ!! という女性が、周囲に山といるので、
彼女がそんなことをその場で吐いたら、即袋叩きに遭いそうな雰囲気なのであるが、
あたくしも既に人妻になったことだし、そもそも皆、総出で・・・・というのが嫌いなので、
決してそんなことはしないんだけど(笑)。攻撃する時も同意する時も、サシ。
女性と話をする時はこれが基本だ。


ここに書いた会話文は、しめて平和的な部分をあえて抜粋したもので、
凡そは、物凄くドロドロしていておいそれとここには書けない。
彼女も病状が寛解していて、とても落ち着いているし、渦中の人でもあるわけだから、
表現も決しておどろおどろしくはないのだけど、聞く人が聞けば仰け反りそうなことばかり。
彼女は、自分の欠点も長所もよくわかっていて、殊、あたくしの前ではメチャクチャ素直だ。
凹んでいる根本の悩みも、包み隠さず話す。が、基本的に明るい。
きっと、本当に好きな人の前でだけ、凹んだ姿を見せるように心がけているのかもしれない。


上記、本来の部分は決して景気のいい話ではなかったので、景気直しに、結婚式の時のアルバムやら、
披露宴に参加してくださった方たちにだけお配りした、プロフィールパンフなんかを見せて
場を和ませる。
すると・・・・あるページを見て、ひがが一瞬、「ん??」というような顔をした。


「あり先輩のお式って、本当に住宅街の中にあるとこだったんですねぇ。」

「うん。そうだよ。確か・・・・昭和区の●●町ってとこだったかな。そこのレストラン。」

「昭和区・・・・近くに南●大学ありません??」

「あぁ、ある!ある!」

「すっごい住宅地じゃないですか!! あの辺はよく知ってるんですよ〜♪」

「へぇ〜^^」

「・・・・・・・・?? あれ? ぷよ2さんって、瑞穂区出身なんですか??」

「あぁ、そうだよ。」

「中●小学校・・・・萩●中学校・・・・あっっっ!!!」

「どうした!!??」

「あのですね!! 私、小学校を卒業するまで、実は瑞穂区に住んでて、
引越ししなかったら、この萩中に通うはずだったんですよっっ!!」


「な、何おぅ????」

「小学校は違うんですけど、中学はここに通うはずだったんです。」

「んじゃ、●●ちゃんとか、●●ちゃんとか知ってる?」

「知ってますよ〜!! 小学校の時、近所で、同じクラスにもなりましたもん!!」

「ちょっと待ってろ・・・・今、ぷよ2の卒アルをっっ!!」



と、急遽、ぷよ2には無断で申し訳ないのだけど、彼の卒アルを持ち出して
そっちの鑑賞会に移行した(爆)。
ひがはプロフィールの中のおいたち部分で、ぷよ2の幼い頃の学歴を見て、
実はリアルタイムで物凄く近くに住んでおり、しかも、ぷよ2の友人の何人かのこともよく知っているらしく
オマケに、通っていた小学校の同級生と、高校2年までつきあっていたということまで吐いた(爆)。
その交際相手は、ぷよ2の卒アルにガッツリ顔写真が載っており、
まさか、こんなところで、岐阜の片田舎に住んでいたはずの彼女と、ぷよ2に見事な接点が生じるとは
ホント、今日の今日まで全く知らなかった。

ひがもぷよ2もあたくしの1つ年下なので、その引越しさえなければ、
彼女もこの卒業アルバムに一緒に並んで移っていた可能性もゼロではなかったというわけ。
加えて言うならば、同じクラスメイトになっていた可能性もあるわけで、
卒アルを鑑賞しつつ

「わぁ〜♪ 懐かしい〜〜♪ この子も知ってる、この子は近所だった〜♪」

なんて大興奮しながら騒いでいる彼女を見ていると、まるで、同じ高校を卒業したもの同士というのも
俄かに信じられなくなってくる(笑)。
高校時代も、どうも名古屋の事情に通じているなぁと思っていたのだけど、
まさかそのような裏側があるとは、予想外。
しかも、彼女とぷよ2は数年前に1度会わせたことがあって、
その時には、微塵も名古屋の話題などでなかったというのに、今回、明らかになったその経歴で以って
彼女だけでなく、ぷよ2も大興奮・・・・とそんな流れになり、
まぁ、勝手に卒アルを持ち出すのもどうかと思ったので、一応、仕事中なのを承知で、
携帯にメールで断りだけ入れたのだ。
そうしたら、数分としないうちに電話がかかってきて、


「何? ひがちゃん、豊●小だったの??」


と、開口一番、あちゃらも興奮気味(爆笑)。
そうよね・・・・今ではあたくしとの方が密にお付き合いがある人だけれど、事情が少しでも違えば、
彼女は、ぷよ2の同級生で、あたくしの全く知らない人になってた可能性だってあるんだし。
とはいえ、物凄い偶然・・・・世間の狭さをまざまざと痛感した(爆)。

彼女に聞けば、この卒アルの中にいる数人とは、別の人の結婚式の2次会で3年ほど前に
偶然の再会を果たしており、その名前をぷよ2に話したならば、まだ連絡が取れる範囲にいるとのこと。
オマケにあたくしもまた別の人の結婚式の2次会に呼ばれた時に、ひがが3年前に会ったとかいう女性と
偶然顔をあわせる運びとなっており、一応面識はあるのだ。


な・・・・何というつながり方( ̄∇ ̄;)(爆)


「今度、私の小学校の卒アル持って、来ますよ〜♪」


そう言って、彼女は興奮気味にわが家を後にしていった。
名古屋市はもう言うまでもなく、こんな街よりもうんと広くて、いくら同じ瑞穂区と言えど、
ここらと人口密度は全然違うし、同じコミュニティに入る可能性というのは格段に低くなる。
それなのに、あたくしの高校時代の同士が、自分の伴侶と意外なつながりがあった・・・・という
正に奇跡的な偶然は、興奮する・・・・というよりも、誰かの策略めいたものすら感じてしまい(爆)、
半ば、呆れ果ててしまいそうになる(爆笑)。

もし、彼女が転校しなかったら、1年前のミュージカルで一緒だった、ユキちゃんとのつながりも
ただの「共演者」で終わるところを、ひががいてくれたおかげで、更に突っ込んだ背景が垣間見えた。
もし彼女が転校しなかったら、あたくしとは絶対に同じ高校には行ってなかった。
故、一緒に芝居を作るということもなかっただろう。
ただ、もっと早い時期にぷよ2と仲良しになってた可能性は高い。
でも、あたくしにとっては、「彼の友達」という範疇からは飛び出してこなかっただろう。
あのまま、ぷよ2と同じ中学に行ってたら、それはそれで面白いのかもな・・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
と思ったりもしたのだけど、よくよく考え直すと、人間の出会いとか人生の岐路とか、
そういうのって、どこで枝分かれして、どこで合流するのか本当にわからないものだな・・・・
と、そう思わずにはいられない。

だって、あたくしとぷよ2だって、ネットがなかったら出会っていなかったわけで、
加えて、オンラインになっている時間帯が一緒じゃなかったら、訪れるサイトが一緒でも
そんなに仲良くはならなかった。
多くの偶然を経て、今一緒にいるというのは、これぞ奇蹟。
で、あたくしの友人に、ぷよ2との意外な接点を持った人がいるというのも、奇蹟。


日々、奇蹟の積み重ねで、あたくしらは天を仰ぎながら生きてんだな。
今度は、ひがぷよ2と3人で、鍋でも突きながら
通常ではありえない、つぎはぎの思い出話をするというのも一興だろう♪

↑異端児、アサミンジャー(爆)

ぷよ2と出会った時、あたくしは東京にいたんだから、
それこそネットを介在しないと出会えなかったわけだけど、
それを思うと、先に彼とひがが出会ってた可能性の方が
うんと高いんだよな・・・・。

世の中、何が起こるか、本当にわからない(笑)。

あさみ


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