2005年01月12日(水)
お前は「雪おんな」の子だよと言われるメルヘン


昨夜は1時間しか眠れなかった。
諦めて起き出し、写真発送の最終確認や、漢和辞典との格闘、苦し紛れの片付けなんかをしていた。
雪の匂いがする。
ここに住んでいると、伊吹颪に乗って飛んでくるだけの雪か、雪雲が真上にあるのか、
空気感でわかるようになる。降るなぁ・・・・と思っていたら本当に降ってきた。


いつも通りの薬が全く効かなくて、加えてテンションはそのまま、別段、怠いということもない。
勢いまかせに、もう少しあれこれとしたかったが、雪ともなれば行動にも制限がでてくる。
ここは雪国ではないが、雪が降るのは珍しいことではない。


山賊は生まれも育ちも雪国だ。
よって、小さい頃に聞かされるまことしやかな「騙し伝説」もベースは雪国である(爆)。
橋の下で拾ってきただの、知らないところの子だの、親というのはたまに子供にこんな話を
面白がって聞かせるものだが、そこは山賊
メチャクチャ凝った話をあたくしにしてくれた。


メチャクチャに凝ったせいで、妙にメルヘンチックになってしまい、
怖くも何ともなく、加えて不安より好奇心が勝った(笑)。


あたくしは、彼の話に則って言うと、「神社の境内に突如現れた雪女からもらった子供」らしい。
面白かったので、しばらくそれを信じたフリをした(嫌な子供だな( ̄∇ ̄;))


しかし。
この、脅しのための逸話も、満更逸話でないような気がしてきた時期もある。
しかもいい大人になってからだ。
あたくしが冬場、何かイヴェントに参加しようとすると、必ずといっていいほど、
何年かに1度の豪雪に見舞われる( ̄∇ ̄;)
どう考えても、あたくしが降らせているとしか思えないくらいに、当り日が多すぎる(笑)。
成人式に始まり、ミユキの結婚式、初めての同窓会、コレ全て、
交通マヒが起きるくらいの記録的な豪雪になった日である。
何もこんな日でなくても・・・・という日に限って、必ず降る。街にブリザードがやってくる。
で、失笑しながらその場しのぎで、こんなことを言うしかないのである。

↑返す言葉もございません(爆)

今年はあたくしがアクションを起こそうとしていないせいか、豪雪らしい豪雪もなく、
加えて、暖かい方だ。なのにぷよ2はあたくしよりも数倍脂肪をまとっているにも拘らず
「寒い、寒い!!」を連発・・・・キサマ、痩せても枯れても元・スキーインストラクターだろうが??
いい加減、「冬=寒い=雪くらい降る」というのを納得しろよ(爆)。

まぁ、コレは今まで黙っていたことなんだが、あなたが妻にしたオンナは、
その昔、親に「お前は雪女にもらった子なんだよ。」と言われて育った。
雪に縁があると思って、そこらへんは我慢してくれぃ。

ちなみに弟は、当時、橋の下で拾われたことになっている(爆)。
いきなり庶民的な設定なるところが、第1子と第2子の違いだ。
せめて、冬眠中のクマに育てられていた・・・・くらいのフィクションを思いつけなかったんだろうか?
あんなにメルヘンなフィクションを考え付く発想力があると知った上で、あたくしは
今更ながら、親(山賊)の発想の突飛さに頭が下がる。

↑上手い!!とは思うのだよ。

確かに、雪女と橋の下とでは、可能性的に橋の下の方が現実的だ。
雪が降ると、小さい頃からバカバカしいと思いながらも面白がって聞いていた山賊の話のことを
思い出すんだ。
懐かしいような、それでいて、当時から全部フィクションに違いないと思っていても
もう1回聞きたいような、そんな感覚。
絵本の読み聞かせより、数段面白かった。
下世話だが、それでいて質のいい作り話が山賊は今でも上手だ。
大人もコロッと騙される。
どうやら、程度のいい芸人に育てられたも同然のようだ。
早い時期から、人と笑いのツボが違ったのもそのせいだ。

しかし、発祥は「雪おんな」。メルヘンチックじゃないですか。(笑)

あさみ


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