2004年12月19日(日)
絶滅しない女帝たち


あたくしの慕う、某女王様の日記を読んで頗る共感・・・・つか、同情(苦笑)。
「ホント、いつでもどこでもこういう人っているのね」と、まるで我が事のように
ぶわっと出てきそうになった怒りの溜飲を、何とかして下げようとするんだけど、
如何せん「女帝」 「自己陶酔型お姫様」がもんすごく苦手なあたくしは、
君子危うきに近寄らず・・・・ではないけれど、ご愁傷様(*- -)(*_ _)としか言い様もなく、
過去、このような人々に、あたくしも散々な目に遭わされてきたんだということが甦ってきた(笑)。


ホントは、今、そういう女豹の被害に遭っているラブリー女王にメールか、
BBSへのカキコをしようと思ったんだけど、こんないいネタ(書く物に際し)が同じサーバーに
転がってたんだから、それについて書いちゃえ♪ と思った次第で。
個人宛のメールやBBSへの書き込みだと、治まりきらない何かが、あたくしにもあったってことだ。


歌舞伎町時代は女王ではなく、ほぼ下僕に近かったあたくし(笑)。
ただ、下僕の地位に不満がなかっただけと言えよう。
女性ばっかのコミュニティがとかく苦手!! というのは前にも書いたけれど、
あたくしが働いていたスナックは、ママ以外は、全員、他にカタギではない仕事を持っていて、
そこでの年功序列や礼儀その他もあるので、店の中での年功序列はほぼ、ないに等しかった。
これは、ママの計らいで・・・・

「夕ちゃんも色々と大変だと思うけれど、ここを出れば、あのお姉さんたちは
全員あなたの先輩なんだからねぇ・・・・そこを立てていかないと、あなたも大変な思いをすると思うから
お店では、多少のこと、辛抱してね・・・・。」


ある時、こんなふうに告げられたのであった。
そうなのだ。
店の中ではホステスでも、一旦店の外に出れば、お姉さんたちは全員あたくしよりもキャリアのある
「役者」ということになり、万に一つ、同じ現場に入ることがあったら、
やっぱりそこでの礼は欠かせないものとなる。
ママはそこのところを懸念して、あたくしに「一番年下で何もわからないフリ」をしながら、
決していじめられないように、可愛がられる立場でいられるようにと、進言してくれたのだ。

一番年下が、トイレの掃除をきちんとやって、指示があるまではお客様にも付かない。
一応、ボーイの男の子がいたけれど、カウンターの中にいる限り、水場に近い者が洗い物をし、
ママやお姉さんたちの一挙手一投足に合わせて行動しておく・・・・まぁ、間違いのないやり方ではある。
かなりストレスは溜まるけれど、コレは仕方がない。
アルバイトたるや、そういうものだと思っているから。
それに、ママもお姉さんたちもそしてあたくしも、昼間は別のことをしていて、
全員、店に入る頃にはそれなりに疲れているのを、お互いに知っているから、
入店のタイミング、着席のタイミング、接待のタイミングはほぼアイコンタクトだった。


これがまた、遡って、池袋時代や吉祥寺時代ともなると、確固たる「店内での年功序列」もしくは
「売り上げの序列」があったりして、よくもまぁ、時給がいいからといえ、
そんなところで働いてこれたものだなぁ・・・・と、自分で自分が不思議なくらいだ。
池袋時代に懲りておけばよかったものの、お金がなくなるとやっぱりどうしても・・・・ねぇ?
「売り上げの序列」以外の「年功序列」は本当に恐ろしくって、

「昨日今日入ったばかりの新人が、うちらに軽々しく声かけんじゃないわよっっ!!」

的な目線で睨まれたこともある。
ひとつの店に長くいる「女帝」はお客の流れをマネージャーたちよりも把握しているので、
男性スタッフも怖くて、おいそれと進言できないフシもあったようだ(苦笑)。
ま、キャバクラ程度にそう何年もいられる道理もなく、いずれは新しい「お姫様」の時代が
必ずやって来るのだから、キャバクラの「女帝」はこっちが若ければ若いほど
そんなに畏怖すべき存在ではなかった。



ここまでは、オミズ世界の「女帝」 「お姫様」の話だが、ここからは違う。
我々の日常生活に、密着するほど自然に流れ込んでくる「女帝」 「お姫様」の話。



小さい頃から、こういうタイプの女の子っていたものだ。

自分が一番じゃなきゃダメ( ̄^ ̄)
自分が一番可愛くてモテる( ̄^ ̄)
自分に一番権力がある( ̄^ ̄)
勉強だって、運動だってそこそこ出来るもん♪( ̄^ ̄)
更に言うなら財力だって♪( ̄^ ̄)
どう? こんなあたしに敵う??( ̄^ ̄)

まぁこういうのも、中学に入る頃にはだんだんとナリを潜めていくものなんだけど、
剥き出しの感性同士がぶつかるそれ未満の少女たちは、結構こういう「お姫様」に振り回される。
もっとタチが悪いのは、中学にあがっても、そして高校に進学しても、大学に進学しても
更には社会人になっても、この根底がちっとも変わらない、悪質な「女帝」だ。
専業主婦にでもなって、振りかざす権力はダンナに対してだけ・・・・とかになればいいんだけど、
こういうオンナに限って、頗る理想が高く、なかなか仕事を辞めないし、結婚もしない。
専業主婦とはいわないから、せめて子供でも生んでみたらいかが? と進言したい「女帝」
そこらにゴロゴロしているのだけど、進言するだけ無駄( ̄∇ ̄;)といった感じなので、
どこまでその「女帝権力」が通用するのか、観察するくらいなら被害に遭わなくても済むので
あたくしは、黙視を決め込むことにしている(苦笑)。


あたくし自身、この年になるまで結婚をしなかったのに、別段な理由などない。
淘汰された状態から立ち上がるのに少々時間をかけなければならなかったし、
そうした方がいいんじゃないの? とあらゆる方面の方々からアドバイスをも頂いていた。
子供にも影響が出るといけないから、妊娠も計画的に行なわねばならないし、
そもそも、元の仕事や実生活で「姫」でも「女帝」でもなかったので、
今の生活にも、不満や不便や不安があるわけでもない。
寧ろ、嫁いだ先で、今までにないような「ヒメ様扱い」をされているので、少々戸惑っているくらい(笑)。


さて、帝国を着々と築く「女帝」 「お姫様」たちというのは、一概に次のような要素を持っている。

1.「のしあがる」努力を、結構陰でやっちゃってる。

2.「おしのける」工作に関し、ピカイチの能力を発揮する。

3.自分の意見が通らないと、とりあえず泣いてみる。

4.もしくは逆ギレするかごり押ししてみる。
(結果100%通ってしまう)

5.他人の恋路に(必ずと言っていいほど)横槍を入れる。

6.何事も、うまくいかないと責任転嫁をする。

7.自分を引き立ててくれるための「ともだち」をできるだけ多く確保する。

8.上手い下手の問題以前に、人を使う。
(苦笑・・・・結果「7」で得た友達を少しずつ失う)

9.物凄い後ろ盾があると、それを振りかざす。

10.帝国崩壊の危機が迫ると、手段をいとわない。



まぁ、ざっと10ヶ条ほど挙げてみましたが、本来の姿はこんなものではありません。
もっと凄惨な状況なんです!!(for 男性諸君)
コイツらが絶滅しないのは、この10ヶ条からもわかるように、とにかく生命力が
他の女性に比べて頗る強いことが垣間見られる点に集約されるでしょう(爆)。


まぁ・・・・例えばですね。わかりやすい例を出しますと。
クラス委員なんかが選出される場面で、3パターンほどのシチュエイションが考えられるわけですよ。

(1)「女帝」や「お姫様」ではないのだけど、明るくて活発で先生やクラスメイトからの信望も厚く
   決選投票もなしに、スンナリとその座におさまっていく子。

(2)一方、「女帝」「お姫様」どちらかの要素があるがために、何となく賛成票が集まって、
   まぁ、問題もなさそうだし、このままやってみるかと先生のGOサインで決まっちゃう子。

(3)明らかに問題アリと見られる「女帝」的存在なのだけど、対抗馬がいるため
   決選投票にもつれ込み、勝つか負けるかでまた結果は違うのだけど、
   負けても、勝った方の遠慮深さを見抜いて、辞退を期待している子。
  (大概、こういう時の対抗馬は、「女帝」ではないことが多いため、せっかくの民主主義も反映されない)


10ヶ条、第1条「のしあがるためなら・・・・」、そして第10条「手段をいとわない」等々が
こういう場面で覿面に発揮されるというわけです。パターン(3)は正にその集大成で、
あたくしもたまに、このような場面に遭遇したことがあります(苦笑)。
(決戦の相手が「女帝」だったりした・・・・譲ったり譲らなかったり、場合によって結果は様々。)


これが、まだ「学校」というコミュニティだけでの話ならば、誰かがグッと我慢をし、
何とか溜飲を下げることで、平和に事も解決していくのですが、
学生時代に限らず、大人になってからも恋愛「女帝」や「お姫様」が絡むと、
そりゃ、もう、エラい事になります!
だって、自分が一番男性にモテると信じて疑わないんですから、「女帝」は。
それを正論でもって対決しようなど、土台、無理な話なのです。
「お姫様」レベルだと、まだ何となく可愛らしいのが手伝って、どうとでもできる・・・・というか、
そのわがままエンジェルぶりにオトコが靡くのは、20歳前後までだ、覚えとけ( ̄^ ̄)
と、将来のことも見据えて対峙できることもあるんで、女帝に比べりゃ平和なんですが
当事者が鬱陶しいのに変わりありません(笑)。


あたくしも・・・・「女帝」に酷い目に遭わされた、まぁ被害者の1人として言うなら


































その妄想を
あたくしの小説のネタにしたいから

















とにかく、どうしたら
そういう思考が構築されるのか


















詳しく指南してちょうだいよ!!


































とまぁ、こんな感じ(爆)。
彼女たちの常識は、世間一般でいう確実な非常識で、
でもその非常識さが「オトコウケするんだわ♪( ̄ー ̄)ニヤリッ」とどうやら思い込んでいるらしい。
「女帝」とは、もうとにかく関りあいたくないので、真相はわからないけれど、
まぁ、恐らくこんな感じだろう(爆笑)。
10ヶ条の、第2、3、5、6条がこれらの場合に、物凄い効力を発揮し、
遂には恋愛する気も失せさせてしまうなんて場合もあるので、本当に注意せねばならない。



あたくしと小・中・高まで一緒だった、とある女帝は、ホント、生粋の女帝だったんだけど、
ある時期を境に、「思いやり」「気配り」みたいなものを身につけたようだ。
女性からは勿論、男性にも嫌われるという、陰での言われようは惨憺たる彼女だった。
彼女の女帝遍歴で一番凄いなとビビったのは、中学から高校へ進学する際、
大手の塾などでは、どうやら各中学の情報が交換されていたらしく、その情報筋によると

「●●中学の▲▲だけには気をつけろよ!!」

と、うちの高校に進学が決まった各中学の面々に通達が出されたことだった(爆)。
しかも、男子網、女子網両方に(爆笑)。
男子網では「あの女はすぐに声をかけてくるけれど、甘い顔をしちゃダメだ、漬け込まれるぞ!」
そして、女子網には「あの女に恋愛の相談なんかしちゃダメ!! 絶対に邪魔されるから!!」
等々、紐解かれた情報は、きっと実際に被害に遭った人間から提供されたものであろう、
端的で確実、しかも要を得ている、凄い内容だった。
高校で最初に友達になっちゃった子たちも、数ヶ月単位で嫌気が差し始める様相を呈し始め、
しばらく絶縁、また復縁・・・・みたいなのを繰り返していた(苦笑)。
この彼女は、20歳を越えた頃から少しずつ変わり始めたらしい。
まぁ、危ないので情報だけでおいとこう(笑)。


この彼女のいとこにあたる子も、女帝であるフシが否めなかった。
中学にあがってすぐ、クラスでも部活でも、トップに立とうとして、
そりゃもう、必死に頑張って自分を売り込んだ。
ただ、実力が伴わず、時間が経つとともに、彼女は明らかな「トップではない人」になっていった。
それを僻んで何かをした・・・・というのはない。多分、どこかで吹っ切れて諦めたのであろう。


諦めない、物凄い女帝もいる。
どういう角度から眺めても、「モテる」部類ではないのに、そうありたいと願い続けた挙句、
ハリケーンを巻き起こした女帝に、あたくしも痛い目に遭った。
なまじ、勉強が出来ただけに、職員室での評判は上々だったが、彼女が恋に落ちると、
決まって嵐が吹き荒れるのである。
何故なら、必ず恋敵がいる人を好きになってしまい、そもそもの分が悪いために
蓋を開ける前から勝敗はわかっているのだけど、そこを何とかしたかったらしい。
ただ、彼女の性格は今も昔も変わらず、「ヒドイ」の一言で片付けるには惜しいほどに酷く(爆)
容姿云々、頭脳云々の問題ではないんだと、早く気付け・・・・としか言いようがない
ある意味で、可哀想な人ではあった( ̄∇ ̄;)
高校に入ってからはすっかり大人しくなったと聞いたが、それは「確実なトップ」を
手中にできない環境下に置かれただけで、改心するには至らなかったようだ。
うあぁぁ・・・・今さらながら、バッタリとでもあんまり会いたくない女帝である。


この彼女より、更にタチの悪い女帝もいたのであった。
小・中と一緒で、一時期は凄く仲良しだったのだけど、ある時期から異様に敵視され始め、
以後、今に至る。
そんな彼女は決して不美人ではなく、寧ろ、少女時代を脱すると綺麗になっていった方だとも思うんだけど
怖いくらいに高慢な面を垣間見せるのであった。
頭も悪くないし、人付き合いも下手というわけではないので、好意的な面を見せている人間に対し
格別の情報を刷り込み、ある特定の人間を包囲するかのように追い込む作戦を得意としていた。
同じ女性から見ると、非常にやりにくい相手である。
金もコネも十分にあったので、地元の女子大に行った後はスンナリと地元の会社に就職。
今もそこでバリバリとやっているようだが、彼女の流す噂だけには今さらながら
細心の注意を払わねばならない。
殊、オトコがらみとなると、彼女はとてつもない執念深さを発揮し、
相手のことなどおかまいなしに、「自分が一番なんです( ̄^ ̄)」と言い切る
物凄い神経を持っているからだ。
アーティストになればいいのになぁ・・・・と思うのだけど、彼女の選んだ道はカッコ良く言えば
ジャーナリスト。(ま、弱小の新聞社勤務)
見た目にも磨きがかかってきているだけに、未だ、彼女と顔を合わせる機会があると、
彼女の方がそっけない。自分の方が勝っていると思っているのか、あからさまに避ける(爆)。

↑あぁ、女帝は怖い(* ̄m ̄) ププッ



多分、某ラブリー女王様が只今、多大なる被害を受けている「女帝」
あたくしと同年代・・・・それよかちょっと上っぽいみたいな様子なんだけど、
この時代を駆け抜けた少女たちというのは、競争相手がなまじ多かっただけに
どっかで一番にならなくちゃ・・・・という既成概念で頭がいっぱいというフシも否めない。
斯く言うあたくしだって、環境的に「一番」の位置を手に入れることが出来ちゃったものだから、
別段に不満なく、そういう意味では「認知」の部分で満たされていたので、
その部分での焦りとか、不安とか、そういうものとは無縁だったけれど、
そうじゃない子は、必死に這い上がろうと「何か」で努力していたはずなんだ。
多分、あたくしだって事が事なら、元来負けず嫌いだし、そうしていたに違いない。

そして、この時代に生まれてしまった「女帝」たちは、挙句に「負け犬」とか「勝ち犬」とか
そんなふうにまで呼称されるハメになって、ますます苛立っているのだ。
だって、「犬」なんですよ?
・・・・人間なのに。犬呼ばわり。
勝ったって、負けたって、釈然としないのはきっとそのせいで、
ずっと競争を続けている彼女たちにとって、コレほど不名誉なことはないのである。
だから余計に頑張る。犬から人間になるために。
だけど、女帝の地位は捨てられない。一度登りつめると、降りるのがコワイというのは、人間の本性だ。

↑近寄らなきゃ、それでいいんだけど。


あたくしも、「女だけのコミュニティ」というのを1つだけ持っているけれど、
その中にいる彼女たちは、みんな、ベクトルが違う。同じ意見で群れない。
なので一緒にいられる。
同じ意見の中で一緒に群れている時間が長すぎると、「自分の意見ってそもそも何だったっけ?」
という疑問にぶち当たる。訂正してくれる人がいないと、暴走に拍車がかかり、
気付いたときは後の祭り、皆様に御迷惑をおかけしてました・・・・なんてことにもなりかねない。

だからあたくしは、女性と付き会うのに際し、「サシ」を心がける。
群れると良くないことが多すぎる。

例えその相手が、「女帝」 「お姫様」要素を持っていたとしても、
相手が丸腰の時は、自分も丸腰で。そうやってわかりあっていくんだと思っている。
そういう人の取り巻きではなく、あくまで「サシ」でつきあっていれば、
その相手が自分の前で権力を振りかざしたり、とんでもなく非常識な行為には出ないものだ。

少女時代ならともかく、もう、大人だしね・・・・。

あさみ


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