2004年12月15日(水)
再会シンドローム vol.3/また15に戻る・・・・だけど


今朝。AM6:00きっかりくらいに目が覚めた。
就寝したのは24:30過ぎだったか、1:00くらいだったか・・・・。
安定剤3種のうち、2種は減らさないことにしてここのところ飲み続けているが、
あとの薬は、全部半分にしている。
風邪もほとんど良くなった。なので、ぐっすりと眠りにつけて、普通に目が覚めて、
「寒い」意外にあたくしの行方を阻むものは何もなく(爆)、普通より睡眠時間は短いものの
スッキリと目が覚めたので、そのままコーヒーを飲みながらまったりとめざましテレビを見ていた。

それが「とくダネ」に変わる頃、ぷよ2パパから電話が入った。
今、パパさんに携帯の機種変更をお願いしてあるので、(あぁ、持つべきものは「みかか」社員)
その件と察しはついたものの、まだ必要書類が足りないみたいなので、急いでFAXをお願いよ♪
とのことで、FAXのついていないわが家の電話機からは如何することも出来ず、
急いで、最寄のコンビニまで出かけることにした。
(必要とされた書類は、何と、あの、婚姻届受理証明書となった(爆))


自転車で行けば5分とないところに2件ほど、同じコンビニが、我が家を基点に
逆方向に点在している・・・・どっちの方が近いのかしら?? と寝起きの頭で考えて、
やっぱり絶対にこっちの方が近いに違いない( ̄^ ̄) という、生粋の大垣っ子の血がそう言うので、
わが家から南西にある方のコンビニにトホホの徒歩で向かう(笑)。
あたくしの愛車(自転車♪)はぷよ2が通勤に使用中、加えて夜勤明けの本日、
あたくしに残された移動手段は、トホホの徒歩しかないのである(ちくそー!!)。
あたくしの目論見に狂いはなく、絶対的にそっちの方が近かったんだけど、
その道程で、物凄く懐かしい人に出会ってしまった。


中学時代、1年と3年で同じクラスになった、マリエちゃん(仮名)が徒歩のあたくしに挨拶してきた。
奇しくも、その挨拶された場所が、彼女の実家でもある老舗物産社の敷地内から通り越しへ
という形だったので、あたくしもここに本社があるとずっと知ってたんだけど、
彼女がここにいるとは知らずに、挨拶したヌシを見てビックリした。


「あれ〜っ!? マリエちゃん!!」

「あぁ〜〜っっ!! 夕雅さんだったの???」



知らずに挨拶したらしい(爆)。
あたくしの方は、そこが彼女の実家の会社の敷地内なので、すぐに彼女と分かったが、
彼女はあたくしが声をかけるまで、それこそ「まさかこんなところをこんな時間に歩いているとは!」
いった感じで、暫し、立ち話ではあるが懐かしがっていた。
塀(フェンス)越しに、まるでサザエさん&イササカさんのような会話(笑)。


「何? どうしたの? こんなとこ、歩いてるなんて(笑)」

「実はね、ここと目と鼻の先に住んでるんだよ、今。
ほら、こっからも見えるあの建物。3月に入籍してね♪」


「えぇ〜♪ そうだったの!? やだ、こんなに近くにいたなんて(笑)」

「マリエちゃん、実家にいるの?」

「うん、しばらくお金がない時が続いててねぇ・・・・今はここで。」

「ここに、マリエちゃんとこの会社があるのは知ってたんだけど、
まさか本人がいるとは知らなかったよ(笑)
あ、そうだ。シカノ氏に聞いたんだけど、子供さん、見えるんでしょ?」


「うん、もう4歳。」

「わぁ・・・・やっぱよその子、早いわぁ(笑)。聞いたときは生まれたてだったもん(爆)」

「今から子供を送ってくとこなのよ。」

「保育園?」

「うぅん、幼稚園。すぐそこにあるでしょ? ●●学園。」

「ホント、すぐそこじゃん!!!」

「車がしばらくなかったものだから、徒歩で行けるところでないとって、そこにしたの。
まだこの辺の地理、ちっともわかんなくて(苦笑)。」



彼女がいう、その幼稚園は、わが家から徒歩3分くらいか??のところにある、緑色の建物が特徴で、
主に、ブラジルの日系の子たちが通っているんだよ、と、前に誰かから聞いたような。
何だ、普通の日本人でも通えるんじゃん(笑)。
すっかり、いいママになっちゃって、ホント微笑ましい♪ 後から出てきた息子さんも
きちんと挨拶のできる、いい子でした^^

この辺の地理がわかんないって、アンタ・・・・( ̄∇ ̄;)
痩せても枯れても、この学区内出身だというのに(爆)。
何か、マリエちゃんというのは、普通に会話をしている中で、特別面白い・・・・というわけでもないのに
1個、どっか抜けてるところがあって(笑)、昔から、それが彼女の魅力だったりしたんだっけ(爆)。


「ねぇ、今主婦なの?」

「そだよ♪ ほとんど自宅でひきこもり〜(笑)。」

「マジ?? こんなに近いんだから、遊ぼうよ〜♪」

「(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん ぜひぜひ♪」



と、携帯番号の交換をしようとして、ハタと気付いた( ̄∇ ̄;)
あたくしの手元には、今、携帯がないのであった( ̄□ ̄;)!!
昨日、この口で「特に不便さを感じないわ〜♪ フフン♪」と言った、その舌の根も渇かぬうちに
早速到来した、不便さ満々のこの事態(爆)。
マリエちゃんの方から電話番号だけ教えてもらって、それをいつも持ち歩いている手帳に控えた。


うちの庭からでも、彼女の住い・・・・というか会社は見えるくらいの距離なのである。
無論、ここがド田舎・・・・というのを忘れちゃならなくて、周りに何にもないからそうなだけなんだけど、
徒歩1〜2分もあれば、訪ねていけるそんな距離に、旧友の存在を知った快晴の冬の日。

トリップではなく、当時のことやその後のことを少し思い出しながら、コンビニまで歩いた。


マリエちゃんは中学の頃は、あんまり垢抜けてなくて、かといって決して不美人ではなく、
日本的な整った、上品な顔をしていて、お母さんによく似ていた。
中学3年の時のクラスに、「マリエ」(仮名)という子が2人いたので、
当時のAET(Assistant English teacher)が勝手に、「マリエA」「マリエB」と彼女らを呼称するようになり
その尻馬にのるように、一頃彼女たちのことは「A」だの「B」だの呼んでいた(笑)。
彼女は当時、あの学校の中でも、そんなに自己主張が激しい方ではなかったので、
そんな不名誉な呼称にも、一切嫌な顔をせずに、ニコニコと受け流していた。
確か、当時なぎなたを少々たしなんでいたようで、英語の時間にAETから
「自分の好きなものを絵に描いてきて、それについて(英語で)説明してください」
という宿題が出た時にも、鉛筆デッサン画でなぎなたの構えと服装をきちんと描いてきて、
説明こそ普通レベルだったんだけど、外人相手には頗る評判が良く、加えて絵も上手だったので、
その単元では、彼女がクラスで1番になったんだった。

中学で2度も同じクラスになっているのに、彼女とあたくしとではまるっきり行動範囲が違っていたので
接点らしい接点はなく、単なるクラスメイトだったんだけど、お喋りする時は楽しかった。


ところが・・・・!!
そんなマリエちゃんに明らかなる転機というか、脱皮の時期が訪れるのである。
20歳だか21歳だかの時に、あたくしとトモくんとで幹事をやって、
中学3年の時のクラス会を開いたことがあったんだけど、そこに現れた彼女は、
明らかにあたくしたちが知っている彼女ではなかった。
真っ黒で短かった髪はすっかり長くなり、少々色素が薄すぎるくらいにカラーリングしてあり、
ふんわりとパーマもかかっている。元々色白の彼女は、その肌にきちんとお化粧をし、
オマケに、昔の雰囲気からは考えられないような大人っぽい、きちんとした服装でやってきたのである。

コレだけではない。
もっと驚いたのは、2次会で皆でカラオケに流れた時に、物凄く自然な物腰で、
グラスや灰皿を交換する時に、「ニー・ダウン」していたのである( ̄□ ̄;)!!

嗚呼・・・・本業、オミズですか( ̄∇ ̄;) 謎は全て解けたよ、お姉さん(苦笑)。

「ニー・ダウン」というのは、キャバクラ・クラブ(踊る方でなくて)などで、
ホステスが席に着くとき、最初にする挨拶の形式で、いくらか簡略化する店もあるのだけれど、
正式には、床に膝をスッとつけて、お客より明らかに目線を下げて挨拶する方法である。
(あ、その時「ニー・ダウン」という言葉を知ってたということは、あたくしが21になってからのことだな)
あたくしは、彼女にそんなことをしてほしくなくて、思わず誰にもわからないように
スッと止めた覚えがある。


「マリエちゃん。。。。こういう席で、ニー・ダウンはまずいから!!」


囁くように進言したあたくしを、彼女もまた、ギョッとした顔で見るのであった。


「( ̄□ ̄;)!! え?? 夕雅さんも??」

「あたしのは、ただのバイト。マリエちゃん、本業にしてるでしょ?」

「・・・・バレたか(苦笑)。」



バレいでか!!(笑)
21ときたらまだ学生。こっちはいつ辞めてもいい覚悟で、適当に週2〜3入ってるだけのヘルプキャバ嬢。
彼女の立ち居振る舞いは、もうそれこそ、1から基礎を叩き込まれたプロの仕草だと一発でわかるくらいに
きちんとしてたんだから。お店でナンバーワンをとっていた人と、振る舞いがよく似ていたし。
で、よくよく話を聞いてみたら、やっぱりそれを本業にしているらしく、
しばらくずっとそんな仕事をしているのだと、その時、話していた。
まぁ、そんな話ができるのは、絶対に口を割りそうにない、しかも地元に残っていないあたくしで、
加えてその当時、バイトとはいえ、水商売に足を突っ込んでいたもの同士という組み合わせは、
クラス会ではあんまりない(苦笑)。

あたくしは心の中で思った。
確かに仕事としては割がいいから、東京ではやってもいいけど、地元では誰が見てるからわかんないから
絶対に地元でこういうバイトをするのはよそう・・・・(-。-) ぼそっ と。


その後、しばらくマリエちゃんの噂は聞かなかったが、
数年前に執り行った、豪雪の中での同窓会の幹事連中が、打ち合わせで集まっている時に
ひょんなことから彼女の名前が出た。
幹事のうちの1人が、彼女の男がらみの一件で酷い目に遭った・・・・という被害報告であった。
実際に、被害報告をした女の子はマリエちゃんの男と直接関係があるわけではなかったものの
物凄いゴタゴタになった時に、その子にマリエちゃんが救済を求めたので、
家に泊めたりしてあげてたそうなんだけど、そのうち、彼女たち本人同士のそりが合わなくなって
以後、疎遠になっちゃった・・・・なんていう話だった。
他の男の子やあたくしなんかは、俄に信じられなかったんだけど、あたくしに限っては
その前のクラス会でのマリエちゃんを見ているので、ひょっとしたら・・・・と、
思いあたるフシがないわけでもなかったのである。

ただ、根が悪い子ではないので、結婚もして子供も生まれたらしいよ・・・・なんて噂になると、
心底、「あぁ、よかったわ・・・・」と思えるのである。

まぁ、若いうちに、あれこれと修羅場を体験しておくのも、人生においては必須だったりするので、
今落ち着いて、働いたり、子育てをしたり、ダンナの面倒を見ている彼女を悪くは言えない。
特にあたくしは、直接被害に遭ったわけでもないので(笑)。


オマケに、お互いそう若くない年齢になってきたことだし、昔話なら笑って流しておける。
優等生ヅラして、真面目一本槍だったこのあたくしにも、当時の同級生には思いもつかないような
狂喜乱舞・酒池肉林・猪突猛進的恋愛遍歴があるのだから、彼女にだってあってもおかしくはない。


携帯が届いたら、早速彼女に連絡してみよう♪
と、用事を済ませて家に帰り、この日記を書いている最中に、家の電話が鳴った。

↑やった〜♪(●⌒∇⌒●)

仕事が早いパパさんが好き(笑)。
どうやら、昨日の日記は夜勤中のはずのぷよ2にも筒抜けで、

「そんなことなら3台まとめてやったげたのに・・・・」

と、早速電話口で言われてしまった(笑)。
恐るべし、「みかか」社員・・・・。
おかげで、15に一瞬思いを馳せたが、何のことはない、すぐに30の自分に戻っていたのであった(爆)。

あさみ


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