お昼前。 夫婦揃って風邪をこじらせたので、例の内科でハイテンションな診察を受け(笑)、 あたくしに至っては、併設されている「エンタメ薬局」でフットボールアワー・岩尾(無論仮名)と 世間話までして(爆)、正午直前に家に帰ってくる頃には、点滴が効いてきたのか あたくしは2度目の就寝へ( ̄∇ ̄;) いや、その前に・・・・と携帯をチェックすると、先日、連絡をくださった加藤さんから着信があったようなので 慌ててかけなおす。 そしたらば、赤星さんの連絡先を教えてくださって、何でも、チケットを抑えといてくれるとか! ちょこっとだけウキウキして、(んでも反面、ちょこっとだけ緊張して(笑))電話すると・・・・
「はい、もしもし。」
しっぶぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜いっっ♥ 何でですかっっ!!?? 俳優は年とらないっていうけど、 アレから7年も経って、更に渋さに磨きがかかってというのはわかるんだけど、 どうして当時も持っていたものをそのまま維持できるわけ?? あなたの存在が怪物ランド♥ ・・・・そんな勢いですわ(笑)。
「忘八でお世話になった、日野夕雅ですけど・・・・」
「お〜お〜お〜♪ お久しぶり〜♪ 元気そうだねぇ、結婚したんだって??」
「あはははは♪ おかげさまで(笑)。」 (つか耳が早いな・・・・加藤さんから聞いたな)
「来てくれるっていうから、喜んでたんだよ!!」
あたくしの方が大喜びだわよ♪ なんてことをニュアンスでお伝えして、 彼がハードなスケジュールの中、全国行脚をしつつ、それでもバラシの後に 一緒に飲みにいきましょう♪なんて言ってくれるのを聞くと、素直に嬉しいのである。 下っ端で、脇役で、まだまだ新人だったあたくしのことを、きちんと覚えててくれたんだなぁ・・・・ と感慨深くなるじゃない??
最後まで渋い声で電話応対してくれてたあの声をそのまま録音しとくんだったよ(爆)。 最近、身近な人に対して、異様にミーハーなアサミンジャーである(爆)。 この分でいくと、御利益のありそうなあの頭・・・・タッチできるのも夢ではないかもしれない。 彼は「怪物ランド」という劇団の中では「子泣きじじい」に扮しているので、 あやかって、いい子が授かるように、あの頭に祈願してこよう♪(子泣きじじいに肖るのはどうなんだ?)
一方。 旧友から「お前、協力者が沢山居るってこと、忘れてない?」とメールを頂戴した。 本人かどうかはわからないけれど、多分・・・・トモくん。。。。 送信時間からして、会社からか・・・・もしくはマキちゃんが何らかの形で代筆したか。 メールの中とはいえ、あたくしのことをあぁ呼ぶのは彼だけだし(「お前」とかじゃなく) もし、物凄い記憶力のいい人がいて、以前に書いた日記の内容を詳細に渡って覚えているんなら 話は別だけど・・・・多分、あれはトモくんだ。うん。。。。
忘れてないよ・・・・忘れるわけないじゃん・・・・。 15にトリップして言うなら、あの時のキミは、あたくしにとっては一筋の命綱で、 それを手繰って学校に通ってたようなものだもの。 多分、遁走事件の下りを何らかの形で目にしたんだろうなぁ・・・・メールの内容ですぐに察しはついた。
まぁ、もし彼の名を語る別人だとしても、彼と接触を持つことができる人間で あたくしの日記まで無事に辿りつけ、挙句、彼があたくしのことを何て呼んでいるかというのを知っている というのを1つ1つ検証していくと、全部の項目に当てはまる人間は、この間の結婚式2次会に 出席してくれた面々で、たとえそれが、かの子であろうがユリ姐であろうが、 あたくしが信頼をおいているのには変わりないので、誰かが、あたくしに進言してくれていて 本気で心配してくれているというのには変わりない。ありがとう・・・・嬉しいんだ。
「力になれる事が有るなら、必ず言うように!!!」
と、そのメールは力強く飛び込んできた。あたくしが仮名でここに書いている人物について 凡そのことを理解し、当時のことを知らなければ、こうまで言えないだろう。 こう言っていてくれるのが「あの」トモくんじゃなくても、悪意は感じられないので、 素直に、ありがたいと思う。
連絡先を一切伏せたまま、「必ず言うように!!!」なんて、トモくんしかいないか・・・・と後から気付いて、 ひとり、笑う(爆)。 何だかなぁ・・・・あの頃あれだけ依存してたというのに、ある時期から連絡を取り合うのは 年に1度の年賀状・・・・みたいになっちゃってるけど、もんすごい「絆」みたいなもんを 感じちゃってるんですけど(苦笑)。 トモくんより、マキちゃんの方がここを閲覧する可能性が高いことを差っ引いてもあえて言っとこう。 ・・・・あたくしね、男とか女とかそういう線引きを抜きにして、トモくんには素直に感謝してて、 その上で、「好き」なのよ。一個の人間として、信頼をおいてるっていう意味で「好き」。
彼は15の頃から、非常に老成しきった少年で(爆)、そういう意味では波長の合う人間だったんだ。 周囲で巻き起こっている騒動も、「くだらない」の一言で片付けちゃって、 もう、あたくし1人ではどうすることもできなかったものだから静思しようと決め込んだ時に 事の全容を知っていた彼は、なぁんとなく横にいた。 例えばシンのように、アイコンタクトだけの関係よりは深く、 そしてヨシオのように、スキンシップまでには至らず、ただ、何となくあたくしの近くにいてくれた。 帰りを送ろう、とかそういうのもなく、始終べったりとあたくしにくっついているというわけでもなく あたくしの視点が定まらず、ボーっとしていると、決まって声をかけてくれるのが彼なのである。
腹の立つことに(爆)、これすらもきちんと観察している女豹たちの毒牙にかかりそうにもなったんだけど トモくんのスタンスをこの頃すでにトレースすることが出来ていたので、何てことはなかった。 いじめも終焉に近づき、あたくしも何とか自分1人分の居場所を確保することができていたし、 如何せん、卒業式までのカウントダウンが始まっていた。
トモくんにしてみれば「つまんない騒ぎの中にいるな」程度のことだったのかもなぁ。 彼は知らないと思うよ(苦笑)。 卒業式までもうあと何日もない中、またクラスの女の子たちに待ち伏せされて、 あぁだ、こうだ言われたことなんて(笑)。 あの時の、女豹たちの言い分は、的外れで面白かったけど(爆)。
「シンがダメになって、ヨシオの方もダメなら、今度はトモに鞍替え??」
「こんなヤツのことが好きなんて、佐倉君がかわいそう・・・・。」
う〜ん・・・・。鞍替えも何も、そこに彼がいたから話をしただけで、この有様( ̄∇ ̄;) 15歳の思い込みというか、ある種「魔力」なんだけど、コレってあたくしに限った話じゃなくて あたくし以上に凄いヤツらなんて、一山いくらでいたような気がするわ。 ちなみに、あたくしのことを当時、好いていてくれたという、佐倉君(仮名)は この話題の引き合いには出されているものの、実際は一切関係ないのである(爆)。 まぁ、トモくんが当時、彼と仲良しだったから、あたくしとトモくんがあんまり近い距離になると 面白くない輩もいたんだろう(つか、いたから言ってんだけど(爆))。
しげしげとメールを見返して、思い出した・・・・。 そういえば、トモくんとヨシオってば、同じ高校に進学したんだっけ。 仲が良かったかどうかは全然知らないんだけど、あたくしが前に、ここにも書いた 「サミット」の一部分を担っていた者同士・・・・という事実だけが残っている。 学業成績が大暴落の一途を辿ったあたくしに比べて、この2人は冬が明ける頃には 学区内随一の進学校へ堂々と願書が出せるようになっていたのだった。 一度出した県立への願書を、1回だけ変更できるという制度がその頃はあって、 教室の中で息を呑んで、今や母校になったあの高校の名前を書いて神妙な顔つきになっている そんなあたくしの後ろで、最終確認をして担任に願書を提出しようとしているトモくんが 丁度、同時くらいに立ち上がって、何かの拍子に出願先がその周りにいたクラスメイトに 明らかになってしまうという小さな事件が起きたのだった。
無事に2人とも、志望した高校への入学権利を獲得し、進学を果たし、 しばらくは悪しき思い出も尾を引く感があったので、夏休みまでくらいは結構連絡をとって 会ったり話したりしてたんだっけか・・・・。そんなこともあったなぁ。
大丈夫だよ、トモくん・・・・忘れてないよ。 寧ろ、鮮明すぎるくらいに覚えているから、却って頼れないんだ(苦笑)。 30のあたくしは、15の頃の自分の記憶に翻弄されているその姿が惨めで恥ずかしくて、 とてもじゃないけれど、身内以外には見せられないような醜態なんだ・・・・。 もし、あの国道を越えて遁走をするようなことがあったら、ぷよ2からキミのところへ、 速攻で連絡がいくようにしとく(苦笑)。 そうしたら・・・・助けに来て。 考えてみたら、あの場所まで遁走を果たしたあたくしは、あの時点ですでに、 キミの家へ行くくらいの脚力があるってことだものね(笑)。 それを忘れてた。 あの国道沿いに、力強い協力者が住んでるってことを。
でも、本当に今は平気。おかしなナイトメアはたまに起こるけれど、 ここを飛び出して・・・・ってことはあれ以来ないんだ。 このスペースには、あたくしの記憶が抜け落ちている部分もあるといけないので、 包み隠さずきちんと記録するようにもしてる。 だから・・・・大丈夫^^ キミのことも忘れてない。そして沢山協力者がいるってことも。
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