すみません。ここんとこ、眠りが浅く、どうも呼吸も浅いみたいで、全体的に体調がよろしくないなぁと自覚こそしていたものの、とうとう、発作を経て完全にトリップしてしまう・・・・なんてのをやってしまったらしい。・・・・作り話に決まってるさ、と思う方は「ナイトメア」として読んで下さい。単なる悪夢だったら、アリはアリだと思うので。あたくしも、全部ナイトメアの中での出来事だと思っていたのに、横で寝ていたぷよ2にガツリと指摘され、身震いが止まらなくなってしまった。【夕雅:15歳】身も心も、15歳の時にトリップしてしまったようだ。あたくしが探す人間は、全部中学の時の同級生だったし、それ以降に出会った人たちのことをどうしても思い出せない・・・・そういうもどかしさもそこにあったりして。普通の夢だと、そういう人間関係とかがごちゃまぜになって出てくるんだけど、この日、あたくしの中で一番危ない時代だった15歳にトリップしてしまったらしく、夢なのか現なのかは、自分でも判別がつかず、思い出せることも少ない。会話者として対峙してくれていたぷよ2の報告によると、今1989年、私は15歳・・・・そう発言したそうだ。夢の中で、あたくしは初恋の人にどうしても会わなければならなくて、でも、当時、いじめの波状網でがんじがらめにされていたので、彼の元に行くには特定の人間の手を借りなければならなかった。リエであるとか、トモくんであるとか。夢の中で・・・・と思っていたら、現実の世界でもそうやって動こうとしたらしい。リエやトモくんを探したり、今いる場所がわからなくなったり、挙句の果てには、この家から逃げ出そうとしたらしい。(以上はぷよ2から報告された)言っても聞かなかったので、組み伏せて、パチンとほっぺを軽く打たれたらしい。それでようやく、あたくしは本物のナイトメアから覚めて、現実の世界と繋がった。もう、服薬後だったので足取りもフラフラしていたくせに、邪魔する奴を許すまじとぷよ2と組み合った時、瞬間的にとてつもない力を発揮したようだった。「夕雅先生、ゴメンなぁ・・・・ほっぺ、叩いちゃった。痛くないか?」「痛くないよ?」「あのな・・・・どうもな、15歳に逆行してたみたいだぞ。コレ、最初に言っておかなきゃなんだけど、今後もし、万が一の場合、こういうふうなことがあったら一旦絞め落とすからな。」「( ̄□ ̄;)!! やっぱり15歳のあたしは、そんなだったのか・・・・?」「結構暴れた・・・・。」「15歳・・・・オトンと本気で渡り合ってた時期やぁ。勝ち抜けてきたこともある。」「やで、許せよ。もしものことがあったら、絞め落とす。」「・・・・うん。」このような経緯で以って、あたくしら夫婦に新たな契約事項が追加される( ̄∇ ̄;)今度どうしようもなく暴れたら、あたくしは絞め落とされる(苦笑)。↑まぁ、本物は30歳だから大丈夫だろうけど。おかげで、眠っても眠ってもちっとも疲れがとれない。寧ろ、眠っているとドッと疲れるみたいで、もしかして、知らない間にあたくしは夢と現実の境でウロウロしていて、自分の夢の中で起きていることと現実を取り違えて、眠っている間、何か、とんでもなく恐ろしいことをしてやしないかと、そっちが心配だ。昨日も、そのナイトメアの間にあたくしは初恋の人の家の前に立っていたし、でも気がつくと白い天井の寝室にいるものだから、そこでパニックを起こして、本当に彼の家に行こうと暴れたのかもしれない。↑今は大丈夫だけど・・・・。悪いことをしたなぁ・・・・自分でもそう思う。自己完結で終わっている悪い夢ならまだいいが他人を実際に巻き込んでしまっているから、性質(タチ)が悪いったらありゃしない。夢の中であたくしは、自分が結婚していることも忘れていたし、恋人はあの人だけと信じて物凄い突っ走り方をしてたのだけど、正直、それは快感だった。風のようにビュンビュンと加速度をつけて飛び回っていた時代っていうのは、こんなにも気持ちがよくて自由だけれど、反面不自由で、だけど一番「自分」であった時代なんだなぁ・・・・そんなことを思った。また・・・・。コレが昭和の話だったら、あたくしは簡単に実家に差し戻される欠陥品なんだなぁということも同時に思い知らされて、涙が出た。平成でよかったよ、ホントに(苦笑)。こんなパニックが続くようだと、おちおち子供も作ってられないし、そもそも、他人様より不安定になりやすい体質の中、どうやって十月十日を過ごすのかなんて、考え始めた日には、眩暈すら起きる。どうしてこの時期、不意にあたくしを、このような発作が駆け巡っていくのか・・・・それも不思議なんだけど、どうしてトリップする起源が「15歳」なのかというのも不思議。自分の中で、1989年12月2日は多分人生の中でのターンニングポイントとして一生残り続けるだろうな・・・・1989年12月2日にそう思ってしまった名残なんだろうか?もうすぐやってくる・・・・あれから丁度15回目の12月2日が。↑あんなに心地いい場所はなかったというのに。