もう、書かずとも承知という方もおられようが、あえて書く。 何でか、あたくしが未だ繋がっている交友関係というのは、鉄壁の鎧をまとったかのような、 個性的な人間に包囲されている(苦笑)。
あたくし自身、それほど偏った人間ではないはずなのになぁ・・・・と、自分では思うものの、 そういうふうに言うと、この鋼の包囲網たちは口を揃えて、
「アホかっ!! 自分のことだけ棚にあげやかって!!」
と言うだろうことは、安易に予測できるので、あえて言わないけれど・・・・それにしたって、 「お前こそ、それ言うか??」みたいな輩ばかりなので、まぁ、どっちもどっち・・・・そういうことだ。
特に、あたくしが精神的な脱皮を果たし、のびのびと自由奔放な友達とばかり付き合い始めた 高校時代以降の友人は、皆、こんなヤツらばっかりで、それ以前となると、上澄みのみの関わりしかなくて 当時はあんなに仲が良かったのに・・・・とあたくしでは思っていても 疎遠になってしまった古い付き合いの人間は山のようにいる。 ただ、これら交友関係は、「普通の人々」ばかりで、長く付き合えばそれでいいかというと そうでもないんだな・・・・と思わせる。
先日、2次会の総統括をかってでてくれたサナエはその代表格みたいなものなんだけど、 彼女にもどうしようもできない暴れん坊(婦女子)がまだまだいるにはいる。
うち1人。OMDCコードネーム:しま。このオンナは一筋縄でコトが運んだためしがない(爆)。 一応、常識だけはわきまえているようで、先輩であるあたくしの前ではきちんと敬語を使う。 ただ、やることなすこと発想の諸々全てが、傍若無人。 ・・・・この言葉はまるで彼女のためにあるものだと思えるほどに、破天荒なのである。
OMDC内で、初代破壊王として「デストロイヤー・あり」という不名誉なミドルネームをつけられた あたくしであるが、まさかその破壊王の座を受け継ぐ人材が、すぐ下の後輩にいるとは思わなかった。 一時期、そんな彼女は「クラッシャー・しま」というミドルネームがつけられ、 あたくしと彼女がバラシの現場に現れると、壊さなくてもいいものまで壊すので、 遠回しに「あ、ここ、いいですから・・・・」と現場から遠ざけられる( ̄∇ ̄;)
しまには放蕩癖や突発的行動が多く見られ、 大学を選ぶ時も、その大学に進学してからも、何だかよくわからない行動を多く記録している。 漢文が得意だったので、そんな流れでか、いきなり中国に留学したり、 留学先で、天安門事件に巻き込まれてみたり・・・・等々、普通ではありえない経験も 他の婦女子に比べて多く体験している。 加えて、コイツの放蕩癖はあたくしにも掴みきれないことが多くあったので、 とある時期まで、こいつの居場所がわからず、行方不明扱いだったのだけど、 去年の年明けにウタゲを開催した時に、ようやくその足取りを掴んだ。
OMDCの鉄のオキテ・・・・「先輩の言うことは、可能な限り絶対である」という不文律を 誰よりも忠実にこなしていた、しま(爆)。 イヤならイヤと言えばいいのに、可能な限り何でも実現させてしまうので、我々もつい面白がって、 彼女には絶対不可能と思われる無理難題を、あれこれ注文したものだ。
そんな鉄のオキテを、30にもなってまだ発動させようとするオンナ・・・・あは♪あたくしだ( ̄^ ̄) うちらが互いの伝言専用に使用しているBBSで
「誰かしまに、あたくしの結婚式の2次会には絶対出席するように伝えなさい( ̄^ ̄)」
「何かインパクトの強い、物凄い催しを用意してこないと、飲ませねぇから、そのつもりで( ̄^ ̄)」
と、書き込みをしたところ、義理堅い後輩、ひがが必死に彼女を捕まえて、コトの詳細を説明したらしく、 今日になってやっと、しま本人から電話連絡があった。
「お久しぶりです〜。その前にこの度は・・・・」
「(そ・・・・葬式じゃないんだから( ̄∇ ̄;))」
「ひがから連絡があって、強烈なブツもちぃと一緒に探してあるんで。」
「おぉ♪ それはご苦労であった。で? 来れるのね??」
「ハイ! ぜひ行きますよ♪」
「インパクトの強い格好をしてくるように( ̄^ ̄)」
「やめてくださいよ、先輩〜。ブツの物色をしている時もメチャクチャプレッシャーがかかったんですから。」
「( ̄ー ̄)ニヤリッ 期待してるよん♪」
「実はですね、母親にも『あんたもそういう席に出といた方がいい』って言われたんですよね。」
「世間に揉まれてこいと??」
「いや、早くいいオトコを物色してこいとの指令が・・・・( ̄∇ ̄;)」
「さすがアンタの母ちゃん・・・・天下無双の無敵っぷりだわね。 いいよ、いい物件揃ってっから。ガッツリ探しにおいで♪ 詳しい場所、わかる??」
「久屋ですよね・・・・あたし、結構方向音痴なもんで、自信ないんですよね。」
「んじゃ、とりあえずアンタの実家にハガキを発送しておくように、サナエに頼んどくわ。」
「( ̄□ ̄;)!! やっぱり2次会はサナエ先輩が仕切ってんですか??」
「( ̄∇ ̄;)ま・・・・まぁね。物凄い働きっぷりでさぁ、ダンナ側の幹事がヒイてた(爆)」
「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん! わ・・・・わかる気がする。 思いっきり想像つきますよ、その様子が。」
「そんなわけで、そういうウタゲになりそうなんで、飲めるだけ飲んで帰ってちょうだいな♪」
「会費分の倍は飲みますからっっ!!( ̄^ ̄)」
同朋にもはっちゃけた輩が結構いるのだが、後輩の中で暫定トップを突っ走るのは 正に、コイツである。 一体、どんなブツを獲得して、2次会の会場に単身で現れるのかメチャクチャ楽しみなところである。
ちなみに、OMDCコードネーム:ちぃと共謀して、コードネーム:サトミの婚礼祝いとして渡されたブツは 岩塩の塊(外見予測2kgはありそう)と、業務用アイスクリームコーン(100個入り)という 確かに実用的には違いないが、持って帰るのにはとても迷惑で、加えて 存在意義には薄いが存在感だけは異様に猛々しい、凄いものをチョイスしていた。
「いやぁ、あり先輩の場合は苦労しましたよ(笑)。 コレではひがしか笑いを取ることができねぇ、とか結構そんなんばっかだったんで。 でも、サトミの時と同レベルのインパクトはお約束します( ̄^ ̄)」
コイツの自信は、時に恐ろしい( ̄∇ ̄;) うちらの発想と予測を遥かに凌駕した選択をすることが大多数なので、今回もきっと、 あたくしはその罠にまんまとハメられるのだろう・・・・。
しまの母ちゃんには悪いが、親の見ていないところで、あなたの娘は予想以上に暴走してますから。。。 とはいえ、いいオトコを捕まえてこいと、年がら年中指令を下し続ける、彼女の母親こそ、 本当にはっちゃけた女性なんだけど( ̄∇ ̄;)
要するに2次会とは、そういうウタゲなものである・・・・。
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