本日付で、あたくしの高校時代の悪友・リョウジくんが、とうとう30になるはずです。・・・・ふっふっふ( ̄ー ̄)ニヤリッ おめでと〜♪コイツは前にあたくしに言ったんです。「俺の誕生日は9月19日♪『くいっく』って覚えてね♪」「( ̄∇ ̄;)」「忘れれんやろ?( ̄ー ̄)ニヤリッ」「( ̄□ ̄;)!! 刷り込まれた!?」そんなわけで、あなたが結婚してからも、謎の『くいっく』が頭にへばりついています。責任とりやがれ、コノヤロー(爆)。まぁ、今年になって、あたくしも彼も無事に結婚を果たしたわけで、もう『くいっく』だろうが何だろうが知ったこっちゃありませんが、悪友の凄まじきみそじ突入に際しまして、お祝いの言葉に代えさせていただきますわ♪そんな本日。実家の近所にある神社に、新たに自噴水が引かれたとのことで、ここの水の美味さが大評判!!瞬く間に近隣住民の間にこの水の評判が広まり、今や、名水百選・大垣加賀野の自噴水よりもこっちの方が空いてるからってんで、数多くの人々がこの神社に足を運ぶようになった。加賀野のお水は、日本が認めた名水ということで、朝から晩まで人がポリタンク持参で並んでいて、とてもじゃないけれど汲みには行けない。車を出せば、この神社よりも近いのだけど、有名になりすぎて、何時間と並ばないとお水が手に入らないのだ。それが、同等品質の水がすぐ近くで手に入るっていうので、あたくし早速、本日の買出しの帰りに2ℓペットボトル5本を持参しまして、汲んでまいりました。今も、PCのかたわらに、このお水で希釈したリンゴ酢を置いて飲みながらやってんですが、何ですか、コレは!!??ずっと、水道水でもいいと思って生活してきましたが、味がここまで違うとは思ってもみませんでした。2杯目突入ですわ(爆)。少し、お国自慢&大垣の歴史についてお話しておきますね。別称【水都】と呼ばれる、わが街・大垣は、昔から木曽三川の水害を多く体験し、水の恩恵もあれば、水の被害も多い、そんな街なのでした。お城の石垣には、かつてここまで水に浸かったのだという印みたいなものも残っていて、昔からこの街の人々が、水に対しては警戒もし、そしてどのように水を利用するかに関しては周囲の街を遥かに凌駕した敏感さで、この街から桑名まで運河を引いたという歴史もあります。コレが俗にいう「宝暦治水」というヤツで、当時の薩摩藩から半ば強引に人夫さんたちを連れてきて考えられないような労働を強いた・・・・というのは歴史の教科書にも載っています。河口近くの「千本松原」のお話なんかは有名ですね。その運河が、今の「水門川」と呼ばれる川で、住吉灯台という運河専用の灯台があるところには今でも、当時舟くだりとして使っていた、「ダルマ舟」が残されています。運河(用水)なので、台風が来る度に決壊していたのですが、最近では土手をきちんと舗装し直し、排水ポンプも完備しているので、ここらが海抜0m地帯でも床上まで浸水することはまずなくなりました。さて。天候が齎す恵みの雨の他に、大垣には地下に豊富な水脈があるので、地盤がゆるいことでも有名(笑)。うちの母校(高校)なんか、田圃の真ん中に新校舎を作ってしまったので、体育館の土台なんか、地盤沈下でひび割れているし、そうかと思えば、市が莫大な予算で以って、うちの高校のすぐ隣に陸上競技場を作ったのだけど、トラックが波打ってしまう有様で、公式競技では使い物になりません(爆)。名古屋や岐阜まで出ると、地下道や地下街が発達していて、土地の有効利用を図っていますが、大垣にはそういったものがほとんどありません。地下を掘ると、水が出てきてしまうからです。しかし、早くからその水の豊富さに目をつけて、発展したのが繊維工業。水が沢山ないと、糸や布の生成が出来ないので、鐘紡の本社(化粧品で有名ですが)があるのは実は、大垣だったりするのです(4へぇ)。そういった繊維工場がお休みの日になると、地下水を汲み上げるわけでもなく、ただ庭に水がちょろちょろと湧き出ているお家なんかでは、ちょろちょろが結構な量になり、常にちょっとした池がある・・・・なんていうのもご近所では珍しくもない話でした。お祭なんかで、金魚すくいをした後、ここからお水をもらってくると、酸素ボンベを入れていない普通の水槽やバケツでも、異様なほどに金魚が長生きして、ちっちゃめの鯉くらいの大きさにまで育つので、水質の良さは、前々から知ってたんですがねぇ・・・・。そんな大垣の夏の風物詩は、葛を使った「水まんじゅう」。地元の水と氷に浮かべて食べるのが、また何ともたまらない!!地元の和菓子屋さんは、持たせてくれる時に必ず、「絶対に冷蔵庫に入れないで、お水と氷で冷やしてください。」と言う。我が家では代々、かき氷の中に埋めておいて、氷が霙状になったところで、キンキンに冷えたこの水まんじゅうを頂く。和菓子はあんまり得意ではないこのあたくしでも、2個はいける。盛夏、和菓子屋の店頭には、必ずと言っていいほど水まんじゅうが、お猪口くらいの器に入ったまま水の中で冷やされていて、頼むと、黒文字でツルっとその場で取りだして持たせてくれる。ただ、水の中に入れておかないと、葛がすぐに固くなってしまうため、遠方のお客様にお土産にと思っても、なかなか叶わないのがリスキーなところでもある。皆様、夏に大垣にお越しの際は、京都並に暑いので、それに応じた防暑グッズを持参の上、銘菓・水まんじゅうを御堪能ください♪ くどいようですが、夏季限定です。ぷよ2がここで暮らし始めてからそろそろ半年になろうとしていますが、暮らし始めた直後くらいに、こんなことを言ってました。「大垣では、どんなに寂れた喫茶店に入っても、絶対にハズレがないからスゴイよな・・・・。」あたくしにとっては当たり前のことなんだけど、確かに、普通の水道水で沸かしたコーヒーでもたとえそれがインスタントであろうが、そこそこなんだ。だから、「美味しい喫茶店」というのは、大概、地下の水脈から水を汲み上げていて、きちんとサイフォンで淹れたコーヒーはまず、及第点以上で、問題はない。自宅の水道水でネスカフェを淹れても、文句を言わないぷよ2は確かコーヒーには煩いはずなのに、未だ1度も文句が出たためしがなく、毎日水筒に、熱いコーヒーを持たせているんだけど、それだって、水道水を沸かして、普通にインスタントコーヒーを溶かしたもので、金はほとんどかかってない。なのに、毎日その水筒は空になって帰ってくる。それで、だ。今日、汲んできたこの水で、お茶やコーヒーを淹れようものなら、一体どんな騒ぎになることやら(笑)。「うちが喫茶店になったぞ〜♪ わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪」・・・・うむ。ありうる。水のままで飲んでも、味わい深く、素直に美味しいと思える。リンゴ酢がこのペースで2杯目・・・・酢がダメなあたくしなのに・・・・。水のパワーって、本当に凄いわ。今回10ℓ汲んできて、全部冷蔵庫に入らないので、製氷皿をどかすなどの工夫をして、2ℓ分は、牛乳パックを利用して、大きな氷を作っておくことにした。アイスピックで砕いて、スコッチを飲むと絶対に美味いって!! という確信と、たまには、こういうのもいいかなぁと思って(笑)。で、残りの8ℓのうち、およそ1ℓは今まさにあたくしが飲み干そうとしている。生水なので、そんなに持つものでもないんだけど、この調子でいくと、あれらの水はすぐに麦茶に化け、コーヒーに化け、味噌汁にも化け、米を炊く時にも化け・・・・と、ひょっとしたら、一両日中に全てを使い切るかもしれない。嗚呼・・・・こんなことなら、もっと大きい冷蔵庫にすればよかったよ(爆)。今でも、2人暮しなら余るほどに大きい冷蔵庫なんだけど、まさかこの期に及んで、水をこんなにも保存するとは思ってなくて(笑)。もう少し郡部に下り、養老あたりまで行くと、水道水からしてこの状況。田舎はすごいよ!生きていく源である水が、美味しい上にタダで手に入るんだから♪↑水だね、多分。そういや、このあたくしも大学時代、長期休暇で1ヶ月くらい帰省すると、肌の調子が頗る良くなったっけ。肌荒れが一気に治って、化粧のノリが格段に良くなるのよ・・・・。京都の大学に行ってた子も同じようなことを言ってた。ただ、水は生ものなので、持ち帰っても使える期間が限られる・・・・。本当は、「肌水」みたいに使いたいところだったんだけど、そうもいかないのが、水の神秘でもあるわけで。↑自分の正直さに、ある意味驚いたけど(爆)在京時代、飲むための水を買うのにためらいを感じていたのですが、背に腹は変えられぬと散財。でも思った。ヴォルビックより、エビアンより、やっぱ地元の水が一番美味いって。近所にあったコンビニで、激安の水が売られていた。ラベルを見ると「養老山麓の水」と書いてあった( ̄∇ ̄;)帰ればタダで飲めるとわかっていつつも、何でか懐かしさに駆られて、買ってしまった。でも、その時飲んだお水の味は、やっぱり地元の水の味ではなかった。そりゃ、そうだ。精製された水には、奥ゆかしい風味がない。水都生まれ、水都育ちのあたくしは、煙草を吸うようになっても、水の味だけは判別がつく。今日は、夕飯に普通に味噌汁を出してやろう。ぷよ2は気付くだろうか・・・・?って、あの人、せっかく味噌汁作っても、興味ない感じだもんな( ̄∇ ̄;)・・・・肉ばっか選り好んで食ってるから、そうなるんだ(-。-) ぼそっあ〜ぁ。今日のおかず、何にしよう・・・・? いい水が手に入ったから、風呂吹き大根とかにしたいけど、やっぱり、毎日のように動物性たんぱく質は必要ですかねぇ・・・・?