2004年09月03日(金)
ペペロンチーノと最後の夏の風物詩


地元、県立岐阜高校、高校生クイズにて優勝!!
実は、この長きに渡る歴史を持つ高校生クイズなのですが、第1回の優勝校も
地元、県立加納高校だったんですよねっっ♪


夏の風物詩と語られる、高校野球・・・・甲子園。
両校とも、こちらでは県予選でちっとも猛威を振るわない高校です(苦笑)。
オマケに加納高校には、硬式野球部自体があるんだか、ないんだか( ̄∇ ̄;)


あたくしは昔っから大のクイズファンで、「絶対出たる!! アメリカ横断ウルトラクイズ!!」という
目標を携えて、高校卒業後上京したんだけど、上京するや否や、バブルの影響でか、
あの番組も見事打ち切り・・・・( ̄∇ ̄;)
高校時代に、高校生クイズに出られなかったことが痛く悔やまれる。
どうして出られなかったかというと、まるで申し合わせたように、学校側がその予選の日に
模擬試験を開催( ̄□ ̄;)!! コレ受けないと、進路指導に差し支えますよ〜、という
無言のプレッシャーから、試験から逃げることは出来ず、そうでなくてもあたくしの場合は、
テストで点数が取れないくせに、行きたい大学は第1希望から揃いも揃って、かなり特殊なとこだったんで
せめて模試は受けとかないとお話にならなかったのである。


高校2年・・・・夏の第1回目の模擬試験の日。
何でかちらほらと空席が目立った。


「あれ? 欠席者多いね?」

「皆、アレに行ったんだよ。高校生クイズの予選。」

「何ですと〜〜〜〜っっ!?」



雑学に関しては当時からムチャクチャ長けていたこのあたくしを差し置いて、
模試サボってまで予選に行くとは・・・・。
呆然・・・・つか、サボるという発想がそもそもわかなかった自分が情けなかった(爆)。
夏は特に課外活動でメチャクチャ忙しかったあたくし。休みだというのに、ほぼ毎日のように登校していて
時間はいくらあっても足りなかった。
高校生クイズの予選には出たくて出たくてたまらなかったけれど、
万が一、地区予選を突破できたとて、その後の本選をどのようなスケジュールでこなすか
自分でもよくわかんなかったので、2年の夏休み、皆が挙って予選に行っても、
3年になってから、同じ行動をしようとは思わなかったし、物理的にも叶わなかった。

何故なら、うちの高校、うちらが高校3年の時、野球の県予選で決勝まで行っちゃったもんだから
そっちの応援に時間を取られて、実は薄々噂で耳にしたんだけど、
応援団の中にも、クイズの予選の方に行きたかった・・・・なぁんていう人もいたとかいないとか。
まぁ、そういうヤツは、根っからのお祭人間なので、甲子園で燃えるか、クイズで燃えるか
どっちかが満たされればいいわけで、あたくしも実はその1人だったりした。
満たされたので良しとするけれど、本格的な受験戦争が控えている夏休みに、
最後のお祭として、出来るだけ沢山騒いでおきたい・・・・この気持ち、何となくわかるでしょう?


この日。
ぷよ2は泊まりでいないので、思いっきりニンニクを使った料理が食べたくて、
物凄く思い切った「ペペロンチーノ」を用意して、番組を見ながら、青春をかける高校生たちを
ニンニク臭く応援していた(爆)。

破竹の勢い、岐阜高校!
東海勢は、半田工業、半田高校、刈谷高校とわりと目立つ位置にまで結構残ってきていて、
残り10校となった時、岐阜、半田工、半田の3校がぎっちりと食い込んでいた。

遂に決勝。華の10問先取り早押しクイズに差し掛かった時、司会者から、岐阜高のメンバーについて
少々、注釈めいた紹介があった。


「●●君、特技は円周率の小数点以下50桁まで全て暗誦できます!」

「おぉ〜っ・・・・」
 (どよめき)

「▲▲君、アメリカの歴代大統領と、日本の歴代総理大臣の名前を全て覚えています!」

「おぉ〜〜〜〜っ・・・・」
 (どよめき)

「××君、何と世界中全ての国の首都が頭に入っているそうです!!」

「えぇ〜〜〜〜っっ??」
 (もう、歓声(爆))


決勝まで残った相手校である、敗者復活戦から勝ち上がってきた、神奈川・弥栄工業と、
実力伯仲・優勝候補と目された大阪・天王寺高が一瞬、ヒイたのがわかりました(爆)。


勝負は、天王寺対岐阜のシーソーゲーム、弥栄は割り込む隙もなく、物凄いハイレベルな戦いが続き、
遂に、頭脳戦の華、全国優勝は岐阜高校と相成ったわけです。




岐阜高校といえば・・・・。
ここらでは超有名な進学校。
公高私低の傾向が未だに拭い去れない、ここら田舎の最高峰といわれる、由緒正しい県立高校です。
うちらは、そもそも学区制で岐阜高校への進学というのは物理的に出来なかったんだけど
前述した加納高校には、音楽コースと美術コースがあるので、そこを受けようと思えば受けられる。
ただ、岐阜高校は一貫した普通科だったので、まぁ、やることといったら他の普通科と同じなんだけど
如何せん、頭のいいヤツが多すぎる(爆)。
岐阜学区の中で、ずば抜けて頭がいい・・・・今はどうか知らないけれど。
一時、加納高校や長良高校、岐阜北高校あたりがメキメキと頭角を表し、
偏差値上では、岐阜高校を上回ったなんて話を聞いたが、偏差値制が廃止された今、
本当に頭のいいヤツは、やっぱり岐阜高校に集まるらしい(笑)。

西濃学区の最高峰といえば、大垣北高校で、ここからも毎年何人もの有名国立大合格者や、
東京六大学合格者を多く輩出し、田舎モノを関東方面へ進出させているが、
岐阜高校は、確かもっと凄い勢いだったと思う( ̄∇ ̄;)


高校生クイズにおいて県勢が健闘したことで、記憶に残っているのは、やっぱり加納高校。あと大垣東。
岐阜高や大垣北高にはない校風からか、頭がいいんだけどそれを受験ではない方に利用する
そんなイメージがあった。
あたくしが見ていた中で覚えているのは、加納高校の優勝と、大垣東が8強まで残った、
その2つくらいかな・・・・毎年見ているんだけど、県勢が頑張っているシーンは
やっぱりなかなか見られない・・・・高校野球と同じで(苦笑)。


でも、本当に羨ましい。。。
知識と知恵、体力とチームワーク、パワーとバランス・・・・高校生にはなくてはならない
その全てを遺憾なく発揮して、全力で挑む高校生クイズ。
バカっぽく見える化粧をした女子高生が結構なところまで残り、敗れて涙を流しているというのも
意外と清々しいものだ。
知識と知恵と体力(パワー&バランス)を網羅した上で、あぁいう格好をしてるんだな、と
それがわかると、何となく、健気で純朴にすら見える。
世間の高校生が皆そうであるとは限らないわけだけど、それなりに学校にきちんと通って、
きちんと知識を身につけて、常識たるやを勉強し、体力づくりに励まないと、
お祭騒ぎも出来ないんだなぁ。
優勝したチームは確かに全ての分野のバランスがとれていて、それで勝てたんだけど、
準決勝手前に残った10チームは、どこもとても個性的で、一所懸命で、
たまさか、それが報われなかった・・・・点数として反映されなかっただけで、
今も昔も、高校生たるや、こうあってほしいという理想みたいなものを見た気がした。

↑否も応もなく、我慢していただきます( ̄^ ̄)

そんなあたくしの、目下の願望は、やっぱり「アメリカ横断ウルトラクイズ」の復活!!
・・・・と、その前に、ミリオネアのセンターシートが先だったりもする( ̄∇ ̄;)
数年前、電話受付は突破し、CXから1次予選のクイズが電話で執り行われたんだけど、
その時のあたくしは、丁度バイトに行く寸前で、シャワーを浴び、電話を取った時点では
生まれた時と同じ格好で、わかる問題もみすみす逃した大バカヤロウなのである( ̄∇ ̄;)
人間、いつ如何なる時も、「平常心」を保ち、基礎問題くらいは楽勝でクリアできなければ、
あの黒光りするオジサンと互角に渡り合うことなんて出来ない(爆)。
センターシートに素っ裸で出陣していくつもりで、またせっせと電話をかけてみるかな(爆)。

↑ヽ(´-`)/ ふっ...人生なんてこんなもの

1000万円なんて、簡単に獲れるもんじゃねぇんだよな・・・・(-。-) ぼそっ

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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