2004年05月10日(月)
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あの人は知らない・・・・ |
知らないんだ・・・・多分。
元々、あたくしが「取捨択一」が凄く苦手で、「自分の好きなように」という 究極に自由な選択肢を目の前に突き出されると、一番困ってしまうことを。
知らないんだ・・・・きっと。
元々、あたくしは休息をとるよりも馬車馬のように働き続けていた方がラクに感じていたことを。 でも、そこに歪みが生じて、身体を壊してしまったことを。
わからないんだ・・・・多分。
そうして生じた歪みで「身体に及ぼす反応」と「本当はこうしたいという欲求」に誤差が生じていることを。 だって、あたくし自身もどうしたらいいのか、本当にわからないのだもの。
わからないんだ・・・・きっと。
何故、あんなに沢山の種類の薬を飲み続けなくちゃならないか、それをやめてしまうことが出来ないか。 それだって、あたくし自身、よくわかんないのだもの。
昨日、寝る前、相当グロッキーだったあたくし・・・・。 夕飯を作りながら、フラフラしていたあたくし・・・・。 オマケに、休むために横になっても、ちっとも休まってなかったあたくし・・・・。 睡眠をとるために、沢山の薬の力を借りているわけだけど、 自分の膝に広げた、およそ2週間分の薬の量を改めて見てみて、何だか背筋が凍るような思いだった。
こんなに飲まなきゃいけないの?? そりゃ、2週間分といえばかなりの量だし、 14日に分けて飲むんだから、それなりの量があって当然なんだけど、 それでも、この薬を全部身体の中に入れてしまわなければならないのか・・・・ってことを考えると、 正直、ゾッとした。 一瞬、意識が遠のくような感じになったんだけど、雨降りが続いて気温が落ち着いているせいか、 あたくしの体温は、倦怠感とは裏腹に、少し下がったところで落ち着いている。 膝に広げた中のロキソニンは、消費する量が格段に減ったので、あれは見なかったことにしよう。 眠剤だって、当初の半分にして飲んでいるのだから、全部を2週間で飲みきることはない。 見なかったことにしよう・・・・見なかったことに・・・・。
でも、ぷよ2は、きっと本当に知らないんだよなぁ。 あたくしが、「休息」を巧く取れなくて、イライラしていることや、 本当はもっと動きたいのに、身体がいうことをきいてくれないことや、 無理をしているわけじゃないのに、自然と血糖値が下がっていくことや、 それら全て、あたくしの意識下では巧くコントロールできないこととかを。
休息が取れれば、少しは動けるようになるさ・・・・なんていう安直な考え、凄く嫌だ。 だって、休息をとっても尚、動けなくて、イライラする事の方が多いからだ。 休息をとらずに、多少無理をして、あれこれとやっつけていた方が、精神的にはすごく楽なんだけど それって、やっぱり不健康なんだろうか? 新しい環境には新しいルールがあって、それを最低限、守らないことには ここでの暮らしも侭ならないわけだけど、 その最低限をきちんと保持する役目は、このあたくしだ。 一人暮らしの気儘さや、親元での暮らしの依存を捨て去らないと、上手にやっていけない。 そして、その暮らしのサイクルを、自分なりのペースでこなそうとすると、 平日も週末もGWも関係なく、365日、ずっと無休ということになる。
あたくしは、そういうサイクルをきちんと保持する中、お昼寝させてもらったり、 適当さを身につけて、家事にも対峙しているつもりなんだけど、 結局のところ、年中無休なんだよなぁ・・・・ってことに気付かされる。
きっと、まだ慣れてないだけなんだろうな・・・・あたくしって、新しい環境に適応するのに、 物凄い時間をかけてしまう・・・・最長1年とか(苦笑)そういう人間だったから、 5月のこの時期、絶好調なわけがないんだ。
そう思うと、少しは自分に対して安心できるんだけど・・・・
そう。焦っているわけじゃないんだけど、たまに凄くイライラするんだ。 自分の身の置き場であったりとか、自分だけの時間の過ごし方に関してだとか・・・・。 お金の使い道とか、食事の内容とか・・・・。 毎年、4月あたりに凄くハイトーンになるから、きっとそれを5月も続けようと、 身体や頭が勝手にそうしようとしてるんだよなぁ・・・・。わかってはいるんだけど。 学生時代もそうだったし、それ以後もそうだったし。一人で暮らしている時も、 親と一緒の時も、何でかそれだけは変わらなかっただけにね・・・・。
こういうのも、メイシックというんだろうか?? やる気はあるんだけど、身体がついてこない・・・・とかいう、どっかのCMのキャッチコピーみたいな あたくしでも、5月病ってありうるんだろうか?(爆)
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