2004年04月25日(日)
闘え!起動戦士アサミンジャー 「背後関係」の巻
 〜アヒル隊長の家庭事情〜

毎度。
クリニックに行っても、何ら面白味がなくなってしまったアサミンジャーです( ̄∇ ̄;)
いや、別に、面白味を追究するために通ってんじゃなくて、今や本当に孤軍奮闘を強いられている中、
薬の量はどのくらいにしたものかとか、こんな症状の時には如何したものかとか、
そういう、物理的相談相手が近くにいなくなったから、あたくし自身、凄く困っているのは確かだ。
そりゃ、名古屋まで行けばオーアエが診てくれるわよ。多分。
しかし・・・・やっぱり大学病院って気に入らないアサミンジャーなのであった。


だって・・・・。
人が犇きあっていて、昨今の世情を見る限り、精神科といえども、侮れないほどの混み具合・・・・
なぁんていうのは容易に察しがつくし、出来るだけ、具合のよろしい時に行きたい。
電車に乗っている間にヤバくなったとか、待合の間にヤバくなったとか、もうそういうのは避けたい。
オーアエに話したいことはてんこ盛りにあるけれど、今回は自分の体力とも相談して、
近所のいつものクリニックで、アヒル隊長に近況報告と、処方の相談をしてみることにした。


実はもうこのクリニックにあたくしのカルテはなく・・・・っつうか、あたくしが自分で

「大学病院に行きます。」

と宣言しちゃったもんだから、オーアエがそうと決めて、カルテを大学に持ってっちゃってるんだよな。
不用意な発言をするんじゃなかった( ̄∇ ̄;)
やっぱ、彼の言う通り、「治った」ことにして、見て見ぬふりでもしてれば、
本当に治ったかもしれないし・・・・ただ、薬だけは定期的に貰わないと困るし、
かといってその度に名古屋に出向いていたら交通費だけで破産しそうだし・・・・。
そんなわけで、土曜の早朝・・・・アサミンジャーは予約もなしに、
アヒル隊長のところに駆け込んだのでありました。


「予約ナシだから、30分くらい待つことになると思いますよ・・・・」


ここのところ、ずっとこのクリニックの受付で顔をあわせている、ハイトーンボイスなんだけど、
いつも囁くような優しい声の男性がそう言った。・・・・名前、まだわかんないや( ̄∇ ̄;)
そうだ♪ いつものようにあだ名をつけて差し上げましょう♪ ( ̄ー ̄)ニヤリッ
彼は痩せ型で、メガネをかけている。
電話をとる時も、受付で名前を呼ぶ時も、決して大声を張り上げたりせず・・・・なんだけど、
彼の声は、何故か待合全部に聞こえるから、そこが面白いっちゃあ面白いポイント(笑)。
オマケに、頗る気が利く。痒いところ全てに手が届いている状態でも、尚

「痒いところはございませんか?」

と聞いてくる美容師と同じくらいに、いっつも丁寧なのだ。
さて、この日。
待合の中央にドカンと置かれたテーブルには、沢山の種類の専門雑誌が置いてあって、
宛ら小さな図書館みたいな状態なんだけど、コレのおかげで、待合も随分退屈しなくなった。
マンガもあるし、普通のファッション誌や女性週刊誌もあるにはあるんだけど、
変わってるのは、絵本専門の雑誌であるとか、クラフト工芸専門誌であるとか、
車やバイクの専門誌、料理の専門誌、健康専門誌、園芸専門誌・・・・
果てはピアノスコアや画集まで置いてあるのだ。

あたくしも生活の環境が変わったことだし、NHKの某料理番組の専門誌に目を通しながら、
あ・・・・コレなら材料があるからすぐに作れそう♪みたいなおかずのレシピを見つけたので、
こっそりといつも持ち歩いているノートに書き写していた。

まだ早朝で、患者さんも少なかったので、あたくしの動向もよくわかったのだろう。
32条の申請更新の書類をこの彼が持ってきて、色々と説明してくれて、それで終わりかと思いきや、


「日野さん、何か写してらしたみたいですけど、よかったらコピーとりましょうか?」

「へっ??? あぁ、もうすぐ終わりますから(苦笑) お気遣いありがとうございます♪」



どうよ? このサービス精神!! メンタルクリニックって、そこまでしてくれるんだ〜♪
へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪へへへぇ〜♪(へぇボタン、連打中)
最初は、この彼のことを「のび太」にしようと思ったんだけど、急遽変更!!
至れり尽くせりなので、「キテレツ」と呼ぶことにします(爆)。
のび太は自分では何もできないけれど、キテレツはね〜♪ 自己解決派だからね〜♪
頼めば、2〜3日中に発明品とか作ってくれそう(爆笑)。

そんなキテレツくんに、あたくしはもう1つお願いをしていたのであった。


「あのぉ・・・・よかったら、オーアエ先生の連絡先を教えて頂きたいんですけど・・・・」

「わかりました。少し待ってて下さいね。」



キテレツくんは優しいのだ。
あたくしが待っている間に、きちんとメモ書きをしておいてくれて、わざわざ受付から出てきて、


「こちらが大学病院の大代表の電話番号で、ここで精神科外来の呼び出しをして頂くと、
巧くすれば繋がると思います。大学病院、大きいですから繋がりにくいそうなんで、
根気よくかけてみてくださいね(笑顔)」


「(まぁまぁ・・・・御丁寧に)ありがとうございます♪」



知らない情報を提供してくれる人は、何にせよありがたい。
繋がりにくいとわかっている電話番号ならば、1回や2回で諦めたりせず、
連絡が取れるまで、何度かトライするかもしれない。
知らなかったら、お話中の音に凄くイライラしたかもしれない。
ウ〜ン・・・・キテレツ。このフォローアップのポイントは高いと思うぞぉ♪


そうこうしているうちに、大して退屈せずに時間は過ぎ行き、アヒル隊長があたくしを呼んでくれたので、
診察室に入った。
いつもなら、処方箋だけを書いてもらうんだけど、GW明けまでの薬を何とか手元に置いておかないと、
それが不安因子になってしまうから・・・・と、安定剤の量を倍にしてもらった。


「体調はどうですか?」

「はぁ・・・・あのぉ、私事なんですが、実は結婚しまして・・・・」

「ほぉ♪ それはそれは♪」

「環境が変わったりしてバタバタしてたもので・・・・」

「結婚して、新たな症状とか出ましたか? うつっぽいであるとか・・・・」

「いえ、寧ろ、体調が整ってきた感じで、眠剤も減らしているところなんです。
ここ2〜3週間のことなんですが、3年続いた謎の微熱が平熱になったりしたんで、
ロキソニンを飲まなくてもいい日というのも増えてきまして・・・・。」


「それは良かったですね。あれ? じゃあ、保険証とか変わったんじゃ・・・・?」

「実は、まだ届出が間に合ってなくて・・・・社保扱いになると思うのですが、今月はこのままで・・・・」

「あ、そうですか♪ いいですよ。薬をご自分で調節してるんですね。
確かに、眠剤はもうこれ以上出せない状態ですが、
安定剤は日が空くのであれば、倍量出しておきましょう。
ところで、新居はどちらになったんですか?」


「それが、ここのすぐ近所で(苦笑)」

「なるほど・・・・じゃあ次回、大学病院になるかここになるかはまだ未定ということで、
このまま予約は入れずにおきますね♪」


「はい、どうもお手数かけました。ありがとうございました。」



と、およそこのような会話をしている間に、1回、キテレツくんが診察室を訪れて、
処方箋の薬の内容を聞きに来たんだけど・・・・

↑一瞬、「え?」と思った(笑)

一応、このクリニックの院長は、アヒル隊長である。
彼を慕って、大病院からこのクリニックに転院してきた人々も多い。
なんだけど、そんな所謂一医者と、このキテレツくんの関係性が俄かには理解できなかった( ̄∇ ̄;)

それはそうと、アヒル隊長・・・・この人の家庭事情は荒んでるのかしら?(爆)
結婚したことを報告した途端、それがうつに繋がると解釈してしまうなんて(爆笑)。
元々、彼の頭髪に関しては、ちょっとした疑惑があたくしの中にあるんだけど、
ひょっとしたら、結婚で大きな苦労を抱えてしまった口なんだろうか?(ダメだ、笑いが止まらねぇ・・・・)
願わくば、オーアエみたいなタラタラした医者のことなんかどうでもいいので、
神様・・・・アヒル隊長に不運があるとするなら、是非取り除いてあげて欲しい!
まぁ・・・・不運があると決まったわけではないが(爆)。(* ̄m ̄) ププッ


それにしても、大学病院・・・・いつ行こうかなぁ?
古い建物で・・・・建物だけならまだしも、組織的にも封建的で、
そんな中でオーアエみたいな医者に診てもらうなんて、何だかしっくり来ない気がする・・・・( ̄∇ ̄;)
彼に会うまでに、まずJRと名鉄、もしくは地下鉄を乗り継ぎ、新患受付を突破し、
外来の待合でしばらく待って、挙句、中待ちに通され、そしてようやく御尊顔を拝することができる。
彼は、あたくしのカルテを大学病院に持ち込んだそうだけど、
そのカルテが学生とかの目に晒されてるとしたら、やっぱりちょっと嫌だ・・・・。
街の中にあるちっぽけな病院にいる、面白いお医者としては格別なんだけど、
大学病院の組織の中の人間となると、彼が今まで見せてきてくれた本音の部分さえ隠れてしまう気がして
やっぱり納得がいかないのだ。

組織の背後関係というのは、あたくしには難しすぎる。

↑キテレツの正体を暴きてぇ・・・・(-。-) ぼそっ

大学病院に行くとなったら、ぷよ2ママが付き添ってくれるとのことだった。
あの辺の地理は詳しいようだ。心強い味方が増えて何よりだ♪
ぷよ2ママがこういう「環境」をよく理解してくれる人だったから、
あたくしも安心して結婚に踏み込めたのかもしれない。
彼女は、精神疾患でリタイアした人たちが社会復帰を目指す作業所で、ボランティアの経験もあるので
あたくしよりももっと重度で大変な症状に見舞われている人たちとも、上手に接触を重ねてきている。
あたくしが明るく振舞っていると、常々「我慢しなくてもいいんだからね」と言ってくれる。
あたくしの症状は、今現在、そこまで深刻なものではないけれど、
一時期、やっぱり深刻ととられる時期もあったので、彼女も心配していてくれるのだろう。
何か起きた時、頼れるのは実家の母親だろうけれど、ひょっとしたら、病状を巧く理解してくれるのは、
ぷよ2ママの方が確実で、頼り甲斐があるかもしれない。
サヨコぷよ2はオロオロしてしまうばかりで、
結局のところ、本当にアンコントロールになった場合、頼るべきところは自分であるところ、
専門的に近い立場にいた人が身内になってくれたという点で、あたくしはそれだけで十分に救われてる。
前よりも、明らかに負担は軽減されてると思う。

だから、名古屋に行く時は、絶対にぷよ2ママと一緒がいい。
お姑さんのことをこんなにも頼りにしきっているバカヨメだけど、
可愛がってもらえるうちが華・・・・彼女たちが元気でいて、かまってくれるうちが華なのだ。

新しい家族だもの・・・・大事にしたい。

あさみ


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