2003年11月27日(木)
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にっくきパブロンの苦さ |
どうやら、風邪を引いてしまったようだ。(バカじゃないらしい ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ) いっつも、熱が37.5℃くらいあるので、熱だけでは風邪かどうかの判断がつかないところ、 昨夜に限っては、37.9℃・・・・咳が出る・・・・風邪だわ( ̄∇ ̄;) というわけで、パブロンを飲んだ。
いつも思うのだ。 どうしてあの薬は、あんなにも無意味に苦いのだ?? アモバンを舌下するのと同じくらいの苦痛が伴う。 「良薬、口に苦し」とはいうものの、アレはちょっとやりすぎな苦さだ。 パブロンにも、幾種類かの形態があって、一番飲みやすいのは錠剤、次が顆粒・・・・ そして、地獄の「微粒」タイプ・・・・。 どのくらい細かいかというと、龍角散くらい細かくて、どんなに一息で飲もうとしても、 喉にまず引っかかり、むせ返るのを我慢して水を流し込んでも、口の中に残留感が残り・・・・ といった具合で、あの薬を今まで苦痛無しに飲めたためしがない。
ふう・・・・。 本日、毎食後にその地獄の苦しみを味わい、そして一日中マスクとマフラーを着用。 ほぼ、半日はベッドにいた。
「咳をしてもひとり」・・・・という、自由律の俳句を詠んだのは尾崎放哉という俳人。 この人は結核で亡くなったわけだけど、自分が「コホン」とひとつ咳をするたびに、 高校時代の文学史の時間に習った、彼の句が頭をよぎる。 自由律の句で好きだったのは、山頭火の作品が多いのだけど、 この人の、この句だけは、何でか今でも頭を離れない。
咳をして初めて風邪を知る我はひとりきりでもふたりでもない
結核と野麦峠と生卵いつもセットのキーワードたち
悪癖はこの期に及んで尚やめぬ喉にぶつかるセブンスターよ
明日までには治しておきたい。 どうしてあたくしの身体は、こう、肝心な時に限って言うことを聞かないのだろう? 風邪にしたって月例行事にしたって、何も週末集中攻撃っていうのはナシだと思うぜ??
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