2003年04月03日(木)
花も恥らう三十路前


晴れて、29歳の誕生日を迎えることができました。
コレもひとえに、皆様のおかげかと・・・・。
15の頃に、自らを「死んだも同然」と放棄扱いし、ODこそしない人間になったけれど、
捨て身でここまで来て、あたくしはあと1年で30になるというわけです。


思い起こせば、全てが「消去法の人生」・・・・
叱られたくないから、なるべくいい子にしていたら、優等生扱いされてしまったのも、
初めての人生の選択で、行きたくない高校を次々消していったら、2つの高校に絞られ、
そこを絶対に不合格になるのがイヤだから、逃げて安全圏の高校を選んだのも、
本当にやりたいことがあって、その大学に受かりたいという気持ちはあったものの
学力が伴わずに諦めていたら、滑り止めの大学が全部不合格だったのも、
ホントのホントにまぐれで、第一志望の大学に合格したのも、
嫌なことや、自分の気に合わないものを次々捨てて残った結果だった。


だから、上京してから出会った人々から受けた影響たるや、凄まじいもので
あの辺りから、あたくしはようやく「取捨選択」の本当の意味を知るようになる。
そして、それが真実になりかけた頃、あたくしは自分自身を見失って、病気になってしまった。


初めて、もがき苦しんで家に帰るのが嫌だと「主張」し、拒否した。
「消去法」ではなく、「勝ち取った選択肢」をどうしても優先したくて。


だけど、それも驕りの一部であったことを、今、改めて知る。


この歳になっても、親の細い脛を齧りまくり、税金すらまともに払っていないあたくしは、
優等生でもなければ「消去法」が許されるほど、傲慢な人間ではなくなった。
ある意味で、この身体にくっついていた贅肉のような色々な厄介なものが剥がれ落ちていく
そんな行程に今、あたくしはいるような気がします。


何だか、悟りきっちゃったことを言ってますが、まぁ、普通に1年過ごしてこられたわけです。
皆様のおかげです。







今日は、おデートも兼ねて、お花見に行ってきました。
昨年のお花見は、近所にある大垣城近辺、水門側近辺の桜を目一杯堪能したので、
今年はちょいと足を延ばして、別スポットへ。
とはいえ、県内を出ない出不精なところはちっとも変わってなかったりも(笑)。






こちら、伝説の城・・・・別名「一夜城」とも呼ばれる「墨俣城」です。
写真の城は、ただ単に、墨俣町が勝手に復刻したもので、実際の墨俣城がどうであったか、
それは誰も知らない、本当に「架空の城」なんだけれども、
とある文献や歴史の教科書なんかによると、豊臣秀吉が揖斐から長良川を使って木材を運び出し、
一夜にして輪中の中洲に城を建て、そこを基点に攻め入った奇襲が大成功を収めたとかしないとか・・・・。
そんな伝説めいた合戦があったとかで、でも実はただの櫓に書き割りみたいなのをくっつけた
見せ掛けだけの簡素な城だったとかいう説もあり、諸説紛々。
どれが正しいのかはわからないのだけれど、山賊に言わせれば、
「揖斐から木材を下ろして、墨俣辺りに引っかかるわけがない( ̄^ ̄)」
(山賊は元・家具工場勤務)
らしく、とりあえず、この写真みたいな城ではなかったと、あたくしも推測している。


とかく、この地方は、信長・秀吉・家康という、戦国武将縁の地というのもあり、
訳のわからない逸話が伝説みたいにして残っているのだけど、
この「一夜城」はその代表格みたいなもので、
実際にその合戦を、今生きている誰かが見たというわけでもないので、多分
かなりデフォルメされているとは思うのだけど、それにしたって、一晩のうちに城がいきなり現れ、
それが消えてなくなったかのように、翌朝には撤収されていたとかいう伝説は、
「秀吉って、すごいんだからぁ〜♪」
と、誰かが噂したのがここら中を駆け巡ったものとしか考えられない(笑)。
どうして消えてなくなったかというのは、近くに長良川や木曽川といった大きな河川があるからで
この流れに乗せて、城の材料となった木材を全て海へと捨て去った・・・・というのが目下のところ
一番有力な説なのだが、そもそも、一晩限りの城が存在したかどうかという時点で
かなり怪しい(爆)。
今では、川に沿うようにして桜が咲き乱れ、それは美しいスポットなのだけど、
あの怪しい伝説がなかったら、誰も寄り付かないような辺鄙な田舎には変わりない(苦笑)。


大垣と墨俣の間には、揖斐川、そして長良川と二つの大きな河川があるのだけれど、
この河川を隔てることによって、温度変化や気圧配置が変わるくらいに、
時差のあるかのような異国の地になるのだ(爆)。
墨俣は、本日、桜の満開を迎えた。
大垣は一昨日だった。
車で30分と離れていない、しかも、同じ国道を少し走っただけの距離なのに
どうしてこんなにも違うの??って感じで、木曽三川の不気味な謂れを肌で感じてしまった(笑)。


ちなみに、本日、「目力至上主義」(『NANA』より引用)メイクで花見に挑む(爆)。


   



真っ赤なぷよ2・・・・(* ̄m ̄) ププッ
彼がここに登場するのは、まだ「百獣戦隊ガオレンジャー」
巷で暴れまわっていた頃以来でしょうか。
懐かしいですね(爆)・・・・あたくしはしょっちゅう見てるので、こんなもんかと思ってますが。
2人の写真を撮ってくださったのは、同じ場所でやっぱり写真を撮っていた
小さなお子さんを連れたお母さんでした。
デジカメを持っていたので、頼みやすかったです(笑)。
昨年は、撮ってもらったのはいいのだけど、手ぶれやフォーカスが酷くて、
アップしようにもできなかったんですの(苦笑)。
お返しに、親子の写真も撮って差し上げる。
デジカメが便利なところは、ちゃんと撮れたかどうか、その場でお互いに確認できるところ。
今度から、写真を頼む時は、デジカメを持っていそうな人にしよう♪




ここを後にしてから、行きつけのゲーセンに行ったら、
誕生日の人はカウンターに申し出れば(女性に限り)プリクラ1回サービスとかいうのをやってて、
久々に化粧をして出かけたものだから、「たまにはいいか♪」と
久々に撮ってみることにする。
最近のはすごく映りが綺麗なのね・・・・びっくりです。


それからお約束通り、碓氷峠をインパクトブルーのシルエイティで爆走し、
身も心も「沙雪&真子」になって、気分最高(爆)。
全く・・・・29にもなって何をしてるんだか、あたくしってば( ̄∇ ̄;)



ここで散々遊んだ後は、2人の超お気に入りのイタリアンレストランで、
コースディナー♪
めっちゃ美味かったっす!!!
見ての通り、最近、舌が肥えたぷよ2は(爆)美味いものを食いすぎてこのザマ( ̄∇ ̄;)
隣にいるあたくしは、逆に痩せて見えるからいいけどさ♪


何となくなんだけど、今日が誕生日♪・・・・っていう気はしなくって、
でも、桜を見ると浮き足立っているあたくし・・・・。
そして、いつもと同じような日常が・・・・あたくしを大事にしてくれる人がちゃんといる
そんな日常がすぅ〜っと通り抜けていった感じの日でした。

↑だから俺の子じゃないんだぞと言われて育った(爆)

子供の作り方を覚えれば、嘘だということにすぐ気がつくが、
気がつく年齢が、結構早かった気がする(爆笑)。

生まれた時間、18時ジャスト。
だから・・・・「夕」なんだよ。<これは29年経った今でも、頑として親がそう主張する(爆)

あさみ


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