2003年04月04日(金)
JASRACとの飽くなき攻防戦


昨日の日記は多分、ネット環境が芳しくない方には甚だ迷惑なほどに重かったことだろうと、
反省しつつも、常に、基本は「自分」なので、いいことにしちゃおうと思っております(爆)。


実は、とある大手無料サーバー(容量無制限で有名)に画像をアップしたところ、
まるで、昔、流行った「15パズル」みたいにぐっちゃぐちゃに破壊され、
顔だか城だか、わけのわからない写真になってしまっていました。
これではいくらなんでも酷すぎると思い、早速、避難所(うちのプロバイダ)(ケーブル)に
移したところ、こちらは何ともなし。
容量10Mしかないのに、あんな重い画像を負担させるなんて・・・・トホホ。
そのうち、別からも飛ばせるように頑張ってみようとは思ってますけどね。




さて。
闘う相手は、何も1つではないアサミンジャー
常に、敵を探しては、ドンパチやるのが大好きです。
基本的には平和主義なのだけれど、その平和を乱すものが一たび現れたら、
あたくしは本領以上のものを発揮して、その悪と闘う覚悟はいつでもできているということです。


本日の相手は、ネット生活開始直後から、あたくしのサイト作りを如何なく邪魔し続けている
JASRACという、悪徳団体です(爆笑)。
ネット上ではほぼ諦めもついて、MIDIの使用にあたっても、
なるべく祟らない物をチョイスし、今でも生き残りをかけて頑張っているサイト管理者と
個人的に仲良くなった上で、何とか無料配布されたものを使用する形をとっているけれど、
年々、そういったサイトも減少の一途を辿り、
今、あたくしのサイトで流れているMIDIは完全オリジナルか、
もしくは、遠い昔にかき集めてきた、もう誰が作ったのかもわからないようなものが多い。
とにかく今は、MIDIになりかわり、MP3主流。<重いけど。
なくなっていくMIDIサイトが増え続けるのが、非常に寂しい。


そんな中あたくしは、きちんとお金を払って手に入れた楽曲のCDが
完全にロックされているという状態に陥り、甚だ心外・・・・というか、
もう、怒り心頭なのです(笑)。
あたくしは主に、ジャグラーを使ってCDを焼きますが、
最近、本当に普通に出回りだしたCCCDでも、これがあれば大概大丈夫♪というのに、
更にすごいCCCDが登場したことによって、データを抽出することは愚か、
PCでちゃんと演奏がかなうのに、その演奏形式が割り出せないくらいにガードの固いCDに
出会ってしまいました。
椎名林檎嬢の「加爾基 精液 栗ノ花」・・・・コレですわ。
手に入れるの、遅くねぇ?? ・・・・っつうか、買ってなかったんかいっ!!
と、呆れ顔のシヴァちゃんが目に浮かぶわ(爆)。
お金ないから、レンタル屋に並ぶのを待ってたの。
でも、レンタル屋に並んですぐだと、皆、持ってかれちゃって、やっと昨日、手に入れたのよ。


で、お約束通り、ジャグラーで「焼き林檎」を作ろうとするわよね。
CCCDなのは見りゃわかるから、ガツリとそのままいつも通りに焼こうとしたのだけど、
あれ?? 巧くいかない。
こりゃ、プレイヤーと音楽ファイルを分けて抽出せにゃならんのか・・・・(面倒臭い)
と、データ抽出にかけるが、とてつもなく頑丈なロックがかかっていて、
今、あたくしの手元にあるジャグラーではとても解除が無理だと判明しました( ̄∇ ̄;)
泣く泣く、そのアルバムはMDに落として楽しむことに・・・・(トホホ)。


更にムカついたのは、いっつもそうなんだけど、アルバムの歌詞カードが誰かに抜き取られていて
中身はコピー・・・・。
これ、本当に正規のレンタル料金払って借りてきた代物かしら・・・・?
あんまりムカついたので、店に返す時、もうしらばっくれて「始めっから入ってませんでした」
くらいの勢いで、コピー部分だけ抜き取って返してやりました(犯罪です)。
店員が気付かないおマヌケちゃんだったので、お咎めもなく、ダッシュで帰ってきたわ。


この他にも、何枚かマキシシングルを借りてきたんだけど、もう全部が
抽出対象で、あたくしのPCのハードは今、そのデータで占領されまくっています(爆)。
余裕が30Gくらいあるので、問題はないし、もう焼いてしまったので
後は消すだけだから、別にいいんだけど、手間がかかって仕方がないわ。
いつにない面倒な作業だったので、3倍くらい時間がかかりました。
オマケに、あたくしのと同じデータ配列ならいいんだけど、ぷよ2の分はまた別のにしなくちゃならなくて
同じ曲のデータが何個も重なって出来るので、
きっと今、ハードディスクが大変なことになっているでしょう( ̄∇ ̄;)


ダブルパンチで、今まで普通に使えていたはずの「B’s GOLD」が
XP対応ではないので、もう無用の長物。
あっちでやったほうが簡単な作業はいっぱいあるのに、全部ジャグラー任せという
ヤ〜な展開になってしまったのでした。




JASRACの陰謀と、PC用のデータコピーソフトの開発は本当にいたちごっこで、
いくらCCCDにして発売しようとも、それの上を行くソフトがまた発売され、
だったら最初っからCCCDなんかにしなきゃいいのに・・・・みたいなことを
あたくしなんかは思うわけです。
レンタル屋に行くと、これ見よがしにCD-Rが積み売りされてるんだよ?
焼かれるのを承知で、貸してるんじゃん?
んで、店内にはPC再生不能のCDについての注意やら、
CCCDについての扱いやらが、結構、書いてあったりする。
レンタル屋も、結局はJASRACのやり口を掻い潜ろうと必死なわけだ。
・・・・と、ここまで消費者が「CDを買う」ということから離れつつある現在、
JASRACの小汚いやり方は、CDそのものの売り上げを伸ばすのに決して加担してはいなくて、
寧ろ逆に、ここまでPCが普及した今、CCCDなど作ろうものなら、
逆に反感を買って然り。
早いとこ、別な対処をしないとCDは今よりももっと売れなくなるよ。


大体が、アーティスト自身、新曲の発売ペースがめちゃくちゃに早くて、
それを全部ミリオンに乗せようと躍起になっている、その現実がバカみたいなもんで、
この不況の折、買ってばかりはいられない人間が多いことをもっとリサーチするべきなのだ。
レンタル屋は、多分、潰れないところを見ると、めちゃくちゃに儲かっているはずだ。
採算が取れる状態にあるのだろう。
アルバムはともかく、マキシシングルにかけてあるガードはまだ甘い。
レンタル屋がのうのうと生き延びているこのご時世、売り物のCDの価値って
一体、どこに見出せばいいのだろう?
我が家にはスキャナもプリンタもそこそこに揃っていて、
巧くすれば、オリジナルとほぼ変わらないものがコピーできる。

なので、つんく♂氏はじめ、各音Pさんにあたくしは言いたい。

↑まぁ、誰とは言わないが、彼の時代はCDそのものがよく売れたのだよ。

「時代」ってヤツですかねぇ・・・・。
中高生たちは今、どのくらいのお小遣いを貰ってるんでしょうか?
CD屋ではあんまり見かけませんが、レンタル屋では死ぬほど見かけます。
あたくしたちの頃は、それこそ、「CDをコピーする」なんてことはできませんでしたが
一世一代をかけて、お気に入りのアーティストのCDを「買い」に行ってました。
バンドの乱立、オリコンチャートの入れ代わりの早さ・・・・
あたくしたちが中高生時代だった頃でも、大人たちは「目まぐるしい」と言って倦厭していたが、
規模は今の10分の1くらいだと思われる。
本当にいい曲はその中でも、また氷山の一角ほどの数しかない。
出せばいい・・・・そんな風潮は、風俗だけで沢山だ。

あさみ


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