2003年01月19日(日)
芸に「狂気」は必要というが・・・・


ここは、文芸ジャンルなのよね・・・・( ̄∇ ̄;)
最近、何か鬱憤でも溜まっているかのように、昔のオトコの話をだらだらしてみたり、
病気のこととか、文芸以外の「芸」のこととか、
何だかこう、ジャンルが定まらない(苦笑)。


コイツ・・・・恋愛ジャンルいけよっ!!


と思ってらっしゃる方、お気持ち、察します。


キサマ・・・・闘病ジャンルちゃうんかっ!!?


えぇ。仰るとおりかもしれません。
ですが、ここに日記を付け始め、早、2年半。
やっぱりジャンルを引越ししても、居心地が悪いんで、
当分は「文芸」に居座る所存です。


あたくしは、他の方のように、定期的にガンガンと自作品を排出できるほど
器用ではございませんし、その必要性もないと思っております。
美しい言葉の並びを追求したりもしますが、
そればっかじゃつまらなくて、たまにぶち壊したくなる衝動にも駆られます。


毎日毎日、上手いのか下手なのかよくわからないようなつまらない短歌を詠むよりも、
ここぞという時のために、ガッツリ力を温存しておきたいタイプなので、
あたくしに、「1日1首」を求められても、ご期待に沿うことはできないのです。
ただ、金が絡むと別です(爆笑)。
商売となれば、それに見合っただけの「芸才」を発揮すべく
演技だとか、文芸だとかでも頑張っちゃいます。
この間からずっと取り組んでいる、「お祝い色紙」も、
金が絡んでいるので、必死です。
あたくしの「芸才」と「商魂」のレベルを計られているようなものなので、
かなり必死です。


そう・・・・。発狂覚悟で、自分を追い込みます。







さて・・・・。
話はどちらかというと、文芸ジャンルから遠ざかりまして、
本日は、わりと「闘病ジャンル寄り」なことを書きたいと思います。


あたくしが、何だかわけのわからない病気で、ずっと通院中だというのは
今までにアサミンジャーシリーズなどで毒づいてきたので、
ご存知の方も多かろうと思いますが、
あたくしの知り合いには、こんな生易しい状況では治まらずに、
とてつもないレベルの病状にまで悪化させちゃった人というのも、いるにはいます。






H塾で同期だったミズエも、情緒の不安定さは格別だったし、
トキオも、遡れば大人不信からくる不登校児だった。
彼らは独特の波長をそれぞれ持っていて、表面に現れ出てくる行動や言動には
あまり共通性とかは見られないのだけれど、
こう、根底に流れるもの・・・・何かしらドロリとしたものの種類が
何となく似ているのである。
人に対して極端に敏感という点では、あぁいう病気を持っている人の共通点かもしれない。
それが転じて、自分を閉ざすタイプになってしまったり、
逆に攻撃的であったり、敏感すぎるがゆえ気配りばかりをしているタイプになったりと
目に見える方向性は様々だけれど、根っこに蔓延っている「何か」はやっぱり
成分が似ている。



あたくしの中にも、1つだけ「暴走人格」が存在して、
そいつはとても厄介で、最近では発作の度に素に戻ったあたくしを乗っ取って
困らせてくれる( ̄∇ ̄;)
暴力、威嚇、器物損壊、自傷行為、傷害・・・・あいつの考えている暴走パターンは果てしない。
それを、とりあえず主人格を中心に抑え込んでいる・・・・というのが今の大体な状態で、
主人格を交代人格4人中3人は守ってくれているので、
とりあえず、絶命の危機に曝されないでいる。




が。
今、あたくしの友人で、解離がだんだん激しくなってきて、
正に衰弱の極みを見せている子がいて、
放っておくと、このまま交代人格に殺されかねないところまできていることが判明した。
詳細を書くとキリがないし、友人の過去にも触れなければならないので
そこは割愛するが、とにかく、今、その子が曝されている状況は本当に凄まじい。


10分おきに、交代人格
(あたくしが知っているだけで4人。しかし、本当は10人弱くらいいるようだ。)
が入れ替わって、そのたびに支離滅裂なメールが送られてくる。
電話がかかってきても、途中で別人格に変わってしまい、
話が全く通らないなんていうのも、珍しい話ではないのだ。
あたくしは、自分にも解離傾向が少しあるので、その子のやっていることが
たとえ演技だろうと何だろうと、とにかく痛々しいのである。
その子の中にいる一人格は、あたくしのことを母親だと思って疑わない。
そして、ぷよ2のことを父親と思い込んでいる。
その人格が出てきている時は、あたくしもつきあって、お母さんのふりをする。
なるべく「否定」を避けて、「しなければならないこと」をやんわりと勧める。
この人格の年齢は、大体幼稚園児から小学生低学年くらいだと思われる。
折り紙や猫じゃらしで遊んでくれ、とせがむ。
睡眠不足らしいのを知っていたので「お昼寝をしようね。」と勧めると、
本を読んでくれないといやだ、とか、添い寝してくれないといやだ、とか、
駄々をこねる。


この子の主人格は、結構な読書家で、まぁ偏食気味ではあるが色んな作家の小説を
あたくしなんかよりも読み込んでいる。


解離性障害については、日本においてはまだ研究も浅く、諸説紛々で、
素人のあたくしでは、到底手の届く問題ではない。
実際に、あたくしにもその傾向があるのだから、同一性障害にせよ、遁走にせよ、
ない話ではないとは思っているものの、どのような処置・対応を施せばいいのか
専門的知識がないのでわからないままでいる。
HPで調べれば、ある程度の治療方針や、家庭での対応の仕方などが載っていたりもするのだが、
所詮、民間療法の域を超えてはいないものなので、
あたくしとしては、この子には1日も早く、理解ある医療施設に入って、
相応の治療を受ける権利があると思っているのだけど、
如何せん、この子の中に潜む交代人格がそれを拒ませているようだ。
主人格も「入院」という言葉には萎縮し、治療を受けたがらない。
その上、親元には帰りたがらないくせに、縁を切られることを極端に恐れている。



この子とは縁も深いことだし、今、死なれると、あたくし自身、きっとかなり堪える。
あたくしを頼ってきているのに、何もしてあげられないままで死なせたら、
あたくしにもまた新しいフラッシュバックが増える。
だから、何が起きても、この子を死なせるわけにはいかないのだ。




とはいえ、どうしていいのか、さっぱりわからない。
自分のことでも、結構いっぱいいっぱいなのに、他人の病気の心配だなんて
ナンセンスの極みとは思えど、生死が関わるこの問題。
あなたなら、放っておくだけの勇気と図太い神経を持ち続けられますか?





とにかく、今は自分に発作が起きないことを祈ろうと思う。
発作が起きれば、名も知らぬ、5人目が暴れだし、
あたくしの知らないところに、とんでもない傷跡が残るようなことだけは
今はどうしても避けたいのだ。


色々な人に言われた。
「芸に『狂気』はつきものだし、必要だよ。」と。
そんなことは、あたくしこそが身をもって嫌というほど理解している事実だ。
だけど、あたくしには必要なことかもしれないけれど、あの子にはどうなのだろう。


芸にできるだけ集中して勤しみたいのだが、それを邪魔するかのように
「狂気」が渦巻いている。
必要なはずの「狂気」が邪魔をしている。
あたくしが上手く利用しきれていないだけなのか・・・・?
それとも・・・・。


兎角、解離性障害は理解され難く、そうと診断されない場合もあり、
治るのに、治らないままというケースも少なくない。


あたくしは、自分という1個の身体と上手につきあっていくために、
潰されない努力をせねばならないようだ。

↑ま、たまに記憶が飛ぶけどね♪

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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