2002年12月10日(火)
闘え! 起動戦士アサミンジャー 「浪漫」の巻


昨日、写真屋さんから、頼んだ年賀状が出来上がったと連絡があったので、
おデートの帰りにとりに行った。


うむ・・・・Hiroさんの言ってたとおり、フ●カラー系列に頼むと画質が悪いな。
妙に納得するが、今更「やり直せ」とか言えないし、
まぁ、別に肌の色がちょっと汚いとか、本当はもっとシアンを強く出してほしかったとか、
そういうのは、年賀状としてはがきを受け取った人たちはあんまり感じないだろうから
そこらへんは、ぐっとこらえて、とりあえず「コレでいいです」と
納得した振りをする。
注文を付け出したらキリがないし、第一、フ●カラーがそういう出力に弱い
というのを知っててやったことだから、文句の言いようもないのである。


色んな加工をしなかったことにすればいいさ♪


そういう納得の仕方をすることにした(爆)。







ところで、病院であるが・・・・。
今日は、調子が良かったので、色んな話をしてきた。
で、悟ったことがある。


あたくし、生まれもって環境的にマイノリティーな男性ばかりに出会ってきてるのね・・・・

ということ。
公務員やサラリーマンにはときめかないわ・・・・と言ったら、
オーアエにそう指摘されたのだ。


そもそも・・・・。
山賊からして、マイノリティーなのだ。
究極の「少数派」。


でも、よくよく考えてみると、男性より女性の方が現実的で、
オトコはそれでよく勘違いをするのだけど、
オンナはみんな、白馬に乗った王子様が自分の目の前に本当に現れる・・・・
ましてや、この歳になってまでそんなことを考えているヤツなんて皆無に等しいと
あたくしは断言したっていいくらいなのだ。
それをオトコは、自分勝手に勘違いをして、
「女の子って、いつまでも可愛くて、夢見がちなんだな♪」
などと、想像力を膨らませたりする・・・・そっちが暴走ロマンチストだっつうの。


オンナはいつでも、かなり現実的である。
そして、その「現実的」な姿を男性には決して見せないようにして生きている。
だから余計にオトコたちは勘違いを募らせて、「守ってあげなきゃ」とか
「俺がいなくちゃ・・・」とか、そういう方向に走りがちなのである。


ぜ〜〜〜んぶ、オンナの計算された策略の一部だとも知らずに・・・・。
(可哀想な殿方たち・・・・)


あたくしは、そういう計算とか策略とかは一切ダメで、
学生時代から、ハイソサエティな殿方や、ステイタスのある殿方をハンティングしようと
躍起になっているオンナが大嫌いであった。
だから、コンパなんかには1回も行ったことがないし、
人数調整だと言われてもお断りし続けた。
なぜならば、自分の気に入った殿方は、自分の目と手できちんと確認してから
狩猟態勢に入らないと、全くもって納得がいかないのである。


話しに話し込んで、そのオトコに「野望」みたいなものが見え隠れすると、
あたくしは一気に理詰めで攻めて、その「野望」のコアを探り出す。
そのコアがハッキリ見えてくるヤツでないと、一気に萎えてしまい、
寝る・寝ない以前の問題になってしまうのだ。
「野望」の内容は何だっていい。
とにかく、公務員とかサラリーマンとかの愚痴を聞くよりは
バカバカしくても、ギラギラとした目で熱く語れるオトコの方が、
数倍面白いし、数倍楽しいし、数倍華やかで、数倍盛り上がる。
あたくしがかつて、寝てきた男たちや、寝かかった男たちはみんな
そのテの、「野心家」ばかりだった。


ただし。
これは、恋愛においてだけ通用する話で、結婚となるとまた全然別問題なのである。




昨日のおデートで、あたくしは初めて自分の口から

「そろそろ、結婚なのかなぁ・・・・。」

と口走った。
ぷよ2がそう急かす事はあっても、あたくしのベクトルはいつも別の方を向いていたから、
口が裂けても「結婚」などとは言わないものだったが、
何となく、もう自分の前にはイケてるメンズも現れそうにもないなぁ・・・・という
ある種の悟りめいたものも過ぎり始め、
オマケに、献身的に尽くしてくれるぷよ2はもはや恋愛対象ではなく
結婚対象として見た方が、精神的にも健やかでいられる気がしてきたのだ。


尻尾を振るように 「あさみたん♪ あさみたん♪」 と、なついてくれるのも
そりゃ、最初は鬱陶しかったけれども、ここまでくると、あたくしも現実的にならざるをえない。
この、「あさみたん♪ あさみたん♪」 がある限り、とりあえず浮気の心配をしなくていいわけだし、
たとえ浮気をされたとしても、一方的に姿を眩ましてしまえば事無きを得るのだから、
あたくしには全然ストレスがないということになる。
結婚後も、あたくしは現実的に色々と今後の展望やらを考えなくてはならないが
むこうがずっと、「あさみたん♪ あさみたん♪」 とやっていてくれる限り、
とりあえずは安心・・・・というわけだ。

と、このような確固たる現状があるというのに、オーアエときたら、なかなかこの
「オトコの方がロマンチストなのっ!!」という意見を聞き入れず、
挙句には、あたくしがマイノリティー扱いされる有様で、話にならなかった。



「じゃあ、あなたの中で、恋愛と結婚は全く別なの??」

「そんなの、オンナなら誰だってそうよ。
恋愛と結婚は別。常識中の常識だわ。」


「えぇ〜〜〜っ!!??
じゃあ、自分の惚れ込んだオトコと結婚っていうふうなわけじゃないんだ??」


「当たり前でしょ? それをいうなら逆よ。
自分のことをうんと惚れ込んでくれる人と結婚した方が、数倍幸せだと
あたしは思うわ。」


「そうかなぁ・・・・? そうなのかなぁ・・・・?」

「だから、センセーはオトコだからわかんないんだって。
1回でいいから、大黒摩季の曲、聞いてみ??
アレが何でブレイクしたかっていうとね、オンナの正直な気持ちを
全部、代弁してくれてたからなんだよ。」


「大黒摩季かぁ・・・・『スラムダンク』の歌の人だな。」

「あぁ、あの曲はダメよ(笑)。待ってる女の歌だから。
そうねぇ・・・・『夏がくる』あたりなんか、超生々しくていいかも♪」


「待ってる女・・・・ねぇ。( ̄ー ̄)ニヤリッ
あなた、待つのが嫌なの??」


「あぁ、そうかもね。待つ女、もう嫌だ。」

「じゃあ、アレは実話かぁ?? ほれ、前に君が書いてきた小説の・・・・」

「小説・・・・? あぁ、あの雨の降ってる日に電話がかかってきて、チーズケーキもらうやつ?」

「それそれ。」

「うん。半分は実話。
あの小説に出てくるオトコはね、あたしが心底惚れ込んじゃって、
この人のためだったら芝居もやめてもいいって思ったくらいの人がモデル。
今でも好き。野心家で、オンナにも困ってないってところとか。」


「なるほど。実際待ったことがあるから言えるんだな。
妙に説得力あるしな、あの作品も(笑)。」


「でも、そのオトコとつきあってたのは20歳の頃だよ。
若気のイタリとかいうヤツ。」


「そーか♪ そーか♪ なるほどねぇ。
あなた今、『朝美』でしょ?」


「あれ? 生理、近いかな」







などと、道端ででも話せるようなことばかりが話題になって、
今日の診察は終わっていった。
ちょっと驚いたのは、オーアエの頭の中で
大黒摩季=「スラム・ダンク」の人という方程式が確立されていたことだ(爆笑)。
子供と一緒に見てたんかいな・・・・?
そういうところに、普通っぽさを醸し出そうとするから、
この人は、逆に浮世離れして見えるんだよな。
あんたも結局は、マイノリティなんだよっっ!!>オーアエ




オトコから「浪漫」をとったら何が残るっていうのさ。
自分一人じゃ何も生産できない、ただの有機体じゃないか。
オンナにもともと「浪漫」が備わっていないのは、
オトコが持っていてくれるからなんだよ。


そして。
「浪漫」のかけらもないオトコは、まずいいオンナとは縁遠いけれど
「浪漫」を持ってしまったオンナは、いいオトコと縁遠くなっても、
バリバリと何かを生産していけるから幸せなんだよ。

嗚呼。
所詮、オーアエもオトコの端くれで、結婚という人生の墓場に足を踏み込んで久しく、
「現実」を客観的に見られなくなってしまっているんだなぁ・・・・と
妙に納得してしまった1日でした。

↑根は「野心家」だからな・・・(-。-) ぼそっ

「結婚」とは斯くも恐ろしきものなり・・・・あたくしが本日悟った、もう1つの現実はそれである(爆笑)。

あさみ


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