2002年11月21日(木)
「産みの親」と「生産責任者」の違い/どっちでもいいから「ムスコ」を出せ!


実は本日。



























サヨコ
御生誕52周年
記念日



























まぁ、御歳満52歳ともなると、本人自身がめでたいのかどうなのか
あんまり自覚をしないところなのだけれど、そこはそれ、
日々、面白いネタを提供して頂いているあたくしとしては
盛大に祝ってやりたいところなのでもあって・・・・
しかも、まぎれなく、あたくしの実母だし(爆)。



そんなこんなで、本日のおデートは、サヨコの誕生日プレゼントを吟味すべく
リニューアルオープンしたとかいう、田舎のショッピングセンター
リオ・ワールドを訪れた次第。



奇しくも、オープン記念だというので、ほとんどの物がバーゲン価格で
本来なら絶対に値引きしないだろう物も、
本当にほとんどが2割引以上の割引率で値をつけていた。
これに喰らいついたのは、意外にもあたくしよりもぷよ2が先であった。



実は彼、新しいブーツが欲しくてたまらなかったらしく、
前回、これもやっぱり田舎のショッピングモール、カラフルタウンを訪れた時に、
「GUESS」製のブーツを欲しそうに眺めていて、何度も試着しては
どうするか悩んでいたのであった。
値段とデザインとサイズが微妙だったからである。


それから1〜2週間・・・・。


「やっぱり、あの時、あのブーツ買っておけばよかったなぁ・・・・。」

「手持ちさえあれば、即買いだったかもしれへんのやけど、
あの時は、ギリギリしか持ってへんかったからなぁ・・・・・・。」

「う〜ん・・・・やっぱり、あのブーツ欲しいわ。」



会う度にコレである(爆)。
B型にしておくのは勿体無いほどの、後悔の仕方である。
本当は、今日もカラフルタウンの方に行って、あのブーツをゲットしよう!
という目論見が彼の中にあったらしいのだけれど、
あたくしは、大々的に新聞の折り込み広告が入っていた
リオ・ワールドの方に行こうと半ば強引に引っ張っていった。



あたくしの選択は、ある意味正解であった。
人ごみが苦手なアサミンジャーではあったが、
全ての商品に2割引のフダが付いているのは美味しすぎるのである。
うまくすると、ワゴンによっては半額以下になっている商品もあるんだから、
店選びの時点では、まず間違いではなかった。
しかし、新聞の折り込み広告や、そうでなくてもTVの中継、
CMその他で、大々的に宣伝していたものだから、人の多いこと( ̄∇ ̄;)
参ったぜ。
大体さぁ、まだ連休にも入っていない平日の木曜日よ?
お父さん、バーゲンの為に仕事休んだの??と訊きたくなるような家族連れも
結構いて、あたくしらは2人して首をかしげていた。



このリオ・ワールドの中に、靴屋も何店舗か入っていたのだが、
とっても嬉しい現実をぷよ2は目の当たりにしていた。
欲しくて欲しくてたまらなかった、件のブーツ・・・・・・・。
何と、定価から2割引♪


「うっわ〜! めっちゃ嬉しいわ!!
あの時買わんで、正解やった♪
税込み15000円で、おつり来るんやで!?
こっちに来てよかったわ♪♪」



ヤツは、前から欲しかったブーツが早速手に入って、
もう「るんたった気分」 である。
その後、あたくしが目の保養の為、気まぐれに色んなテナントを回るのも
別に文句もたれずに、ニッコニコしながらついてきてくれたし、
サヨコのためのプレゼント選びもかなり積極的だった(笑)。


サヨコのプレゼントは、パジャマになった。
ここだけの話、店全体がバーゲン状態なので、
2人の共同出資とはいえ、半額出したあたくしの懐も、実はそんなに痛くはない。
しかし、それ相応に見える物が手に入ったので、今度はあたくしの方が
「るんたった気分」 になった(爆)。



歩き疲れて、お昼を食べて、ふとインフォメーションの側を通ると、
何やら人だかりが・・・・。
あぁ、そうか。
今日はオープンイヴェントで「忍者太鼓」とかいうのをやるとか
広告に書いてあったな。
しかも、ショー・コスギも来るとか・・・・。
あたくしは思い出した。
と、同時に時計を見やる。14時45分。微妙な時間帯である。
インフォメーションの人に聞いてみると、出し物は15時から。
あたくしらはそれまで、その近くのテナントをぶらぶら見て歩くことにした。
時間になって元の場所に戻ると、人だかりはさっきの倍くらいになっていて、
今か今かと、ショー・コスギの登場を待つ人でいっぱいになっていた( ̄∇ ̄;)



































うん・・・・。
確かに、「S・K・I」は凄いと思うよ。
























でもなぁ・・・・。
あたくしは、すでに風化寸前のオッサン俳優を見にきたわけじゃないんだよな。




























太鼓の演技は、確かに素晴らしいよ♪
凄かった。































でもなぁ・・・・どうせコスギ一族誰かが来るんなら・・・・。


































ムスコのどっちかが
来て欲しかった・・・
(大真剣)

































ケインorシェインね(爆)。
この辺で、あのハリウッドを制した超有名日本人俳優も、悲しいかな、
息子らよりギャランティが安くなってしまっているということが窺えてしまう。
たかが、片田舎のショッピングセンターのリニューアルオープンの
イヴェントの一環で、それこそ、ケインが来てしまったら、大騒ぎである。
そして、リオ・ワールドは大赤字である。



とりあえず、太鼓の演技や、子供たちの殺陣を一通り観賞して、
あたくしらは、何に触発されているんだか、2階のゲーセンにあった
「太鼓の達人3」で勝負をすることにした(爆笑)。
この辺が二人揃って「素直である」ということと「影響されやすい」ということが
立証されてしまう、おバカちゃんなとこなんだけど。
更にいうなら、今までバトルモードでは
ただの一度もぷよ2に勝ったことがなかったというのに、
本日に限り・・・・・・・・





























あたくしの
圧勝


( ̄∇ ̄;)



























誰にライバル心を燃やしたのか、妙に調子が良く(爆)、
最大コンボ数、168などというアホみたいな記録まで出し、
(いつも、いいとこ80〜90)
正に「圧勝」を修めたのでありました。



あたくしの習性として、「いいお手本」を見た直後というのは
とんでもない実力を発揮するというのがありまして、
例えば、凄くいい映画や舞台を見た後とか、いい曲を聞いた後とか、
そういう時に限って、「パクリ」とは違うんだけど、
凄くイイ感じのインスピレーションが脳裏を過ぎることがしばしばあったりして、
すぐにできる環境ならば、メモ用ノートやPCにかじりついて、
創作活動にそのまま突入すること多い。
「太鼓(和太鼓)」は大学の音楽の授業でもやったことがあって、
コレも創作の一環として、あたくしの脳みそにインプットされているので、
本日の圧勝の理由は、そこに起因すると考えられる。



今まで負けたことがなかったのになぁ・・・・・? と首をかしげるぷよ2
この秘密はしばらく明かさない(爆)。



勝負が終わり一息ついたところで、吹き抜け部分の階下を見ると、
ショー・コスギにサインを求める人たちが
列をなしているのが見えた。
ぷよ2が「並ぶか?」と訊いてきたので
あたくしは、迷わず首を横に振った。


「ムスコのどっちかならともかく、
今更、ショー・コスギでもないでしょ♪」


「やっぱり、あさみたんは『ケイン』かぁ。」

「いや・・・・アヤツも人の物になってしまったことだし、
今、あの一族で一番アツいのは『シェイン』や( ̄^ ̄)」


「(爆)」

「大体、どこがいいのさっ! 東尾の娘なんてよぉっ!
(大きく的外れ)」


「んじゃ、『シェイン』はどういうふうにいいわけ?」

「まだ、日本語がたどたどしいとこ( ̄ー ̄)」

「ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!」




などと、アホ丸出しな会話をしながら、もう何も買う物もないことだし・・・・と
屋上に停めた車に向かった。








ちょっと早めに帰った。山賊も御帰還中だったので。
夕食は、キムチ鍋だった。
夕食を食べ終わって30分くらいしたところで、弟のリョウヘイちゃんが
ケーキ持参でやってきた。
家族4人が揃うのは、実に数ヶ月ぶりである。
それが、サヨコの誕生日というのに運命的なものを感じる(爆)。


山賊は翌朝早いので、すぐに寝てしまったが、
リョウヘイちゃんとはその後、どうでもいい話をしていた。



大概、「どうでもいい話」というのは、「オトコ&オンナ」の話である。
28の姉に26の弟・・・・。
そろそろ、会話の端々に登場する単語の1つ1つがヤバめだとわかっていつつも
親の前だろうが、公衆の面前だろうが、平気なお年頃である。


今まで、そのテの話をする時は、あたくしの部屋に集合しては
ひそひそとやっていたものだが、
もう、親もいい年だし、こっちだって負けず劣らずのいい齢(笑)。
台所のテーブルにどっかと腰を据え、下世話な話に花を咲かせる。
実は、今、彼の周りには色んな種類の女性が3人ほどいて、
あたくしはそれぞれ彼女たちのことを、
『小動物』(19)
『オンナなのに女捨ててる』(19)<『小動物』のお友達
『美容師』(確かあたくしよりも年上だった気が・・・・)と、
とってもわかりやすい呼称で以って呼んでいた(笑)。




「なぁなぁ、今のメール、どっちから?」

「いや、どっちでもない。」

「何っ?? んじゃ、『美容師』??」

「うん。」

「まんだ続いとったんや?」

「たまにメシ食いに行く程度・・・・(時々ヤるけど)」

「彼氏、おったんちゃうの<美容師」

「おったけど、別れたらしい。」

「メシ食いに行くって、あんた、そんなに稼げとるんけ?」

「いや、ワリカン・・・・」

「( ̄∇ ̄;) な・・・・情けねぇ・・・・」

「それはそうと、この間さぁ・・・・とうとうヤってまった。」

「何やとぉぉぉぉぉっ!?
・・・・で、どっち? どっち?
『小動物』のほう? 『オンナなのに女捨ててる』方??」


「『小動物』。・・・・いやさ、もう片方とも機会というかチャンスはあったんやけど、
『初めてだ』とか言うから、断った。」


「ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
断られたその娘、めちゃくちゃかわいそう・・・・っていうか、
お前に断られる時点で、かなり気の毒やな(爆)。」


「だってさぁ、処女は後々大変やん?
それでなくても、つきあってもいないのにしょっちゅう泊まりに来るし、
これで、『つきあってくれ』とか『責任とってくれ』とかになったら
マジで困るって。」


「へぇ〜〜。最近の子は身持ちが固いんやね。
あたし、初めての時、別につきあってもない、普通の友達やったよ。」


「それは、お前が特別にオープンすぎるんや!!」

「じゃあ『小動物』の方は処女やなかったんや?」

「あぁ・・・・アイツは見るからに遊んどるタイプやし、
後々面倒なことにもなりにくそうやし。」


「甘いなぁ。オンナを選ぶ基準が、26にしてそんなんやで、
お前はいつまでたってもあかんねん( ̄^ ̄)」


「俺は別に、今は味見の段階やし〜( ̄¬ ̄*)♪」

「そろそろ、吟味するお年頃やと、あたしは思うけど(笑)。」

「お前は吟味しすぎたな(爆)」

「ほっとけっ!!」





まさか、『美容師』とメシを食った後のホテル代まで
ワリカンとかじゃねぇだろうなぁ・・・・? などと余計な心配をしながら
下世話な話はまだまだ続く。



「大体、あんた、『同じ穴のムジナ』とか
『ごきょうだい』を輩出してへんやろ?」


「当たり前やろ。ややこしい。」

「バカやなぁ・・・・そういうのを輩出した後が面白いのに( ̄ー ̄)」

「悪趣味やなぁ・・・・お前。
俺、そういうの絶対無理やわ。
中学の時の同級生となんか、そもそも会わへんし、
高校時代の同級生となんかも、大体にして怖いわ・・・・。」


「無論、そういうのは在学中に輩出するもんじゃないけどね。
当人同士が知らんところで、高校時代の同級生には『ご兄弟』おるよ(爆)。
大学時代はややこしくなるから、同級生の中にはいなかったけど、
1個上の人には演技コースで2人ばかし『ご兄弟』作ったった。
1個上の人やで、在学中でもバレへんしぃ〜〜〜♪」


「なぁ、お母さん、今の聞いた!?
コイツなぁ、あかんで!! 東京行ってアホになったわ!!」


「行く前からや。(-。-) ボソッ
あんた(リョウヘイ)はそういう浮いた話がなさすぎた。」


「ちょっと待ってや。これでもなぁ、高校卒業するまでは
身持ちは固かったんやで!?
ただ、クラスの男子目線では勝手に出席簿に色々書かれた上、
『済』チームに入れられとっただけの話や!!
まだ済んでへんかったのに・・・・(涙)」


「ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!」

「しかも聞いてよっ! 別の男子から、
『●●ちゃんはつきあいたいタイプ1位で、
日野は1度お願いしたいタイプ第1位やったぞ♪』
とか言われて、当時めちゃくちゃショックやったわ・・・・。」


「うっわ〜・・・・それエグいけど、めっちゃ納得。
男子目線で、つきあいたいのとヤりたいのって、絶対別やもん。
お前やったら、あっさりしてそうやし、後々、面倒なことになりにくいって
思われとったんやわ。」


「あたし、思うんやけどさぁ・・・・。
こういう部分って、おとんに似とると思うわけよ。
あんたは、そういうとこ、おかんに似たんやと思う。」


「あぁ・・・・確かにそうかもな。」










2人して、「渡る世間・・・・」を大音量で視聴中のサヨコを見遣り、
頷き、そして納得。
そして、いきなり「渡る世間・・・・」がCMに突入して、
サヨコと目が合い、何となく苦笑(爆)。


「生みの親」と「生産責任者」のDNAをハッキリと分割したまま
受け継いでしまった姉と弟の、斯くも悲しき、現実なのであった(爆)。





ところで、この話をしている時に、コスギ一族の話になった。

「今日ね、ケインの生みの親、見てきた。」
と言ったら、サヨコ
「あの人は産んでない( ̄^ ̄)」
と返された(爆)。
確かにそうである(納得)。


↑一体、誰なんだろう・・・・?


誇らしげにハリウッドの話をする、ケインら兄弟の「生産責任者」、
ショー・コスギ
あたくしは、彼が主催している「S・K・I」に所属するスターたちよりも
実際に活躍している、彼らの息子たちよりも、
「産みの親」のDNAが何より気になり、
そして、自分が明らかに山賊という「生産責任者」寄りの性質なので、
「産みの親」の凄さというのに少し現実味がわかないのだけど、
結局、釈迦もキリストもどえらい大臣や将軍も、
オンナから生まれてきたことを前提にすると、
やっぱり、「生産責任者」なんて大したことないな♪ と
お気楽極楽な思考に走ってしまうのである。


少しは山賊の気質を受け継げばよかったのに・・・・。
弟のリョウヘイの素行を聞きかじる度に、
あたくしは同じ血を引く姉として、余計な心配と
責任のなすりつけをしたくなってしまうのであった( ̄∇ ̄;)

あさみ


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