ここ2〜3日、どうも様子がおかしかったのだ。 足の浮腫みがとれなかったり、ジャンクフードが無性に食べたくなったり、 それでなくとも食欲がいつもの倍くらいになったり、手足の冷えが酷くなったり。 オマケに、寝つきは悪いし、薬の効きも心なしかよろしくない様な気がする。
全部・・・・コイツの予兆だったのだ。
午前中に目が覚めたのはいいが、布団から出られず・・・・。 未だリタリンが体に残っているのか?と諦めて二度寝。それから昼過ぎに起きた。 昼食にトーストの分厚いのを食べて、ちょっと便秘気味(失敬)だったので 一緒に激冷えのアイスカフェオレを飲み干した。
そしたら・・・・・・・・・・・・・・・・・
激痛っ!!
明らかに、胃腸の痛みとは違う、腰痛を伴なう痛み・・・・。 時期的にアレがくる日程ではある。 そんなことを考えていたら、下腹部に何やら噴火的なもよおしが・・・・(下品陳謝)
嗚呼 やっぱり ( ̄∇ ̄;)
あたくしの予想は見事に的中。 しかし、何もこんな日に、こんな激痛と一緒に到来しなくてもいいじゃないか。 いつも痛くなるのは、出血があってからなのに、 出血前にこんなに痛くなるのは、あたくしの記憶が確かならば初潮から3ヶ月・・・・ 丁度15年前の11月以来である。
あの時、まだ出血がないのに物凄い激痛に見舞われ、 友人に肩を貸してもらわないことには、階段の昇降は勿論、廊下の往来すら ままならず、遂に保健室に運び込まれたのだ。 保健室に常勤しているのは、いつものんびりマイペースのおばちゃん先生。 ちょうど昼休みで、そこにはおサボリがてらの2つ年上のオトコの先輩が ベッドに寝転がって、くつろいでいた。 うちらの学年にはあまりいなかったけれど、2コ上くらいの先輩には オトコにもオンナにも、一目でそれとわかる、所謂「不良」みたいな人がいた。 このJ先輩(♂)も、うちらから見るとそんな感じの先輩だった。 この頃のあたくしは、まだ初潮を向かえてやっと3ヶ月。 オトコの前で堂々と「生理痛です。」 などとは口が裂けても言えないお年頃(爆笑)。 先生に、お腹のどのあたりが痛いとか、どういうふうに痛いとかを聞かれて それに素直に答えはしたものの、欲しい薬は胃薬や正露丸ではなく 「バファリン」だと自分でもわかっていたので、凄くもどかしい思いをしていた。 心中、これ正に・・・・
察してくれ!! 頼むっっ 先生!!
ってな感じだったのである。
しかし、この「のんびり・おっとり養護教諭」は、本当に文字通りの人だったので あたくしの心の叫びも虚しく、激痛から脂汗をタラタラと流し、 真っ青な顔で背中を丸めて、早く原因を察してくれないかと 祈祷したい気分だったのである。
すると、ベッドで寝転がっていたJ先輩(♂)が笑いながら言うのである。
「アレかぁ?」
あたくしは、もうどうにもならなくなっていたので(笑)、 この時、J先輩(♂)の助言がまるで神の声にも聞こえた(爆)。 恥ずかしいとか、そういうのも全部吹っ飛んでいて、
「は・・・・はい。アレです・・・・。」
と答えていた。 すると先生は、「なぁ〜んだ♪」みたいな顔をして、あっさり薬をくれて サボリ目的のJ先輩(♂)を退かせるとあたくしの為にベッドを空けてくれた。 30分くらい休むと、薬が効いてきたのか、痛みも多少は和らぎ、 普通に歩けるようになった。 その2〜3日後、ようやく本当に生理がきたのである。
ホッとしたのも束の間、あたくしは、いくらとっ散らかっていたとはいえ、 オンナの先生よりも先に、オトコの先輩に自分の生理状況を悟られたことが、 急に恥ずかしくなって、教室に戻るタイミングをどうしたものかと 更に頭を抱える始末になってしまったのである(爆)。
それから15年。 年を経るごとに、多少遅れたり、痛みが酷かったりと、 月経には色々と翻弄されてきたけれど、出血前にこんな痛みがくるのは アレ以来なのである。 いつもは、遅れようが何をしようが、大体出血が始まってから痛みがくるので、 決して「謎の痛み」にはならないようになっていた。
となると、明日は、「究極の2日目」ということになる( ̄∇ ̄;) ホント、「何もこんな日に来なくても・・・・」という感じではあるけれど 理由さえわかれば、なんてことはないのだ(笑)。
だけど・・・・恐ろしい。 最近、妙にイライラしていたのも、 他人に対して、ちょっとした思いやりや思慮が足らなかったのも 全部コイツのせいだとわかったものの、そうも精神的に振り回されるものなのか。 「生理のせいだった」というので少し安心したけど。 多少、下腹部や腰が痛くても、そうとわかれば乗り越えられそうで それが一番の安心だった。 15年も付き合っているのに、未だ謎が多いので困ってしまうけれど、 オンナって結局、そういうものなんだなぁ・・・・と奇妙な納得をしてしまった。 Mさん(某大病院勤務の看護婦)にだって、そういう日があるさ・・・・♪ と、自分にも他人にも優しくなれてしまう(爆)。
さて。話は全然飛びまして・・・・本日の表題にもあるように 本当に書きたかったことに移りたいと思います。
あたくしは、当初あんまり期待していなかったけれど 未だ視聴を続けている、木曜ドラマ「薔薇の十字架」。
昨日、そこでスゴいシーンを目撃してしまった。
主人公の三上博史が確実な不倫に走ろうとしていることでもなく、 あたくしの大好きな玉ちゃんが素敵♪とかいうことでもなく、 姑役の中尾ミエが更に凄い行動に出た・・・・とかでもなく、 子供だけ欲しい!と熱弁していた天海祐希の心が揺れ始めたとかでもない。
何と・・・・
今まで、いい嫁・いい妻を演じ続けてきた (女優としても、役の設定上としても) あの石田ゆり子が キッチンで舌打ちをしたのである。
これは、あたくしにとってはかなり衝撃的なシーンであった。 奇しくも、昨日の放送は第6回。丁度折り返し地点である。 あんまりにもドロリとした部分に、彼女が触れなさ過ぎるのが 不自然にも見えていたのだけど、これで納得がいった(爆)。 妊娠できない夫婦の妻の側が、薬を飲んでいたり、 夜な夜な庭に出ては縄跳びをするというシーンも、よく考えれば謎である。 薬も、最初は排卵を促すものかと思っていたけれど、そうとは限らない。 ひょっとしたら、彼女は子供が産めないのではなくて、 何らかの理由で子供を産みたくないのかもしれない。 中尾ミエが演ずる姑との小競り合いも、だんだん拍車がかかってきて、 今クールのドラマの中で、一挙手一投足が見逃せないポジションにいるのは 石田ゆり子、ただ1人である(爆笑)。 オンナっていう生き物は、コワイ。 それを演じる女優は、もっとコワイ。
この作品に関しては、ここにきてやっと、今後が凄く楽しみである。 (前置きが長すぎた・・・・( ̄∇ ̄;))
つまるところ・・・・。 オンナという生物学的でいうイキモノは結構厄介で、 社会的常識とか通念を取っ払ってしまうと、オトコの方が全然ラクチンなんだな と確信した1日なのでありました。
そういえば・・・・。 例の結婚相談所の数ある質問の中に「男は・・・・」「女は・・・・」とかいう 設問があった。社会生活上、どのようにあるべきか 選択式で答えさせる、強引な設問だった。
選択肢にあたくしの考えに近いものが1個もないので、馬鹿馬鹿しくなった。 「男は・・・・」という質問は「仕事」を中心にした選択肢ばかり。 「女は・・・・」という質問は「家庭」を中心にした選択肢ばかり。 こういう質問に、不自然さを感じることのない者同士が、結婚すればいい。 あたくしは生物学上では紛れのないオンナだけど、 たまにオトコになる。<社会通念上 そういう括りの人間は、自然と出会いも多い。 やっぱり、あの相談所に来店するのはよそうかと思う。
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