2002年11月15日(金)
石田ゆり子の舌打ち


ここ2〜3日、どうも様子がおかしかったのだ。
足の浮腫みがとれなかったり、ジャンクフードが無性に食べたくなったり、
それでなくとも食欲がいつもの倍くらいになったり、手足の冷えが酷くなったり。
オマケに、寝つきは悪いし、薬の効きも心なしかよろしくない様な気がする。


全部・・・・コイツの予兆だったのだ。






















午前中に目が覚めたのはいいが、布団から出られず・・・・。
未だリタリンが体に残っているのか?と諦めて二度寝。それから昼過ぎに起きた。
昼食にトーストの分厚いのを食べて、ちょっと便秘気味(失敬)だったので
一緒に激冷えのアイスカフェオレを飲み干した。



そしたら・・・・・・・・・・・・・・・・・






























激痛っ!!




























明らかに、胃腸の痛みとは違う、腰痛を伴なう痛み・・・・。
時期的にアレがくる日程ではある。
そんなことを考えていたら、下腹部に何やら噴火的なもよおしが・・・・(下品陳謝)
































嗚呼
やっぱり
( ̄∇ ̄;)





























あたくしの予想は見事に的中。
しかし、何もこんな日に、こんな激痛と一緒に到来しなくてもいいじゃないか。
いつも痛くなるのは、出血があってからなのに、
出血前にこんなに痛くなるのは、あたくしの記憶が確かならば初潮から3ヶ月・・・・
丁度15年前の11月以来である。


あの時、まだ出血がないのに物凄い激痛に見舞われ、
友人に肩を貸してもらわないことには、階段の昇降は勿論、廊下の往来すら
ままならず、遂に保健室に運び込まれたのだ。
保健室に常勤しているのは、いつものんびりマイペースのおばちゃん先生。
ちょうど昼休みで、そこにはおサボリがてらの2つ年上のオトコの先輩が
ベッドに寝転がって、くつろいでいた。
うちらの学年にはあまりいなかったけれど、2コ上くらいの先輩には
オトコにもオンナにも、一目でそれとわかる、所謂「不良」みたいな人がいた。
このJ先輩(♂)も、うちらから見るとそんな感じの先輩だった。
この頃のあたくしは、まだ初潮を向かえてやっと3ヶ月。
オトコの前で堂々と「生理痛です。」 などとは口が裂けても言えないお年頃(爆笑)。
先生に、お腹のどのあたりが痛いとか、どういうふうに痛いとかを聞かれて
それに素直に答えはしたものの、欲しい薬は胃薬や正露丸ではなく
「バファリン」だと自分でもわかっていたので、凄くもどかしい思いをしていた。
心中、これ正に・・・・































察してくれ!!
頼むっっ
先生!!































ってな感じだったのである。


しかし、この「のんびり・おっとり養護教諭」は、本当に文字通りの人だったので
あたくしの心の叫びも虚しく、激痛から脂汗をタラタラと流し、
真っ青な顔で背中を丸めて、早く原因を察してくれないかと
祈祷したい気分だったのである。


すると、ベッドで寝転がっていたJ先輩(♂)が笑いながら言うのである。



「アレかぁ?」



あたくしは、もうどうにもならなくなっていたので(笑)、
この時、J先輩(♂)の助言がまるで神の声にも聞こえた(爆)。
恥ずかしいとか、そういうのも全部吹っ飛んでいて、


「は・・・・はい。アレです・・・・。」



と答えていた。
すると先生は、「なぁ〜んだ♪」みたいな顔をして、あっさり薬をくれて
サボリ目的のJ先輩(♂)を退かせるとあたくしの為にベッドを空けてくれた。
30分くらい休むと、薬が効いてきたのか、痛みも多少は和らぎ、
普通に歩けるようになった。
その2〜3日後、ようやく本当に生理がきたのである。


ホッとしたのも束の間、あたくしは、いくらとっ散らかっていたとはいえ、
オンナの先生よりも先に、オトコの先輩に自分の生理状況を悟られたことが、
急に恥ずかしくなって、教室に戻るタイミングをどうしたものかと
更に頭を抱える始末になってしまったのである(爆)。





それから15年。
年を経るごとに、多少遅れたり、痛みが酷かったりと、
月経には色々と翻弄されてきたけれど、出血前にこんな痛みがくるのは
アレ以来なのである。
いつもは、遅れようが何をしようが、大体出血が始まってから痛みがくるので、
決して「謎の痛み」にはならないようになっていた。


となると、明日は、「究極の2日目」ということになる( ̄∇ ̄;)
ホント、「何もこんな日に来なくても・・・・」という感じではあるけれど
理由さえわかれば、なんてことはないのだ(笑)。


だけど・・・・恐ろしい。
最近、妙にイライラしていたのも、
他人に対して、ちょっとした思いやりや思慮が足らなかったのも
全部コイツのせいだとわかったものの、そうも精神的に振り回されるものなのか。
「生理のせいだった」というので少し安心したけど。
多少、下腹部や腰が痛くても、そうとわかれば乗り越えられそうで
それが一番の安心だった。
15年も付き合っているのに、未だ謎が多いので困ってしまうけれど、
オンナって結局、そういうものなんだなぁ・・・・と奇妙な納得をしてしまった。
Mさん(某大病院勤務の看護婦)にだって、そういう日があるさ・・・・♪
と、自分にも他人にも優しくなれてしまう(爆)。






さて。話は全然飛びまして・・・・本日の表題にもあるように
本当に書きたかったことに移りたいと思います。


あたくしは、当初あんまり期待していなかったけれど
未だ視聴を続けている、木曜ドラマ「薔薇の十字架」


昨日、そこでスゴいシーンを目撃してしまった。


主人公の三上博史が確実な不倫に走ろうとしていることでもなく、
あたくしの大好きな玉ちゃんが素敵♪とかいうことでもなく、
姑役の中尾ミエが更に凄い行動に出た・・・・とかでもなく、
子供だけ欲しい!と熱弁していた天海祐希の心が揺れ始めたとかでもない。


何と・・・・























今まで、いい嫁・いい妻を演じ続けてきた
(女優としても、役の設定上としても)
あの石田ゆり子が
キッチンで
舌打ちをしたのである。


































これは、あたくしにとってはかなり衝撃的なシーンであった。
奇しくも、昨日の放送は第6回。丁度折り返し地点である。
あんまりにもドロリとした部分に、彼女が触れなさ過ぎるのが
不自然にも見えていたのだけど、これで納得がいった(爆)。
妊娠できない夫婦の妻の側が、薬を飲んでいたり、
夜な夜な庭に出ては縄跳びをするというシーンも、よく考えれば謎である。
薬も、最初は排卵を促すものかと思っていたけれど、そうとは限らない。
ひょっとしたら、彼女は子供が産めないのではなくて、
何らかの理由で子供を産みたくないのかもしれない。
中尾ミエが演ずる姑との小競り合いも、だんだん拍車がかかってきて、
今クールのドラマの中で、一挙手一投足が見逃せないポジションにいるのは
石田ゆり子、ただ1人である(爆笑)。
オンナっていう生き物は、コワイ。
それを演じる女優は、もっとコワイ。


この作品に関しては、ここにきてやっと、今後が凄く楽しみである。
(前置きが長すぎた・・・・( ̄∇ ̄;))








つまるところ・・・・。
オンナという生物学的でいうイキモノは結構厄介で、
社会的常識とか通念を取っ払ってしまうと、オトコの方が全然ラクチンなんだな
と確信した1日なのでありました。


そういえば・・・・。
例の結婚相談所の数ある質問の中に「男は・・・・」「女は・・・・」とかいう
設問があった。社会生活上、どのようにあるべきか
選択式で答えさせる、強引な設問だった。

↑そう思いません??

選択肢にあたくしの考えに近いものが1個もないので、馬鹿馬鹿しくなった。
「男は・・・・」という質問は「仕事」を中心にした選択肢ばかり。
「女は・・・・」という質問は「家庭」を中心にした選択肢ばかり。
こういう質問に、不自然さを感じることのない者同士が、結婚すればいい。
あたくしは生物学上では紛れのないオンナだけど、
たまにオトコになる。<社会通念上
そういう括りの人間は、自然と出会いも多い。
やっぱり、あの相談所に来店するのはよそうかと思う。

あさみ


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