2002年11月11日(月)
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ダヴィンチに描いてもらったあたくしの顔 |
いつもいつも気になっていた場所があった。 片田舎のレジャーランド「カラフルタウン」に向かう途中にある 存在感満点の建物・・・・。 それは、 外観はすごく大きな建物なのだが、 窓という窓は全てミラーシートが張ってあり、 入り口らしきところは全てシャッターが降りているのだが、 何故か、駐車場を示すパトランプは点灯しており、 ちゃんとそこには車が何台か停まっているのだ。
看板にはでかでかと「ゲームファンタジア」。 どうやらゲーセンらしいことに間違いはなさそうなのだが、 本当に営業しているのかどうかという点で、いつも疑わしいのであった。 何故なら、この建物に入っていく人を 今まで何回も行き過ぎてはきたものの、1度たりとも見たことがなかったからだ。
この日。 あたくしとぷよ2は、前回のデートで、 地元のイタメシ屋のランチで手痛い目に遭っていたので、 「もう2度と来るかっ!!」宣言を掲げた。 開店当初はあんなに美味しかったのに、 素材も何も大したことがなくなってしまって、 オマケに店員の態度も、ちょっと気に食わない。
ランチくらいはいい気分で食べたいものだ。 そこの店の程度が、大体ランチでわかるというものだ。 ランチを食べて気に入った場合、 大抵、夜のコースなんかも利用するようになるんだし。 手痛い敗北を忘れるためにも、そのリヴェンジを果たすべく、 今日はちょっと郊外まで足を伸ばして、新しいイタメシ屋を開拓した。
ここがねっ!! 物凄く美味しいのよっっ!!
店も外装・内装、ALL、OK♪ 大体、トイレを見ればその店の程度がわかるのだけど、 トイレも綺麗にしてあった。 長く商売をやっている父親の影響と、 美味しいものを追及している人たちの中で育ったあたくしは、 「飲食店」に対する目がかなり厳しく、鋭くなってきていた。 そのあたくしを、とりあえず心一杯に満たし、いい気分にさせてくれる店は なかなか少ないのだけれど、ここは、料理以外の「店舗」としての在り様も なかなかどうして、きちんとしていたところだった。
価格設定もほどほどで、 パスタランチは1000円。 しかし、この1000円を侮ってはならない。「本日のパスタ」に加え、 パン、ドリンク、サラダ、デザートまでがついてきて、 そのどれもがかなり厳選された食材を使っていて、とても美味しいのだ。 あたくしらは、とりあえずパスタランチをそれぞれ頼み、 (あたくしは、イカと枝豆のトマトソース) (ぷよ2は、ほうれん草とベーコンのクリームソース) とっても充実したランチを満喫した。 今度から、イタリアンならここだわ・・・・と互いに目線で確認しながら(笑)。
このイタメシ屋は件の「ゲームファンタジア」のちょいと手前にある。 で、ランチですっかりいい気分になったあたくしら2人は 前々から気になって気になって仕方がなかった「ゲームファンタジア」を 探検してみよう♪ という気分になってしまったのである。
パーキングに車を入れたがはてさて、入り口がどこなのかさっぱりわからない。 ふと見ると、まだ奥に大きなパーキングスペースが。 そこに車を移動させて、ようやくわかった事実が・・・・。 何と・・・・猶にワンフロア100〜150坪以上はありそうなこのビルの入り口は 裏手にたった1つ( ̄∇ ̄;) 入ってみると、新旧問わずのゲーム機以外にビリヤードスペースまであった(1F) プリクラだけで20機くらいが置いてあり、入るや否や圧倒された。 察するに、このゲーセンは無認可のもぐりゲーセンらしく、 例えば、ナムコの「太鼓の達人3」も置いてあるけれど、 ナムコの直営店では、1ゲーム200円で2曲というのが基本なんだけど、 ここでは、1ゲーム100円、加えて3曲設定というサービスの良さ(笑)。 つまるところ、ナムコだけのゲーム機ではなく、セガもあれば、他の企業のもあり もう、新しいものも古いのもごちゃごちゃに色々並んでいるのだけど、 遊ぶ方にしてみれば、安いし、新旧色々と楽しめるので これに越したことはない。
色々とやり尽くしたところで、入り口に一番近いところに設置してあった プリクラまがいのある機種の前で立ち止まる。 ポートレートを撮影した後に、4人の画家の中からセレクトして その画家のタッチでA4サイズの自画像を印刷してくれるという変わり種だった。 面白いのでやってみることにする。
撮影は普通のプリクラというよりも、証明写真を撮るのに近い。 なかなか枠の中に自分の顔が納まってくれなくて苦労したものの、何とかして 撮影を終える。 で、次は画家を選ぶのだが・・・・。 ミケランジェロ、ダヴィンチ、あとゴッホに・・・・誰だったかな?? 本当に聞けばすぐにわかる有名画家たちの名前が並ぶ。 あたくしは、無難なタッチのダヴィンチを選んだ。 これがねぇ・・・・街角で似顔絵描きの人に書いてもらうよりも 味があって、つまりは写真をそのまま鉛筆や木炭画に加工しているわけだから 絶対にそっくり(爆)。 PCのお絵かきソフトにもよく、油絵加工とか鉛筆画加工とか 色々とオプションが付いているのがあるでしょう?? あれをアーケード版にしたような感じ。 で、実際に印刷されて出てくるのは、鉛筆画が綺麗に出そうな感じの 表面が粗めのケント紙(A4サイズ)。<残念ながらシールにはなっていない。 裏を見ると「ATLUS」とか書いてあって、ちょっと笑えるんだけど。 「ATLUS」と言えば、プリクラの元祖。 そうか・・・・こんなことにも手を出していたか(なるほど)とちょっと感心する。 この撮影機の名前は「PORTRAIT STUDIO」。 ビックリ機能なのは、スキャナ機能がついていることだ。 昨今はPCやデジカメもかなり普及してしまったので、 お役御免になってしまったのかもしれないけれど、 昔、普通のカメラで撮影して写真屋さんで現像・プリントしてもらった写真を スキャニングして、それを元にペイントしてくれるというのだから、 発想としては面白い。 多分、この「PORTRAIT STUDIO」が世に出るのとリンクして デジカメやスキャナが価格破壊を起こして、家庭に入ってきやすくなったので 売れなかったのかもしれないけれど、 プリントアウトされて出てきたものは、家庭で作成するものよりも いくらか味もあって面白いと思うのだが・・・・。 1回300円というのもまぁ、妥当な値段だと思うし。 街のどこかで見つけたら、皆さん、1回やってみて♪ 面白いから♪
ただ・・・・ この日のあたくしは見事なすっぴん( ̄∇ ̄;) しかし、出来上がってきた絵を見ながらあたくしは、いいことを思いついた。 今度はメイクをバッチリしてきてもう1回、これに挑戦してやろう♪ そして・・・・・・・・・
嗚呼。あたくしは徹底的におバカちゃん♪ 2002年版を見て、腰を抜かした連中を、今年ももう一度ハメてやりたい 衝動で満ち充ちている(爆)。 だったら、何も出かけることなく、家で全部出来るんじゃないか・・・・? というツッコミは置いといて(爆)
本当は、Hiroさん(顔面加工人)のところに押しかけて、 思いっきり加工したのを使いたい気持ちでいっぱいなんだから(苦笑)。 (お金がないの・・・・) (ねぇ、Hiroさん、1ポーズだけだとおいくら??) (こうなったら生前遺影コースでもいいわ(爆笑)) そうなのだ・・・・ダヴィンチはあたくしを痩せさせてはくれない。 Hiroさんはそれが出来るから、素晴らしい♪♪
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