久々に番組批評でもしてみようかしら♪なぁ〜んていっても、この中途半端な時期、あたくしの心を揺り動かしつづける番組といったら、特撮以外に存在しません( ̄^ ̄)「渡る世間〜」の長きに渡る日常のゴタゴタを、端からあぁだこぅだと申し述べてもつまらないしね。あれはもう別格・・・・っていうか、批評すべき番組ではない(爆)今週も、張り切って視聴しました。忍風戦隊ハリケンジャーと、仮面ライダー龍騎。もう、ここらはセットです。今週はですね、色んな事に気づきましたわ。しかも、結構大事なこと(高々特撮だろう?)。それは・・・・・・本来、果たすべき目的(敵を倒す)(龍騎の場合は、また様々)を果たさないでいると、ヒーローって、結構マヌケで面白いのね♪その昔、「トレンディ特撮」などと異名をとった鳥人戦隊ジェットマン。この番組は、子供よりも一緒に見ているママたちを虜にした、異色な戦隊モノなのである。無論、倒すべきワル者はいるんだけど、話の本筋がモロに戦隊の中で勃発した、三角関係の行方(爆)。ジェットマンはレッド、ブラック、イエロー(以上♂)、ブルー、ホワイト(以上♀)の5人組。女の子の設定に結構無理があって、ブルーの方が高校生、ホワイトに至ってはお金持ちのお嬢様でおっとりしている・・・・などと、そもそもあんまり正義の味方っぽくない(笑)。その上で、三角関係が勃発するのである。ありえる?? ・・・・あたくしの中ではあんまりありえない(爆)。しかも、その恋に落ちちゃうのが、リーダーでもあるレッドに惚れる、おっとりしているはずのホワイト、その彼女に惚れちゃう一匹狼系のブラック・・・・もうハチャメチャなのである(爆)。オマケに、敵方のオンナ幹部は、レッドの元恋人が改造されたなんていう設定になっていて、正確に言うと、自分の元恋人と戦わなければならない苦悩の戦士であるレッドにコロリとホワイトがやられちゃったわけで(笑)。<含・同情?そして、このブラックが結構強引で、世間知らずなお嬢様のホワイトを、かなり無理矢理なやり方で口説いたりする(爆)。子供向けの番組ではやっちゃいけないこともしたりする(爆爆)。まぁ、子供向け特撮番組というよりは、ただ単に夕方に枠を移してきた昼メロみたいな感じだった。この番組のオチは結構簡単で、レッドとホワイトが結婚する・・・・という安っぽい終わり方なんだけど、何でここまで語り草にされているかというと・・・・地球に平和が訪れて、もう戦う必要もなくなったジェットマンたち。あんなに強かったジェットマン。なのに。レッドとホワイトの結婚式に渋々ながら花を片手に出席しようとするブラックが、その道行きで「ただの通り魔」に刺されて死んでしまうという、とんでもないやり方だったのだ。ブラックの遠のく意識のその先には、自分の惚れた女が純白のドレスを着ていて、その隣には、自分にとって恋に於いても実務においてもライバルで、とうとう負けを認めざるを得なかった男が笑顔で立っていてライスシャワーを浴びている。( ̄∇ ̄;)戦隊史上、後にも先にも、このようなおマヌケ且つ、ドロドロした顛末を迎えたのは彼が最初で最後だ(爆笑)。何せ、最終回ゆえ、幸せになったあの2人はともかく、ブラックのその後は誰も触れられない。死んだのか、それとも何らかのカタチで生き延びたのか、それは視聴者の取り様だが、あんまりの結末に思わず呆れて、開いた口が塞がらなかった。ちなみに、ブラックを演じていた、若松俊秀という俳優さんのことが、あたくしはしばらく大好きで、同じ事務所のオーディションでも受けようかしらと、高校時代、本気で考えていた。・・・・ジェットマンは高校時代の正義の味方でした。バレちゃいました ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ話が大分、横道に逸れてしまいましたが、本日放送分のハリケンジャーと龍騎に、あたくしは同じことを感じたのであります。まず、ハリケンジャー。本日、こいつらは大して戦っていません。全部ゴウライジャーとシュリケンジャーが片付けてくれて、オマケにブルーは恋に感けている有様。ゴウライジャーもゴウライジャーで、今週からオープニングでも大々的に紹介されるようになったというのに、奇妙な兄弟愛でマヌケな恋愛劇の応援をしているしで、全くもって本末転倒( ̄∇ ̄;)シュリケンジャーという謎の新キャラが出てきたおかげで、本来の仕事が減ったのか(笑)。更に、更に。お父さんたちには嬉しい、フラビージョ&ウェンディーヌの2大ビキニ堂々披露。敵も侮れない(爆)。これを見た若いお父さんたちは、何となく子供にせがまれて、劇場版のハリケンジャーを見たい♪という言葉に「仕方ねぇな・・・・」と連れて行くこと間違いナシ(爆笑)。昨日付けで全国一斉ロードショーになった映画の宣伝効果も抜群に、本日の放送は終了していった。まぁ、あたくしといたしましては、今回の終わり方からして、一鍬(クワガライジャー)が、マジで七海(ハリケンブルー)に惚れねぇかな・・・・(-。-) ボソッ と、どうでもいい期待を寄せるのでありました。(バーカ)で、続きで、龍騎見るじゃん?つい先週まで、かなりなところまで追い詰められていたライダーたちが、あれよあれよという間に、結託。しかも女がらみ(爆)。ここもかよっ!!あの弁護士ライダーは、マジで令子に惚れているらしく、病気で体が結構ボロボロになっているだろう設定なのに、惚れた女には結構マメで、吾郎ちゃん遣わせて花束なんか贈っちゃったりなんかして(爆笑)。そういえば、今日初めて、吾郎ちゃんがケラケラ笑うシーンを見たなぁ。いっつも無表情なので妙に新鮮。そして、本日は奇妙なほどに消え物(食事)シーンが多かった。ライダー同士が食事をするシーンだけで2回、お見合いシーンで2回、本日の登場人物が奇妙な多国籍料理店で食事をするので1回、OREジャーナル内でアイスを食うシーンで1回、この他に令子さんは何かパンをかじっていたし・・・・考えてみると、この番組は特撮のわりにはかなりの消え物を使っているはずだ。弁護士ライダー・北岡は、いっつも吾郎ちゃんのグルメ手料理を食べている印象があるし、アギトの線を引きずっているような気がしないでもないけれど、普通のドラマなんかよりも「食う」シーンが多い。消え物を扱う時は、きちんと役作りをしておかないと、役者本人のクセとかがモロに出るので気をつけて頂きたいところなのだけれど、逆に本日の放送でキャラが巧く定着していた気がする。凄い。そんなふうだったので、これからも龍騎ではどんどん消え物シーンが出ると良いなぁ・・・・と願って止みません。昔々、秘密戦隊ゴレンジャーで、変身前のアカレンジャーがリンゴを食べるシーンがあったのを鮮明に覚えている。どうしてそんな昔の、どうでもいいシーンを覚えているかというと、彼はなんと1個のリンゴをたったの3クチで食いきって、草むらにポイッと捨てたのである。この豪快さが印象的で、以後、あたくしの中で「リンゴを3クチで食べる男」というのにはかなりの豪快さを感じていた。アオレンジャーが割とスマートでキザな感じで、キレンジャーはただの大食い(カレー大好き)で、ミドレンジャーはハンサムな感じで・・・・と、それぞれに個性みたいなものがある中、リーダーとして何を推していくかというのが、あのリンゴ1個でありありと演出されているのは、今にして思うとかなり見事だと思った。でも!!アカレンジャーも龍騎たちも、そしてハリケンジャーもジェットマンもそれって本業とは全く関係ないんだよね( ̄∇ ̄;) 必殺ワザとか、武器とか、そういうのと全然関係のないところで、キャラがたってるんだよね。マヌケだけど必要なことなんだなぁと、しみじみ感じちゃったじゃないの(笑)。┐( ̄∇ ̄)┌オホホ