読めます?
「しつけ」といいます。
身体を美しくすると書いて「しつけ」。
これは、日本で出来た当て字ともいえる漢字で、中国には存在しない。
さて、本日。
あたくしとぷよ2ちゃんは、予てからの計画を実行。
「体力の続く限りバドミントン」
おデート♪
これが思いの他、楽しくて、凡そ3時間ほど(200円で)ハマって遊んでしまった。
とはいえ、あたくしは紛いなりにも元・バドミントン部。
ハマれば、とてつもない威力を発揮します(必要の有無関係なく)(爆)。
とにかく、ぷよ2ちゃんに指導しつつ、
楽しくシャトルを追った1日でした。
そいでもって、自分の身体が軽くなったことをここでまた再実感するのである。
前回、ネットを挟んで乱打をしたのは、19の頃なので、
およそ8年ぶりということなのだが、
当時のあたくしの体重は、今より15kgくらい重くて、
中学の時のようには動けないものだな・・・・と半ば諦めてもいたのである。
ところが。
本日、改めてラケットを握り、乱打を開始すると
どうでしょう、コレ。意外と動ける事に気づいたんですわ。
今は、バドミントン現役時代の時と比べても、4〜5kg痩せているわけである。
単純に考えると、体中に分散するように、
今のあたくしに4〜5kgの錘がくっついているのと同じなわけである。
無論、筋肉や持久力が明らかに減退しているのは、コレ年齢のせい(爆)。
それを差し引いても、明らかに大学時代よりかは軽やかに動けているのである。
まぁ、びっくり。
とても8年ぶりにラケットを握ったとは思えないほど・・・・(自画自賛)(笑)
もっとびっくりしたのは、現役当時はパワーで押し捲る「ノーコン野郎」だった
このあたくしが、ぷよ2ちゃん指導にあたって、
とてつもなく正確なコントロールを発揮したのである。
あたくし的には、自分のバドミントン歴において、これほどの珍事はかつてなかった。
え・・・・?
ひょっとして、あたくしってば巧いの??
( ̄¬ ̄*) 〜♪
巧いワケ無かろう・・・・(-。-) ボソッ
所詮、3回戦まで行ければ、ラッキー♪ラッキー♪の現役時代だったんだから。
でもまぁ、久々にしては上出来だったわ ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
週に1度でもダンスとかで汗を流すようになっていたから
まだ何とかなっていたのかもしれない。
これがもし、本当の本当に「いきなり」の「体力勝負」だったら、
今頃、こうして日記など書いていられない(爆)。
実際、ぷよ2ちゃんはかなりバテバテの模様で、
腕がぷるぷるすると訴えていた。
あたくしも、本来の利き腕、左腕が少し張っている。
3時間も打ち続ければ、当たり前か。
さて、本日の題名が「躾」であることを忘れそうでした。
あたくしには、結婚の条件にある1つの「譲れないポイント」というのがある。
それは・・・・。
お箸が正しく持てる人
これを満たしていなければ、絶対に結婚相手として認めないと、
あたくしは随分前から、思い、企んでいた。
何故なら、あたくし自身が正しくお箸を持つ事が出来ないからだ。
いや、自慢できた話ではなく、ここに書くのも憚られるくらいに恥ずかしい事実。
でも、結婚し、その後、子供が出来て、いざ躾をする段になったら、
あたくしは、その子に「正しいお箸の持ち方」を教えることができない
情けない母親になってしまうのは、最早、修正不可能な未来( ̄∇ ̄;)
だからこそ、自分と結婚し、自分の子供の父親になる人は
正しく美しいお箸の持ち方を出来る人でなくてはならない・・・・そんなふうに
自分の「恥」を捻じ曲げた上での
奇天烈な妄想を馳せるようになってしまったのである(苦笑)。
ちなみにあたくしは、鉛筆(ペン)も正しく持つことが出来ません。
でも、あたくしにとって、これは「アート」に近い・・・・というか、そのものなので
ペンを持つ事、イコール、絵筆を持つ事と同じなわけで。
どんな持ち方をしようと、いいモノが書ければそれで良し。
そう認識している。
しかし、さすがに人前に出て署名、執筆の段になると、
これがまた、恥ずかしい。
だから努力して矯正し、正しく持って、普通の文字を書けるようにはなった。
が・・・・インスピレーション頼りに何かを書き付けるとなると、
未だに、持ち方などは構っていられない。
あたくしが正しくペンを持つ時は、誰かにじっくりと注目されている時以外は
ほぼありえません。( ̄∇ ̄;)
そんな矢先。
「100% キャイ〜ン」だったかなぁ・・・・。
番組の中で「大人からでも出来る、正しい箸の持ち方講座」
みたいなのがやっていて
あたくしは、いつもは見ないこの番組を、食い入るように見つめていたのであった。
これまでも何度となく、箸の持ち方を矯正しようと挑戦したものの、
悉く玉砕・・・・。
イライラしてきて、食事どころではなくなってしまうのである。
無論、形くらいは何とか出来るようになった・・・・という事実もあるが、
やはりこれは実践用ではなく、
例えば、芝居で消え物(食べ物や飲み物。その場でなくなってしまう物等)を
扱う時くらいにしか登場しない「見映え重視」の型でしかない。
「恥」をなるべく上手く隠すための・・・・。
だが、この番組を見ていたら、何となく自分にもできるんじゃないかなぁ、
そう思えてきたのである。
目下、親に隠れて、密かに練習中(爆)。
食事の時も、それとなく実戦してみたりしている。
いい大人なんだから、ブチキレることなく、黙々と食事(笑)。
まだまだ、美しく食べることは出来ないけれど、
どうしてそうなのか、という「理由」みたいなものはあの番組のおかげで
ハッキリしたので、その根本を矯正すべく努力中。・・・・というわけなのである。
ダンスや他のスポーツをしていて、いつも思うのは、
やはり、上手な人やレベルが高い人は、姿が美しい。
身体の線がそれに適応して、のびのびとするその姿は、装飾品以上の効果がある。
逆に、上手にお洒落をしてセンス好く着飾り、美しく立ち振る舞っているつもりでも
食事の段になって、箸の持ち方がおかしいと、それだけで印象が悪くなる。
嗚呼。
自分もこんなふうに他人から見られているのか・・・・というのに気づいた時は
もう結構いい年齢で、
アルバイトとなると水商売系ばかりだったから、
必然的に「他人」との食事の回数も増える(同伴とかで)。
食事の度にイメージダウン・・・・何だかそれだけで気が重くなったりもした(苦笑)。
なるべく、フォークとナイフの店が良いなぁ、とか(爆)。
人一倍、お里が知れるのを嫌うあたくしは、
筋違いな方法で以って、いつも自分の「恥」を隠そうとしていた。
そして、いつも思っていた。
・・・・このままではいけない。
と。
バドミントンを終えてから、初めて入るラーメン屋さんで、痙攣寸前の右手で以って
ラーメンを啜るぷよ2ちゃんを見る。
嗚呼、この人はちゃんとお箸が持てる人なんだわ・・・・。
しみじみ、そう感じた。
あたくしは、ラケットやボールは左で持ったり打ったりするものの、
お箸とペンだけは右で持つ。
久々の運動後でも、大概、食事や執筆に支障が出ない便利な身体機能をしている。
(ちなみに鋏は左。包丁は右。)
(カッターナイフやホッチキスは、左右両方同じように使える。)
(楽器はほぼ右利き。ギター、琴も右利き用のモノで大丈夫だった。)
自分も、ラケットを持っていた方の腕は、かなりキテいたが、
お箸は右手で持つので、違和感無く食べていた。
だけど、別な違和感はある。
あたくしは、未だ、正しくお箸を持てない(目下努力中・・・・)。
でも、思うところがある。
この問題は、「ニワトリと卵」みたいなものだと。
今後、「躾」に関しては折に触れて語っていきたいとも思っています。
ぷよ2ちゃんがきちんとお箸を持てる人で良かった。
この人のおかげで、あたくしも少しは清められるかもしれない。
自分を育ててくれた親のためにも、
自分のためにも、
そして、多分きっとこれから生まれてきて、
あたくしに育てられるであろう子供のためにも、
あたくしは心身ともに、健やかでありたいな・・・・そう思うのです。