小学生の作文のようなタイトル・・・・( ̄∇ ̄;)
えぇ・・・・でも、ちゃんと考えなくちゃならないな、と思わざるを得ない事態が
起きたということを記念(?)して、本日もアサミンジャーは疾走します。
以前よりPMSの症状の重さに苦悶していたあたくし・・・・。
先日、今年最初の月経も済んだので、さて・・・・と考えたことがあった。
予てから、自分の月経周期と経血量、その他諸々、これは問題があるのかもしれない
と考えていた矢先、TVで丁度、「無排卵月経」「子宮筋腫」について
特集がやっているのを見て、ドキリとさせられたのである。
思い当たるフシだらけ
奇しくも、生理が終わった直後くらいから、どうも局所が炎症を起こしているみたいで
痛いというか痒いというか・・・・。
婦人科にはあまり良い思い出はないけど、
これを機に医者に診断を仰いでみることにした。
オーアエがいるあのでっかい病院には勿論、産婦人科もちゃんとある。
別の所にいってみようとも思ったが、
同じ病院内にカルテが存在した方が何かとこちらも便利だろうなと思い直し、
でっかい病院の産婦人科へ・・・・。
思いのほか、年配の女性の外来が多い。
きっと、更年期障害やガン検診の人たちだな、と思い直す。
産科はうちの地元にも、まるでリゾートホテルのようにきれいなところが
乱立しているので、若いお母さんたちは皆、そういうところで産むらしい。
あたくしの同級生も、昨今、妊娠・出産の報告が相次いでいて、
どこで産むのかと聞けば、不思議なほどにほとんどが、
そのリゾートホテル系産院なのである。
ま、確かに。
お産は病気じゃないんだから、病院というのもそもそも奇妙な話である。
産科はそれこそ出生率が低下しているものの、年々サービスが向上しているらしい。
あたくしはまだお世話になったことがないので、詳しいことは知らないけれど
とにかく、病院というよりもリゾートホテルっぽいらしいことは聞いた。
さて。
初診なので待つことは覚悟したが、それほどでもなく中に通される。
で、症状の説明。
で、触診台(脳裏では、罰ゲーム的BGMが流れる)。
ホント、やだね。触診台って。
屈辱的というか、なんというか。
ピンク色して、清潔感はあるんだけど、
恐ろしく威圧的で、脚を乗っけるとこちらは無抵抗。
しかも。
医者はオトコ・・・
自分では診察行程が見えないので、感触で説明いたします。
まず、何か液体を局所にぶっ掛けられる。
しみるんだ、コレが。
多分、炎症を起こしていたからなのかもしれないけど。
その後、徐に、何かぶっさされた( ̄∇ ̄;)
いきなりである。
それでなくても、さっきの液体の時点で痛いのに、
ぶっ刺した上、中でぐりぐり動かすのである。
痛い・・・・痛いってば。
「力、抜いてくださいね〜。」
ドクター。そうは言うけど痛いんだもん、力、入るって( ̄∇ ̄;)
ぶっ刺したまま、下腹部を数ヶ所押される。
右側が鈍く痛む。
同じ位置の左側は全然平気なのに、右側だけが痛い。
数回、何かを刺されたり、抜かれたりして、
5分程度で触診終了。
地獄からの解放・・・・。
さて。
まずは炎症の原因である。
とんでもない素早さで、結果が出た。
「カビですねぇ。」
「カ、カビっっ??? ですかっ????」
「いや、女性には案外多いんだよ。膣内にカビが繁殖してます。」
「( ̄∇ ̄;) はぁ、そうなんですかぁ。」
「塗り薬と、経膣剤ですぐ治りますから♪」
ついでだから、ガン検診しとく?と言われ、モノのついでにそれも頼んでおく。
こっちは、1週間くらいで結果が出るらしい。
見たところ、卵巣も子宮も特に異常はないらしい。
が・・・・。
あたくしにはもう1つ、大きな問題があるのだ。
PMSである。
「鬱症状がひどくなったり、浮腫んだりして・・・・
それに、昨年も結局数えたら9回しか生理来てないし。」
「あら素晴らしい♪
フツーの人たちは年に12〜13回もあるんだから、ラッキーじゃん♪」
「でも、その分、症状が濃縮されてるというか・・・・。とにかく生理前は悲惨なんです。」
「あぁ、更年期障害みたいな症状が出てくるんだよね。
あんまり注目されないんだけど、そういうので苦しんでいる人、沢山いるから。」
「それで今、(まぁ色んな理由で)精神神経科にもお世話になってるんですけど・・・・。」
「だったらさぁ・・・・経口ピル、試してみる?」
もう、これ以上薬はごめんである。
ピルと聞いた瞬間、あたくしの表情は明らかに引きつりました。
今、服用している薬の名前を列挙して、
月経中と月経前を合わせると、ほぼ1年中大変なんですと訴えた。
すると・・・・。
「コレは、まぁ一般的に言う避妊薬なんだけどね。
コレでホルモンバランスを整えるわけよ。
そうすると、月に1回、無排卵だけど必ず生理が来るようになる。
ホルモンバランスが整うと、生理痛も和らぐから、
まずロキソニンが要らなくなるでしょ。
多分そうやってリズムが整うと、健康的によく眠れるようにもなるから、
アモバン、レンドルミン、ロヒプノールも不要。
ホルモンバランスがもたらす情緒不安定からも解放されるわけだから、
デパスやコンスタンも要らないね。
いつ生理が来るかわからないなんてコトもなくなるわけだから、
色んな予定も立てやすくなるし、
一石二鳥どころか、いいコトずくめだよ♪」
ただ、保険の効かない薬だと、ドクターは言った。
(名前、しっかり見てこればよかった。かなりキャラが濃い(爆)。オーアエ並み。)
それでも1シート(1ヵ月分)2500円程度だと言っていた。安い。
今、飲んでいる薬は保険がきくけれど、
それでも月に2回、診察料を合わせると5〜6000円はかかる。
保険が効かない薬だから、3ヶ月分くらいを一括投与することも可能ということで、
今の状況に比べれば経済的でもあるし、
ホルモンバランスが崩れるところから来る鬱ならば、
根本治療としても、こちらの方が有効だとも言われた。
いざ、妊娠したくなったら、薬を止めるだけでいいらしい。
副作用も、論うほどのものはないらしい。
とりあえず、今日のところはその薬の概要を書いたものを頂き、
すぐさまオーアエのところに飛んでいって、
処方の相談を次回の婦人科診察の前に繰り上げてもらうべく予約を取り直した。
こういう時、でっかい病院で一括に診察してもらうというのは便利だ。
別のメンタルクリニックだったり、産婦人科医院にそれぞれかかっていたら
こうはいかない。
加えていうなら、精神神経科と産婦人科は同じフロアにあるので
あたくし的に限って、とんでもなく便利(爆)。
とにかく、本日は、炎症を治すための経膣剤と塗り薬だけ貰って、
平和的に帰還した。
帰って、母・サヨコにも経口ピルのことを相談する。
仮にも避妊薬だから、今後のこともあるし・・・・(何があるというのだ( ̄∇ ̄;))
認可が下りてそんなに経ってない薬だし、そういう理由であたくし自身が不安だし。
すると、サヨコは諸手を挙げて大賛成した。
経済的状況よりも、通院回数よりも、
とにかくあたくしの体調が少しでも良くなるのなら・・・・と。
嬉しかった。
夏場に幽霊みたいな状態になってフラフラのフワフワになっているのは
本当に見ていられない。
その薬で、部分的に少しでも良くなるのならやってみたら。
母・サヨコはそう言って、婦人科ドクターの提案した投薬に賛成してくれたのである。
あたくしのビョーキの本当の根源は、未だもって解明されていない。
まだまだオーアエにもお世話にならなければならないかもしれない。
それでも、少しずつでも肉体的な症状が回復するのならば
願ったり叶ったりだ。
奇妙なカビのおかげで、思わぬ突破口が選択肢として提出された。
これから、本当の闘いが始まるのかもしれない。
何せ、経口ピルを飲んでいる間は、絶対に近い値で妊娠しないのだから。
あたくしが本当の女性としての人生を歩みだすのは、
もう少し先になる。
ひとすじの光を見出したけれど、これから、まだまだ道程は長く、険しそうだ。
でも、頑張る。頑張ろうと思う。
しかし、どうしてあのでっかい病院は、こう、オモロイ先生ばっかりなんだろ。
たまたま、あたくしの巡りあわせがこうだっただけなんだろうか?(爆)