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奴隷としての将来を描くのに、つい、昔を振り返ってしまうという話の続きです。
私はずっと主従関係に、戸惑いや葛藤、劣等感、そして抵抗感などがありました。 それは、「なぜこんなにも、惹かれ、しっくりくるのか?」という理由を見つけられなかったからです。 今なら、理由なんて探す必要がないと分かるんですけど。 理屈で自分を納得させたかったんですね。 それが、時間を積み重ねていくと、これからも主に、専属奴隷として認められ続けて頂きたいし、その為には慢心してはならないと思うようになりました。 今はまだ、将来を考えると、奴隷の人生を取るのか、普通の人生を取るのか、揺れ惑います。 「どちらかを選択する」という発想がナンセンスだと分かっているんですが、つい、どちらかを選ぶと、より、楽に生きられそうに思えるんです。 私、楽に生きていきたいから。 選択を迫られる時がきたら、どうしよう。 そんな不安がよぎるんですね。 でも、主との主従を積み重ねて、初めて、体と心が一致する幸せを味わうようになったので、もう、昔には戻りたくないのです。 家族関係も、主従関係も、時が経つにつれて変化するし、私の気持ちも変化する。 だから、考えても仕方ないやって思うんですけど。 それなのに最近、結婚生活の辛かった思い出ばかり浮かんできて、哀しくなります。 私って了見狭い人間だなって。 楽しいことばかり思い出す人生にしたいのにな。 結婚生活も楽しいことがあったはずなのになって。 |
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