北海道で母と暮らす紗枝の夢は、海外で働くこと。 幼い頃に病死した父が庭先に植えたハナミズキの木に見守られ、高校生に成長した紗枝は、東京の大学を目指して勉強に励んでいた。 そんなある日、彼女は父の跡を継いで漁師になろうとしている康平と出会い、恋に落ちる。 離ればなれになる不安を抱えながらも、紗枝を応援する康平。 紗枝は見事、大学に合格するが、2人は遠距離恋愛になってしまう。 康平の不安と寂しさが募る中、紗枝は大学で同じ夢を持つ先輩の北見と出会い。。。
「君と好きな人が100年続きますように」なんてサブタイトルがついているくらいだから、結末がどうなるかは予想が出来たし、実際に予想どおりになったけど、北海道の景色も美しくて、前半部分はなかなか良かったかなぁと思いました。
高校生の2人の恋愛がとても上手に描かれていたと思う。
ただ、最初から最後まで、なんとなーく『北の国から』と『白線流し』を足して割ったよう感じ…という印象がとれなくて…。
特に、北海道の電車のシーンは、『北の国から』中嶋朋子と緒方直人のシーンとかぶるかぶる! 一青窈の歌じゃなくて、「さだまさしだよ!ここ」って感じでした。 (個人的には、改めて『北の国から』のクオリティ高さに感心した)
主人公が大学4年生になった頃から、展開が猛スピードで進んでいき、ラストに突入だったので、「こんなに単純に終わっちゃうのかな」と思ったけど、まぁ、時間制限がある映画では仕方が無いですね…。
悲恋モノを好む私としては、あまり好きなラストではなかったけど、ところどころでグッとくるシーンも多かったし、主人公の2人を含め、キャスト全員が好演でした。
特に、母親役の薬師丸ひろ子が良かったな〜。
♪BGM♪〜『のだめカンタービレ最終楽章』サントラ
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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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