1961年。 ロンドン郊外で両親と暮らす16歳のジェニーは、オックスフォード大学入学を目指して勉強に励んでいた。 ある雨の日、ジェニーはデイヴィッドという大人の男性と出会い、音楽会や食事に誘われる。 ジェニーの両親をうまく説得し、彼女を連れ出したデイヴィッドは、友人のダニーとその恋人ヘレンらと引き合わせ、ジェニーに大人の世界を教えて行く。 だんだんと彼への恋を募らせていくジェニーだが、学校で噂になり。。。
この作品の原題は『An Education』(教育)ですが、「学校の勉強も人生勉強も、どちらもやっぱり大切」というのが丸くおさまったような作品でした。
学校からの帰り道、「チェロが濡れちゃうから」なんて声をかけられて、ホイホイついていくのはどうかと思うけど、高校生の女の子がお金持ちの年上男性と知り合って可愛がってもらったら、夢中になるのは自然な流れ。
学校と遊びの対比、ジェニーの変化がよくあらわれていて、キャリー・マリガンはとても魅力的でした。
高校生じゃなくても、あんな楽しい経験ができたら夢中になるわ(笑)。
主人公の2人にスポットが当たりますが、私は、オリヴィア・ウィリアムズ演じる、ジェニーが通う学校の先生:スタップス先生との絡みが凄く印象に残りました。
「ケンブリッジ大学を出ても、たかが高校の先生」と啖呵切ったジェニーが、先生のおうちを訪ねて行ったら、とてもステキなお部屋と空間で、自分が想像していたよりも(先生が)ステキな暮らしをしていた事を初めて知ります。
ラスト付近の、このシーンは、ジェニーが本当に自分自身に気付いた良いシーンでした。
キャリー・マリガン、撮影時22歳だったそうで(現在は25歳)…イギリス人のわりに若く見えるねぇ〜。
♪BGM♪〜『のだめカンタービレ最終楽章』サントラ
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『SEX AND THE CITY 2』
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